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認知行動療法 主治医からのアドバイス

前回の記事で私が自分でした認知行動療法を主治医に見ていただき、アドバイスを頂いたのでまとめてみました。

今回の記事をご覧になる前に前回の記事をザッと見ていただけると繋がりやすいかなと思います。

🍀前回の記事🍀

前回私は

上司が仕事が滞っているのに目の前のその場しのぎの対策しか取らないので、改善提案を伝えました。すると、「その案でやり方を変更して進めて行く」と決めたのに中々取り組まず放置のままその話は無くなりました。
私は上司に「どうして話が無くなったのですか?」と質問すると「そんな事まで考えなくていい。社員でもないのに。」と言われて腹が立ってどうしようもなくなったので、認知行動療法のセルフカウンセリングをしてみました


認知行動療法でいつも先生が深掘りして下さるのは

③頭に浮かんだ事、感情が出た理由と根拠、原因

の部分です。


今回は特に根拠をスローダウンしてもっと深掘りするようにアドバイスされました。

以下は私が書いた言葉ですが

「人は一度決めたことを簡単にコロコロ変えてはいけない」

「嫌な事から逃げてはいけない」

「嫌な事から逃げずにやらないといけない事はするべきである」

という部分に波線を引かれ、

べきしなきゃと思うさらなる根拠を考えるよ

うにアドバイスいただきました。


「私は幼い頃、父が亡くなってから

周りに迷惑をかけてはいけないし、

自分がしっかりして家族を支えていかないとい

けないと思っている。」

という部分が今回深掘りした所で、

〜するべき。と考える様になった根拠かなと思います。

と伝えると、


『そう言ったものを
信念、ビリーフ、幼児決断、テンプレート、プログラムなどと言って、
子供の頃に学習した部分ですね。

その時どんな気持ちだったか、
どんな状況だったかなどもっと深掘りすると
何か見えて来るかもしれませんね。』


と言われ、その当時の事を振り返りました。


すると、当時、周りの大人から


「お父さんの分までお母さんを助けてあげないとね」

「たくさん勉強してお母さんを助けてあげてね」

「弟の面倒も見てあげてね」


などと言われて

「そうしなければならない」と思い込み、

とてもプレッシャーで、

やりたい事や好きな事をしてはいけないと感じ

無意識に自分を押さえ込んでいた事に気付きま

した。


先生は

『お父さんを亡くして悲しんでいる小さい子供

が周りの大人からそんな事を言われたら

どんな気持ちになったでしょうね』

と寄り添っても下さいました。

『その時の小さい自分が目の前にいたら何と声を掛けてあげたいですか?』

と先生に質問され

私は

「そんなに全部言われた通りにしようとしなく

ていいんだよ、

自分のやりたい事をやっていいんだよ」

と言ってあげたくなりました。

するとなんだか悲しくて可哀想で泣きたくなりました。



次にアドバイスを頂いたのは

⑦これから取ろうと思う行動

の部分です。

「私は今まで問題があると、

この状況は変えられるはず。もっと良くできるはず。

と思っていたのは

間違いであり

ただの傲慢やお節介だった。

この考えに執着していたから同じことの繰り返しで、

長年同じ事で悩み続けていた気がするので、ここで

執着を手放して諦めようと思う
。」

と書いた中の

『間違い
という捉え方はキツ過ぎるし少し暴力的になりますね。』

と仰いました。

というのは、

本心では納得できていないのに

無理やり間違いだったと思い込もうとするのは

暴力的であるという意味です。


『暴力で正そうとすると振り子の反動のように

強く戻って来るので、

そうでは無くて、もっと自分に優しくしてあげ

るといいですよ。』と教えて頂きました。

例えば

「今まではそう思っていた事によって良かった事も沢山あったけど」とか

「今までの状況ならそう思うよね」とか

自分を優しく包み込むようにすると良いそうです。

この様に自分の気持ちを中心に考えてみると
無理矢理ではなく
前向きな気持ちで
自然と執着を手放せそうだなと感じました。


私がいつも指摘されるのは、
自分の気持ちを深掘りせずに
すぐに答えをを出してしまう所が

『飛躍し過ぎている。急ぎすぎている。』

などと教えられます。

いつも
上部だけの良い子ちゃん
になっている
そうです。

確かに!

自分の本心に寄り添う所をすっ飛ばして


良い子ちゃんの答えしか出してませんでした。

それではカウンセリングの意味がないですよね。

これからの私の課題

自分の本心に寄り添う

その時の自分を大切にして包み込んで癒してあげる

これを忘れずにまた取り組んで行こうと思います。

正直、一度取り組んだテーマで、その時は納得していてもまた同じ事で思い悩んでしまったりもしていますが、
その度にまた取り組み続けると徐々に心から納得できる部分が増えて来る感覚があります。

スローステップで少しずつ

自分はダメだとか焦っている時に
「これで良いんだ」と安心できる大好きな言葉です。

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