「膝内障(しつないしょう)」「棚障害」というものを聞いたことありますか?
こんにちは、ゆうや(@yuyaman1986)です。
タイトルに書かせて頂きましたが、「膝内障(しつないしょう)」「棚障害」って聞いたことありますか?恐らく、聞きなれない言葉だと思います。こちら膝の病名のひとつなのですが、わたし今から10年前の2010年に両膝に発症し、結果両膝手術をしています。
今回は、膝内障とは何か。日常生活でどのような影響があったか。そして、手術やリハビリについてお伝えできればと思います。noteを始めたことにより、もしかしたら、わたしが経験した症状に今悩まされている人がいるかもしれない、わたしの経験がお役に立てるかもしれないと思い立ちました。
前提として、こちら10年前の情報ですので、手術やリハビリは今の方が進歩していると思いますので、ご参考までに宜しくお願い致します。
膝内障とは?
膝内障(しつないしょう)とは、膝関節の骨や関節軟骨に損傷がなく、半月板・靭帯などが傷ついた状況を総称です。 関節の間のクッション的役割をしている軟骨組織の半月板、関節を補強している内外側側副靱帯、前後十字靱帯などの損傷が多く見られます。
引用:https://byoinnavi.jp/di00
膝内障にかかっている当時の両膝の動画データがありましたので、こちらをご覧いただくとわかりやすいと思います。心当たりのある方、いらっしゃいますか?尚、動画内の笑い声はわたしの親父の声です(笑)
左膝
右膝
日常生活での困りごと
それほど痛みはなかったのですが、ある一定の負荷をかけて歩いたり、走ったりすると「パキッ パキッ パキッ」と音が鳴り恥ずかしかったです。(動画でも音が鳴ってますよね。)また、何とも表現のしにくい違和感のようなものがありました。
正座をした際などに、まれにロッキングと言って、膝が固まってしまうこともありましたが、一番の悩みは「違和感」と「パキパキ音」でした。原因がまったくわからないのですが、気づいたらこんな困った症状になっていました。心当たりがあるとすれば、筋トレの仕方を間違えていて、両膝に変な負荷をかけてしまっていたとかでしょうか、、、
整形外科へ
いろいろネットで調べたり、カイロプラクティックに行くなどしましたが、治らず、整形外科へ行きました。(最初からそうするべきでした。)そこで、良い先生と出会い、すぐに膝内障とわかりました。口頭では棚障害と言われ、はじめてそんな症状があることをここで知りました。
レントゲンでは異常がなく(骨には異常がない)、MRIで原因がわかりました。膝の中の組織がなぜか異常発達しており、その組織が膝の中で干渉し合っている状況でした。将来的に膝内部をさらに傷つけて、悪化する恐れもありましたので、手術をする流れとなりました。個人的には何よりも原因がわかって、ほっとしました。
入院・手術
どうやら左膝の方が、組織の異常発達がひどかったこともあり、左膝から手術をすることに。両膝をまとめてやってしまうと、退院後の日常生活の影響が大きいため、まずは左膝→リハビリ、その後に右膝の手術をしました。
左膝、右膝ともに手術からリハビリの流れは同じですので、この記事では左膝について書かせて頂きます。入院期間は5日間でした。こちらが当時の入院診療計画書です。
手術
下半身麻酔をし、内視鏡とメスを入れるために膝に3か所穴を開け、手術を行いました。下半身麻酔ですので意識はあり、手術中にモニターで膝の内部がどうなっているか見ていました(笑) 思ったよりグロテスクではなく、真っ白だった記憶があります。
麻酔をしているため、痛みはなかったですが、メス?ハサミ?で組織を除去されているときは(そこもモニター見ていました。)感覚が少しありました。
手術後
そのまま、ベッドへ運ばれたのですが、下半身麻酔が効いていたので、本当に何もできませんでした。意識があるのに動けないってこんなにつらいんだと思いました。左膝は腫れており、また痛みがあったため曲げることも難しい状態でした。
退院・リハビリ
退院後投薬とリハビリを行いました。
こちらが当時のお薬です。
尚、当時の診療費明細書が残っており、そちらを確認してみたところ、2010年12月8日から、2011年2月26日までに11回リハビリに通っている履歴がありました。もしかしたら、誤りがあるかもしれませんがおおよそ合っていると思います。そして2011年3月8日に右膝の手術をしています。
現在
手術から約10年経過した現在ですが、特に痛みや歩いたり、走ったりする際のパキパキ音はありません。何の問題もなく、日常生活を送れています。話が逸れますが、わたしは肺気胸も2回発症しており、2回目のときには手術をしております。入院や手術って嫌ですよね、、、そういうときに健康であることの大切さを痛感します。
今、同じような症状に悩んでいる方の参考になれば幸いです。そうでない方も、日々健康にはご留意ください。
ここまで読んで頂きありがとうございます!
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