【就活体験記】グループディスカッションで7勝1敗した人の考え方
こんにちは。
19年卒のがっきーです。
今回は僕が就職活動の本選考で7勝1敗した経験から伝えたい、グループディスカッションの考え方を説明します。
先にお伝えしておきますが、「こうすれば必ず受かる!」といった必勝法ではありません。
それを期待された方はここで閉じてください。
就活がんばってください。
さて。
就活においてはこれをしたら受かる、成功すると言った答えはないと思っています。
ですから自分自身が「これだ」と信じることを徹底的に実行するほかありません。
ではグループディスカッションで7勝1敗した僕の考え方を話していきます。
まず、なぜ僕は1敗したのか。
理由は、初めてのGDだったこともあり、ありのままに自由に言いたいことだけを言っていたからでした。
それでは受かるはずもありませんよね。笑
選考が終わった後、「これは落ちたな」と薄らとした自覚がありました。
今でも感情の部分は覚えています。
本当に自分中心に話を進めてしまっていました。
緊張もし、なにより自分が楽しめていませんでした。
反省です。
しかし最初に落ちていたからこそ、そこで反省しそれを活かすことであとの7戦では全勝を収めることができました。
僕のGDの考え方
①人と被っても必ず自分の言葉で意見を表明する
グループディスカッションは複数人で議論をして意見を出し合ったり、アイデアを考えたりします。
よく【順番に意見を言う】といった場面に遭遇することがままあります。
みんな受かりたいから最初に言いたいと手を挙げます。
そこから大抵は時計回りに意見を言っていく流れになります。
当たり前ですが、最初に意見言う人って誰とも被らないじゃないですか?
でも最後の方になると先に自分の意見を出されてしまう、なんてこともよくありますよね。
こんな時、ほとんどの人は「〇〇さんと同じ意見になりますが〜」とか「〇〇と被ってしまいますが〜」と不要な枕詞を使う人がいます。
これ、絶対に使わない方が良いですよ。
〇〇さんと被っているのはニュアンスであってあなたの言葉と被ってる訳ではありません。
僕は仮に同じ様な意見を先に言われたとしても、前置きは入れずに堂々と自分の言葉で同じ様な意見を話していました。
自分の意見に言い訳や保険をかけるのは人事からするとあまり良い印象ではありません。
似た様な意見になることを不安に思う必要はありません。
誰も奇抜な誰もが思いつきもしない様な意見なんか求めていません。
そもそも前提条件が同じ中でみんなで考えるのですからメンバーと意見が似ていて当然です。
あと、順番が遅くなればなるほど人事の印象に残ります。
ですから最初に意見言いたがる人って、確かに積極性という評価を得れるのかもしれません。
ですが僕はこれを積極性とは呼ぶことに疑問を持っています。
なぜなら、受かるかどうかが懸かっているからです。
人生がかかっているのですから、積極的にならないはずがありません。
津波が来たら立ち向かいますか?みんな逃げますよね。
暴論ですが本質的な部分は同じで、その人の性格がそうさせているのではなく、その環境がそうさせているだけです。
そう思った僕は無理に手を挙げることを辞めました。
むしろ最後まで手を挙げず、どうしても誰も手を挙げなかったら挙げる様にしています。
僕からすればいつでも意見を言えるので、順番なんかどうでも良かったのも一つです。
どんな状況でも自分の意見を言える様に日頃から準備することも大切です。
でないと最後になると不安になってしまいます。
例えばニュースを見て正しいかは置いておいて自分の意見を考える癖をつけてください。
これ、結構いいですよ。
僕の勝手なイメージですけど、最初に堂々と意見を言える人も凄いですが、それより最後に堂々とドヤ顔で自分の意見をハッキリと表明できる方がよっぽど好印象です。
もし自分が人事なら後者を採ります。
②議論が過熱し出したら一歩下がって客観視する
僕もですがみんな受かりたい欲が強いので、どうしても自分の意見を採用してもらおうと躍起になることがあります。
そうすると本質が見えなくなり謎の議論がはじまります。
実際にあったのですが、あまりにも言い合いみたいな感じになってたので思わず笑っちゃいました。
真剣なのは分かりますがあまりにも視野が視野が狭すぎますよね。
皆さんもそうならない為にも議論が「あ、これはちょっと過熱してきた」と感じたら一歩引いて広い視野で見る様にしてください。
そしてもしできるならば、静観するだけではなくそれを正しい方向に修正してください。
中にはごりごりリーダーシップを発揮して議論をどんどん進めることができる人もいます。
一方で冷静で一歩引いて間違っていたら修正したり、問いかけることができる人もいます。
僕は後者の方がより良いと思います。
一昔前ならリーダーシップを取れる人が優秀と評価されていましたが、変化の激しい今ではそうではありません。
むしろ徹底的に応援できる縁の下の力持ちサーバントリーダーシップの考え方がより重要になっています。
サーバントリーダーシップの詳細は書籍でも読んで勉強してください。
要するにこれからはワンマンではなく、どれだけみんなを勝たせられる環境を作れるリーダーシップを発揮できるかということです。
その考え方で判断するなら後者の一歩引いて状況に応じて、議論に付いて行けてない人がいたらフォローしてあげたり、修正したりできる人の方が良いと僕は考えています。
もちろんどっちもできるのが1番ですが、そんな人はそうそういないです。
ですからはまずは冷静に一歩引いて客観的に見れる様に心掛けましょう。
③メンバーの性格を見て自分にしかできない役割を探し、それを全うする
僕はだいたい選考が始まる前のフリートークみたいな段階でメンバーに自ら話しかけその人の性格を見る様にしています。
やり方次第ですが、自分の意見を通したいと考えるならば一番最初に口を開くと良いですよ。
最初に沈黙を破れる人は他のメンバーからすると「この人はリーダーシップのある人だ」ってなるんで。
いざ選考が始まればまずメンバーは自分に意見やどの様に進めるかを尋ねてくれます。
沈黙の状態になればしめたものです。
ぜひ自分から口を開き雰囲気や環境を自分のものにしましょう。
これが真の積極性ではないでしょうか。
ちなみに会社に入った時点でもう選考は始まっていますよ。
気は抜かない様に。
しかし、逆に他のメンバーでそうした人がいれば自分はサッと引く様にしていました。
そしてグループのメンバーが持っていないであろう役割に切り替えられる柔軟性を持ってGDに取り組んでいます。
タイプが被るとポジション争いになることがあるので、それを避ける意味でも自分がすべき役割を考えて実行する様にしています。
リーダーシップを取れる人がいないなら自分が取るし、いるなら一歩引いて状況を見れる様な役割に切り替えたりとGD毎に役割は変わっていました。
そういう意味で言うと自分の色を出すことは良いですが、出しすぎるのは良くないかもしれませんね。
最初のグループディスカッションでは自分の個性であるリーダーシップを出しすぎて失敗しました。
ですから柔軟に役割をチェンジ出来る様にしていると良い結果につながるのではないかと思います。
以上、今回は自分のGDの取り組み姿勢について話しまし。
あくまでもこれも一つの考え方であり、残酷にもそれ以上にはなり得ません。
最初にも言いましたが答えではありません。
もしかしたらこれは違う!と言う人もいるでしょう。
それも間違いではありません。
ですから、【自分がこれで落ちるなら納得ができる】と思える振る舞いや言動を心がけてください。
ここだけは合ってると思います。
皆さんにとって納得のいく就活になることを願っています。
応援しています。
相談したい方はいつでも僕に連絡をください。
全力でサポートさせていただきます。
最後まで読んでくださりありがとうございました。