旦那の母親。自分の母親。そして自分の老後。
旦那の母親は86歳。
車で45分くらいのところに独り暮らし。
体はいたって元気そのもの。
ただ記憶力に問題が出てきている。
痴呆とまではいかないのか・・・
自分が思うに、痴呆症状が出ていると思う。
でも他人は口を出せない問題。
月に何度か旦那は呼ばれて行っているけど
帰ってきたら機嫌が悪い。
自分の親が変わってしまうのを
受け止めるのは勇気がいること。
でもそれだけではない。
今までの関係が現在の気持ちのほとんどを
占めている。
近しくなく、ほとんど愛された記憶もなく
自分が否定され続けた記憶が残っている。
でも親は元気・・・。
親が元気なんて自分からしたら羨ましい。
親が元気だったら、何をしていただろう。
一緒に買い物して、旅行して、ランチして
実家に入り浸っていたかも。
って良いことばかり想像するのは
もういないから。
いないから悪いことも、介護のことも
想像なんてしない。
66歳の母のままだから。
生きていたら88歳?
介護の問題になっていたら
どうなってたんだろう。
悪態ついたり、酷いこと言ったりしたかも。
大好きな母にそんなことするわけない。
・・・って言いきれない。
介護…される側になることの怖さを
考える年齢になって、
自分の終末をいかに迎えるか、
自分は自分の問題として向き合う。
旦那の介護?これも考え始めると
どんどん辛くなる。
旦那は長生き家系だし。
今は老後っていうより、ちまちま働き続けて
ピンピンコロリ
やっぱりコレだわ。
引き止めなく、あっさりと逝く。
望んでも叶うわけではないけどー。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?