見出し画像

一日一回、小さなステージを踏む

こんにちは、青木祐矢です!
一般のマーチングバンドで活動しながら、中学校でマーチング指導をしている大学生です。

今回も引き続きこのテーマ ▼
「吹奏楽部がやる、反省会のメリット」
前回分を読まなくても分かる内容になっています。

でも、一応貼っておきますね(チラッ) 


ステージに上がる者の使命

反省会をするメリット2つ目。
「小さなステージに立つ経験ができる」
なんか吹奏楽部っぽいですね。

ちょっと反省会の様子を想像してみましょう。

部長:「今日の反省ある人〜?」
あなた:(ゆっくり手を挙げる。)
部長:「〇〇さんどうぞ!」

シン、と静まる音楽室。1人席を立つあなた。
後輩も先輩も同級生も、
あなたの言葉を待っています。

あなたの元へ、数十の視線が集まります。

こんな中で、自分の想いを発表するって
なかなか勇気いりません?

でも、この発表たった1回で
みんなの視線を感じる経験ができました。

この経験が、吹奏楽部には必要なんです。

多くの視線を浴びて、
その時点での最大限のパフォーマンスを、
1回で出しきる。

これがステージに上がる人間の使命です。


まずは何度もコケる

とは言ったものの、
そんな事を誰でも出来るわけではありません。
むしろ、最初はみんな失敗するものです。

「言いたいことを、上手く言えなかった。」
「話す途中で、趣旨がズレてしまった。」
こんな失敗は日常茶飯事です。

でも、この子達は吹奏楽部。
音楽を通して、お客さんを非日常へ連れていく
小さなエンターテイナーです。

それと同時に、表現する喜びを味わえる人間です。
失敗することをステージで感じてほしくはありません。

失敗は練習で済ませちゃいましょう!

「とは言っても、場数が必要だよ。」
そういった意見もあると思います。

わたし自身もそうでした。
緊張への向き合い方、堂々とする姿勢、拍手をもらう喜び...数百回のステージ経験で多くのことを学びました。

この子達には多くのステージに立ってほしい。
たくさん輝いてほしい!
もちろん、その願いはあります。

でも、2020年はその願いから遠い1年でした。


こんな2020年だからこそ

今年度は、コロナの影響でたくさんのステージが消えました。

毎年呼ばれる地域のお祭り、
老人ホームでの訪問演奏、
もちろん文化祭の演奏も。

本来なら味わえたはずの喜びを
本来なら感じられたはずの緊張感を
この子達はまだ知りません。

しかしありがたいことに、2021年3月末、定期演奏会を保護者さんの前で開催できる運びとなりました。

このとき、彼女らは人前で演奏するという経験します。
わたしはその貴重な時間を、全力で楽しんでほしいと思っています。

そのための最大限の準備をして臨みたいものですね。

今日のポイント

ステージに立てる機会は少ない

その中で最高の思い出を!

注目される中で表現するトレーニングをしよう!

ってことでした!

2020年度最初で最後のステージを、みんなが笑って終えられますように。


あとがき

「The ABYSS(アビス)」
私が所属するマーチングバンドです。

「自分らしさ」を追求できる
「本気の楽しさ」を追求できる
熊本発のチームです!

▼ぜひ一度、覗いてみてください!▼


最後まで読んでくれてありがとうございました!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?