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インド一人旅記録 Vol.3 ハリドワール・リシケシ到着編

0:30頃 「明日は6:00集合でオネガイします」

おおーと、またも早起きだな。今日フルスロットルだったのに。。
前回書いたアグラよりも遠いハリドワールを経由したリシケシに向かいます。

1.日本人との出会いその2

前日言った駅はヘーズラット・ニザマディンという駅のようでした(あんまり把握してなかった)

今回はニューデリー駅から乗ります。

今回も朝が早すぎたためホテルではとらず。
またも電車の中でいただきます。

レモンジュースとビスケット。質素です。

私は窓際で、今度はガイドさんも一緒。真ん中に座ります。
通路側では知らないヒトが座りましたが、アジア人のように見えました。

しかしヒンディー語を話しているようだったのでそういうアジア人もいるのかなー程度にしていました。

「ご旅行ですか?」

ん??あー日本人ですか?やっぱりそーですかー。そう思ってましたよ!

最初ガイドさんとヒンディー語で話してて油断してました。
不思議にもガイドさんも含めて日本語トークに。

よい感じのオバサマだったのですが、学生時代からインドに留学してたらしくヒンディー語はペラペラ。ガイドさんも「電車で会ったオンナノコ、ヒンディー語すごいジョウズでしたよー」って言ってました。
(それよりも女の子・・ではない)

7年くらいインドに住んでるらしく、インド内でオーガニック野菜を日本人向けに販売しているとか。名刺をいただきました。なかなか面白い出会いでした。

ガイドさんもお仕事紹介してもらうためにこの後履歴書を送るって。

朝ご飯質素って書きましたが、後からちゃんとしたものが来ました。

ガイド「私今日ダンジキなのでタベマセーン」
私「あっそうなんですか?私も健康のためにたまにやってますよ!」
ガイド「ワタシもです。毎週月曜はダンジキ!」

あっそうなんや。宗教関係ないんや・・。

ガイド「ワタシはノンベジを頼んだのでワタシの分もタベテください」
と言われて食べたのがこのオムレツ風のやつ。写真は食べかけ。

さすがに二人前は食べれなかったので別で付いてたパンはお持ち帰り。

これまた長い旅路で到着はお昼前。

ハリドワール駅に到着。

2.高速礼拝

ここからはマンサデビ寺院というところに。(ここに書くまでなんと言うところか知らんかった)

なんかすげえとこ通ってる。民家の間をスルスルと通ってます。
これガイドさんいないと絶対通らないとこでしょ!

めちゃめちゃビビります。(※動画のキャプチャなので荒い)

チケット売り場もめっちゃヒトがいてバタバタ。ようやく一息。
なんと、ロープウェイに乗って寺院に向かいます。

当然のごとく相乗りです。登りは知らんインド人と一緒。
自分でも登れるらしいが1時間くらいかかるとのこと。普通に猿が山登ってました。

町を一望できます。
寺院は基本写真NGっぽかったのでとれてません。

とにかく日曜だったからかむちゃくちゃ混んでました。
お祈りする場所がいくつかあるですが、

「とにかくオカネを入れろっていわれるのでイレナイでください」

いれなくていいのね。とにかくお金をせびるインド。
祀っているのはなにかというとガイドさんが言っていた記憶によると

「シバ神の奥さん」「トラに乗っているのが特徴」

だったはず。調べてみるとドゥルガーという神様のよう。
でもシバ神の奥さんじゃないな・・。合っているか微妙。

ここも靴を脱ぎ、裸足で参拝します。
裸足になるとぐっとインドに近づいた気になりますね。なんかエネルギーを直に感じるというか。

とはいえ人がむっちゃいました。
ガイドさんもこんなの待ってられるかという勢いでぐんぐん人をかいくぐって進んでいきます。

今後もそうなんですが、基本ガイドさん(というかインド人?)は人を押しのけてぐんぐん抜いていきます。こどもがいようななんだろうが。

ついていくのが必死!そのためかなりの高速参拝が終わりました

この写真をアップして気づく。

トラじゃなくてライオンやん!(それでも調べるとドゥルガーしかでない)

3.カレーセカンド

参拝後は昼食。2度目のカレー屋さんに連れてってもらいます。
前回はすごいちゃんとしたお店でしたが、今回は路上の地域密着型のお店。

ガイド「ナニたべたい?」

いや、何あるか知らんし!でもこの時点ではまだカレーが食べたい。
(このあとカレー無限地獄に陥ることも知らず)

私「辛いカレーが食べたいYO!」

ガイド「インドの辛いカレーはホント辛いよ。これからヨガするしやめたほうがいい」

軽くあしらわれて無難なカレーにあいなりました。
しかし量がやっぱりハンパない。しかもおかわり勧めてくるし。
チャパティやナンはデフォルトでも2枚だしさらにご飯あるのよ。

量的にはお好み焼き定食でご飯ついてくるようなもんだろ!

インド人って地味にみんな太ってんのよね。理由がわかりました。

チャイも勧められて飲んだ。甘い・・。

このお店の外ではチャパティや揚げパンみたいなものを作ってました。
こどもがうまくチャパティをひっくりかえしていた。

4.憧れ(嘘)のガンジス川

このあとは車が待つところまで歩いていきます。
ガンジス側の辺りまで連れてってもらいました。

ここでも中流くらいで川はまあまあきれいでした。(でもゴミとか流れてるけど)川の近くのせいか、気候もおだやかで気持ちいい!

無事車と合流し、憧れ(本当)のリシケシに向かいます!

途中でどでかいなにかを発見。

シヴァ神!!!!

5.ヨガニケタン

夕方頃、ヨガのアシュラムと呼ばれる修道院兼宿泊施設に到着。その名もヨガニケタン。なんとも可愛らしい名前。

修道院といっても完全に外国人観光客施設です。
全然ガチじゃない。

ここはメディテーション(瞑想)ルーム。他にもヨガルームもある。
これとは別に客室の建物が併設されています。(意外にヨガニケタンの写真んが少ない・・)

私の部屋の入り口。

部屋はこんな感じ。アシュラムによっては相部屋となるみたいな噂もあり、ドキドキしてましたが、一人部屋でした。部屋もキレイ目で満足。

隣の部屋に繋がりそうな扉があるものの、南京錠がかかっております。
この奥のクローゼット風の鉄扉も開け方がわからず、クローゼットかどうかもよくわからんかった。

1日のスケジュールはこんな感じ。でも強制じゃなくて出たいイベントにだけ出るって感じ。私は飯意外は朝夕メディテーションとヨガしか出ていない。

6.RT?リツイートじゃないアールティー

夕方はお祈り儀式を見に行くとのこと。
はじめてインド名物、オートリキシャに乗ります!

ヨガニケタンは川沿いの山の傾斜に建てられている。
ガンジス川が一望できます。これもまた気持ちエエ。

川沿いに降りてオートリキシャに乗ります。

人とバイクとオートリキシャとごっちゃごちゃ。
クラクションがとにかくうるっさい!

インドではクラクションは挨拶代わり。いや挨拶より多いよこれ。
息をするようにクラクション鳴らしてるよ!うっせえ!

「XXXXX!!」

ガイドさんが通り過ぎるオートリキシャにヒンディー語で叫んでいる。
おそらく行き先を訴えている様子。

運転手がそれを聞いて止まる。値段交渉をした上で乗車。
初オートリキシャ、写真ありません。。

さて、少し南下してお祈り儀式会場に到着。

シバ神ともご対面。

リシケシはガンジス川上流にあるので川はとにかくきれい。
山も近くてめーーーちゃめちゃマイナスイオン出てます。控えめに言って最高。

さて、日も沈んできていよいよお祈りが始まります。
アールティーと呼ばれるそう。

若手の修行僧的な方々が川岸のお立ち台に立ち、火がついた儀式アイテムを振り回す。終わると皆川岸に押しかけ川の水を体にちょちょいとかけます。

あと炎の煙を浅草寺並に浴びたり、祈り用の粉をおでこにつけたり。

なかなか神聖な儀式でした。
静かに行われると思いきや、後ろで結構爆音で演奏してました。太鼓と手動オルガンみたいなやつ。「ボウンっ」ってなる太鼓いいなーほしいなーと思いましたが、確実に嫁に怒られるので辞めました。

これこれ!なに、世界一ムズいだと。。
たしかに左と右手のリズムのバラバラ感はすごかったが。。

帰りはガイドさんがおやつ買うっていうのでお付き合い。

ってあんた断食ちゃうんかーーい。
ガイドさんの断食はおやつアリ。さすが健康目的のゆるい断食。

7.地獄への入り口、サードカレー

帰るとこんなに暗い。

変えるとアシュラムで晩ごはんが振る舞われました。
ここでは食堂で給食当番みたいに自分で皿を持って配膳係の前にいってカレーなどを装ってもらいます。おかわり自由。

リシケシはヨガ発祥の地。
お肉はふつうまったくでてきません。お酒も飲めない(買えない)で有名。

ここでのカレーも根菜、野菜でできたカレーがでてきます。
豆、じゃがいもカレー。右に写っているのがガイドさんのおやつ(ひとつもらった)

うん、ここのカレーも超美味しい!

ガイドさんもアシュラムのカレーはオイシイよって言ってたのでそのとおり。

ただしアシュラムではカレーしかでてきません。
カレー地獄はここから始まるのです。(朝ごはんはカレーとはちょい違うが)

日本人女性グループが何人かで滞在してました。
ヨガニケタンは日本人に人気があるってことだったので納得。

ここでガイドさんと解散。現在20時頃。

「1日終わるのはぇええええーー」

久しぶりにゆっくりと夜を過ごしましたが、疲れたので10時には寝てました。しかも翌日は5:15から朝瞑想なもんで。

おつかれさまでした。

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