grandbouquet_2020

日々のあれこれ。 日常のできごとを綴ろうと思います。

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最近の記事

野菜と一緒に届く生産者の方の思い

土曜日の朝。 北八ヶ岳からお野菜が届く。 箱いっぱいに丁寧に詰められたお野菜は、まだ食べないうちから私に元気をくれる。 その新鮮で瑞々しい野菜たちは作り手の気持ちも運んできてくれる。 顔が見える買い物。 実際には顔は見えないけれど、生産者の方が送ってくださるお野菜からは優しさと愛情が十二分に伝わってくる。 こうやって直接お野菜を買えることは幸せだなとしみじみ思う。 はじめて食べるお野菜はおすすめレシピを参考にお料理してみる。 自分で選ぶなら手が伸びないはじめて見るお野菜も

    • 静かな山登り

      先日数カ月ぶりに山へ登った。 コースはおよそ5時間。 久しぶりだったので心配もあったけれど、やっぱり自然の中は気持ちが良い。 歩き始めてすぐはまだ私の頭の中は雑念でグルグルしている。 普段考えていることや、一緒に歩く人への気持ちや、仕事のことなど、今ここで考えなくてもよい様々なことを頭が勝手に考えている。 せっかく遠くまで来たのだから、余計なことを考えないようにと思っても頭のどこかで考えている。 もうこれは頭の中の思考回路にクセがついてしまっているのだと思う。 新幹線の

      • 家族それぞれの時間

        なんだか心がトゲトゲした昨日。 仕事から帰って段ボールがそのままになっていることにがっかりする。 このくらい片付けてくれたらいいのに、と自宅にいる家族につい気持ちをぶつけたくなる。 そんな気持ちをクっとこらえて日課のトイレ掃除。 ちょっと疲れて心が落ち着いていない自分を客観的に見つめる。 お風呂に入っている時に台所で炊飯器からご飯が炊ける時のぴーぴーぴーという音が聞こえた。 父がお米を研いでくれたんだなあと、ふと思う。 母は今日のリハビリどうだったのだろう。 当然だけれど

        • 配慮とは品格

          普段グリーン車に乗る機会はないのだけれど、先日新幹線のグリーン車を利用した。 のびのび、ゆったり、はじめは良かったのだけれど途中駅から隣に座った男性が、乗車後すぐに靴を脱ぎリラックスモード。 気が付けば通路反対側のおじさんも靴を脱ぎ足を組んでひどく横柄な恰好をしている。 私は隣の人が靴を脱いでからの不快感と臭いに耐えられず、仙台から東京までの辛い時間を過ごした。 おまけに隣の男性は乗車後すぐにPCをひろげて仕事モード。 しかし、ひろげてすぐに居眠りをしはじめた。 眠る男性の

        野菜と一緒に届く生産者の方の思い

          お土産選びの難しさ

          父がとても楽しそうに旅行から帰ってきた。 翌朝ダイニングテーブルにはたくさんのお土産。 父が楽しんできたのが伝わってきて、私も嬉しかった。 だけど、その楽しい空気感がちょっと微妙になる出来事があった。 今回父が訪れた京都にある浄瑠璃寺の門前で買ったという葉ワサビの佃煮。 浄瑠璃寺土産とあるが、裏の表示を見ると、中国産の葉大根。 そして、添加物もいっぱい。 もうひとつ同じお店で買ったという山椒きゃらぶき。 これは何と私の住む関東からの方が近い群馬県で作られたもの。 わざわざ

          お土産選びの難しさ

          働く人と触れ合っているうちに、その街が好きになった

          会社の近くに見つけた靴のリペアをしてくれるお店。 初めての時は擦り減ったソールの交換をお願いした。 数か月してなかなか擦り減らないことに驚いた。 ずいぶん色々なお店にお願いしたけれど、こんな風に感じたのは初めてだった。 きっと質の良いソールへ交換してもらえたんだと思って、嬉しかった。 今回はまとめて3足お願いした。 靴底だけでなく、なんだか全体的に新品の時よりも良い靴に生まれ変わってる気がした。 靴を見て思った。 今後靴を買う時は、今まで何度も迷っては諦めていた素敵なデ

          働く人と触れ合っているうちに、その街が好きになった

          トイレのお掃除

          新しい習慣ができた。 トイレ掃除。 毎日の職場での虚無感がストレスとなり心が空っぽだった。 いつも心が落ち着かない状態。 不安が大きくて、時に焦燥感に苛まれたり、イライラしたり、大切な人にも愚痴ばかり言ってしまって、また自己嫌悪に陥る。 気持ちが明るくて気分が良いと思える日には、雨上がりの朝のように気持ちも爽快で、やっと抜け出せたと思えて「さあ、がんばろう!」と自分を立て直すのだけれど、いつの間にかまたすぐにグルグルとした真っ黒な渦の中でおぼれそうになっている自分がいる。

          トイレのお掃除

          久しぶりのお菓子づくり

          我が家に新しいオーブンがやってくることになった。 10年以上前に購入したヘルシオは当時からすこし調子が悪くて、ダイヤルを回してパネルに出る温度や機能を選ぶのだけれど、それがなかなかうまくいかなかった。 きちんと修理に出さないまま10年以上、なんだか使いづらいこともあって出番が少ないまま買い替えとなった。 新しいオーブンが届くと決まった途端、なんだかまだ使えるのにかわいそうな気がしてきて、週末にケーキを焼いた。 何年ぶりだろう、ケーキを焼くの。 5年程前に転職してから

          久しぶりのお菓子づくり

          今の私から過去の私へ 

          ここ最近不思議なくらい気持ちが穏やかだ。 日常の生活は何も変わらないのに、気持ちが穏やかなだけで時間の流れも違う気がする。 そんな時、過去の自分の日記を読むと、恥ずかしくて削除してしまいたくなる。 周りの人へ牙をむき、角が生えている自分の姿が文章から伝わってくる。 そんな自分の姿は悲しくて、いたたまれなくなる。 でも、その時の気持ちを忘れた訳ではない。 忘れた訳ではないから、その時の悔しさや悲しさも、涙が溢れてくる感情も覚えている。 その時の自分をはっきりと思いだせるのだ

          今の私から過去の私へ 

          今年こそ会いたいね、とはいっても会うことはないだろうと分かってる

          もう10年以上も会っていない友人。 年賀状や暑中見舞いを時々やり取りするぐらいで、普段はラインもメールも、もちろん電話で話すこともない。 今年こそは会いたいね♪ このフレーズはだいたい最後にいつも書かれているのだけれど、実際に会うために行動したことは一度もない。お互いに。 ポストに久しぶりに届く葉書。嬉しい気持ちで読み始めると、やっぱり心がモヤモヤする。結局いつも彼女の充実してます幸せですアピール満載の、そして軽々しい言葉で綴られた文面をみて、相変わらずねとため息をつく

          今年こそ会いたいね、とはいっても会うことはないだろうと分かってる

          本を読める幸せと本を読むことの素晴らしさ

          ようやく夏休み。 仕事が休みでホッとするけれど、家にいる時間が長ければ長いほど母の介護と終わらない家事、父の態度についイライラしてしまう。 イライラの元にもなる私の苦しみは、母のこれからのこと。 介護をお願いする経済力もない我が家は家族で母を支えるしかないのだが、今回みたいに転倒して夜のトイレにも車椅子で連れていかなければならな状況になると、今までもそうだったけれどこの先が不安で不安でたまらなくなる。仕事と介護はとても両立できない。けれどもやるしかない。 そんな時に出会っ

          本を読める幸せと本を読むことの素晴らしさ

          咄嗟に出る表情ってすごく大切

          話さなければ良かったと思う上司、いませんか。 私の職場は少ない人数のうえコミュニケーションがあまりなく、かなり独特な雰囲気です。 コミュニケーションを円滑に取ることをモットーに仕事をしてきた私にとっては転職して4年、慣れるまでにとても時間がかかった。 そんな職場でも個人的に仕事ができるようになると社内の雰囲気にストレスを感じるものの、かえって話さない方が(親しくならない方が)良い人もいることが分かってくる。例えば意地悪なお局さまとか。。。 時々社長から声を掛けられ仕事を

          咄嗟に出る表情ってすごく大切

          社内にはいなくても、社外には分かってくれる人がいる

          4年前に転職してからのことをnoteにも書いたことがあるけれど、人間関係に馴染めず転職を選んだことを後悔してばかりの日々だった。 アラフォーでの転職。そしてお局さまからのイジメと周りの無関心。 この年令になってこんなにバカらしいことで心や頭を悩ませることになるなんて、相手にしなければ良いのは分かっているのだけれど、毎日毎日同じ職場へ通うとどうしてもだんだんとその空気感に飲み込まれていく。 笑うことはなくなり家に帰ると涙が出る。そんな虚しくて辛い4年間。 それでも、私は仕事を

          社内にはいなくても、社外には分かってくれる人がいる

          noteを書くときの心境

          noteに書きたいと思う時、それは大抵自分のネガティブな感情をポジティブに変えたいと思う時なんだと、過去の自分の投稿を見返して思う。 そう考えると、楽しくて、ポジティブな気持ちの時にはnoteを書こうと思わず、何かしら行動している気がする。 でもnoteに書くということで、自分の気持ちを整理できるのだから、この場をそういう場所として位置付けてもいい。 自分のために書く。 それが人のためになるようなことが書けるようになったら、書くことにもっと意味が生まれるのだろうけれど

          noteを書くときの心境

          外に出るのも、家にいるのも、どちらも大変。立場が変わってはじめて分かること。

          一緒に住んでいる父。 尊敬できる面もあるけれど、かなり人の気持ちが分からない偏屈な性格。 既に仕事を辞めて家にいる。 父が仕事をしていた時は自分は一日外で働いてきたんだ、と大層偉そうに振る舞っていたのに、今私が一日仕事をして疲れて家に帰ってきても、外に出て楽をしてたんだから夕飯の支度ぐらいしなさい、と言わんばかりの態度。 どうやら父の中では自分と私は違うらしい。 外に出て働いているとだんだん偉そうになってくる、と父が言った。 偉そうにしていたのはどっちだ、とけんかになり

          外に出るのも、家にいるのも、どちらも大変。立場が変わってはじめて分かること。

          心の根っこを変えるのは難しい

          数年前に転職をした。 環境にも人にも恵まれた職場だったので、転職を決心するのはかなり迷いがあった。 ただこの先何年もキャリアを積むイメージが掴めなかった。 ちょうど40を過ぎた頃で、もう子供を産むことはないであろうという、おそらく自分にとって人生で一番受け入れがたい現実を受け入れなければいけない時期だった。 自分もいつか結婚して子供を産むだろうと当然のように思っていたのに、実際にはそうでなくなった現実。 その現実を受け止めた時に私はもっと勉強してキャリアを積みたいと思った。

          心の根っこを変えるのは難しい