【あえて会社への期待値を徹底的に下げろ】 期待値マネジメント〜入社前後のギャップをポジティブなものにするために〜
こんにちは。
エニタイムで筋トレを始めてというもの、筋肉痛により腕が上がらなくなってしまった稲垣です。
タイトルの通り、入社後のギャップをポジティブなものにするにはどうすればよいかについて僕の経験則に基づいてお話ししたいと思います。
ただこれはあくまで僕のやり方であって、
万人に当てはまるやり方ではないかもしれません。
人によってそうしない方が良いかもしれません。
ですので、こんな捉え方があるんだなと感じていただければと思います。
さて。
これから就活をされる方、4月から新社会人になれる方、入社1年目の皆さんにぜひ読んでいただきたいです。
僕は2018年、就活生として就職活動をしていました。
よく会社説明会やインターンシップで会う人事担当者の方々に質問していた1つに
「入社後前でギャップはありましたか」
と聞いていました。
現実が自分自身の会社に対するイメージ通りだったのかを確認したくて質問していました。
ネット上や業界紙などに記載されている情報や噂が本当なのかを確かめたかったという気持ちがあります。
でも皆さんもニュース等でご存知の通り、
入社後のギャップによる離職が相次いでいる現実があります。
それが俗に言う
**「3年以内離職率」 **
と呼ばれるものの1つの要因になっている事は間違いないでしょう。
こんな興味深い調査がありました。
下の記事はパーソルキャリアさんの調査記事になっております。
https://at-jinji.jp/blog/28331/
当調査によると、
入社後にギャップを感じている人は
なんと約8割!!!
ほぼ全員じゃん!
正直、新卒1年目の自分もまさかここまで多いとは想像もしていなかったです。
まじでビックリです。
ひょっとすると、表には出さないけれども内心ではギャップを感じてる方は相当に多いのかもしれません。
自分は2019年4月から世間で言う大企業と呼ばれる会社にありがたいことに勤めさせていただております。
そんな僕は入社して間も無く2年目に差し掛かろうとしています。
しかし、「ギャップ」はほとんど感じていないというのが正直なところです。
では、
なぜ僕は「ギャップ」を感じなかったのか。
もうタイトルに答えが出てしまっていますが
内定を頂いてから入社までの間
すごく雑な表現でなりますが、
「あえて会社への期待値を徹底的に下げました」
どういうことかって文字通りです。
普通、希望している企業から内定を頂けるとみんなは
**「やったー!!4月からこんな素敵な方々とこんなワクワクするお仕事ができるんだ!早く働きたい!」 **
とこんな感じに社会人になることを待ち望んで、自分が楽しんでいる、キラキラしている姿を想像していることだと思います。
実際、僕の周りの友人もみんなそうでした。
色々な方々の話を聞く中である仮説を立てました。
皆、上の様に妄想を膨らませすぎちゃうから入った後の現実とそれまでの妄想との差が増幅しギャップを感じてしまうのではと。
仮説を検証する為にも僕はあえて世間の真逆のアクション、期待値を意図的に下げました。
「確かに行きたかった企業から内定を頂けた。でも、社会は厳しいし、そもそも興味のある仕事に配属してもらえるのか?最初からは無理なんじゃね?今からワクワクしてても意味がなくね?大企業だからある程度、新しいことを拒否する人が多いんじゃないの?」
と、こんな具合にかなり稚拙な表現ですが心の中であえて期待値を下げました。
だって、まだ入ってもないのに勝手に妄想して入ったら違ったら嫌じゃん。
ショックじゃん。
あれ、
ぼく・私はこんなつもりじゃなかったって思いたくない!
だからあえて下げておくことで、
もし仮に入社した会社がそうだったとしても最初からそう予想していたのであまりギャップには感じない。
そして想像よりも実際は良かったら、
「この会社、実はこんな素敵なところがあるんだ。
入って良かった。こんな素敵な方々とお仕事ができるんだ。」
ほら、こんなにも捉え方が変わるんです。
考え方次第ってこういうことを言うのかな。
僕は期待値を下げていたことで、
入るまで気づかなかった会社の良いところを知れたし、一方で予想通りだと感じる部分もありました。
結果として、僕はあえて期待値を下げておいて良かったと今っとなっては心から思います。
実際問題、同期の中には大小こそあれどギャップを感じている人も一方では結構いたことも事実です。
大事なポイント
意図的に、徹底的に期待値を下げる
もし仮に今読んでくださっているあなたの素敵な人生に少しでもお役に立てたらと思い全て正直に、そしてリアルを書きました。
ちょっとでもネガティブな理由での離職が減ればいいな。
やっぱり最初に入る会社って大事だよね。
勝手ながら応援しております。