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トップリーグ2021!〜トップリーグ最後の新人王は誰?②〜

こんにちは。打越友弥です。

大好きラグビー!

先日のメイン平選手のご紹介に引き続き、トップリーグ新人賞候補の中でも異色の経歴を持った選手をご紹介。

各カテゴリを飛び級し続けたスキルフルなラガーマン

高校時代から有名で、2年生と3年生では高校日本代表に選ばれ、大学1年時にはU20代表に選出。

常にチームの中心でキャプテンとしてチームを牽引した【李承信(リ スンシン)】選手です。

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李承信(神戸製鋼コベルコスティーラーズ)SO/CTB 176cm/88kg

昨年は過去に大学9連覇を果たした強豪の帝京大学で1年からレギュラーとして活躍していました。

しかし、今は帝京大学のラグビー部の中に彼の名前はなかった。

日本でラグビーを続けるより、高いレベルを求め大学を退学。

ニュージーランドへの海外挑戦をするために準備をしていた最中に新型コロナウイルスの影響により渡航することすらできなくなった。

1人トレーニングを進めている中、神戸製鋼のリクルーターが声をかけた事により新天地で挑戦する機会を手にしました。

すでにトップリーグでも出場を果たし、チームのピンチを救うプレーを見せてくれました。

そんな李選手の特徴は「高いハンドリングスキルとロングキック」です。

それを証明するような記事があります。

高校時代から"世代No.1"との評価を受けていた李選手、ライバル校でもある大阪桐蔭高校の綾部監督が李選手の事をジョーク交じりで高く評価している。

「スンシンは大学2年生や。だから、おまえら負けてもしゃーないよ」

「ボールにね、モーターが入ってるんですわ。せやから、キックもよう飛ぶ」

ユーモア溢れる表現ですが、逸材を高く評価している。

常にトップを走り続けた李選手も、コロナ禍による挫折を経験し一度はラグビーをやめたくなったとも話しています。

それを支えたのは、先日紹介した【メイン平】選手の存在です。

2人は同年代で同じポジションという事もあり、世代別の代表での練習を通じて親友になったそうです。

二人ともまだ20歳にして、日本のトップレベルの環境でも結果を出しています。

惜しくも先日発表された日本代表候補には選出されませんでしたが、2023年のラグビーワールドカップには2人が桜のジャージを着て活躍する事を応援しています。

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