「話す」って、インプットだ。
こんにちは、ゆうやです。
大学生&中学校でマーチング指導をしています。
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「吹奏楽部がやる、反省会のメリット」
ちゃんと考えてみると、なかなか面白い発見がありました。
それでは、どうぞごゆっくり。
カタチばかりの反省会
わたしが指導に行っている吹奏楽部、
ここには「反省会」があります。
練習後、音楽室に集まって部長がひとこと。
「今日の反省、ある人いますか〜?」
そこで手を挙げた2〜3名が、部員の前で発表する形式です。
練習して身についたこと、
練習したけど出来なかったこと、
なんでも良いので、自分の言葉で伝えます。
しかし、この反省会。
ここ最近は形骸化してしまいました。
いつも同じ人しか手を挙げない。
毎日同じような反省を繰り返して進歩がない。
こんな状態になってしまいました。
公立の中学校教師には、異動があります。
同じ学校にずっと在籍するのは珍しいケースで、吹奏楽部の顧問も入れ替わってきました。
わたしはただのOBなので、ずっといます。
この反省会は前の前の前、
3つ前の顧問が作ったシステムでした。
そのため「なぜ反省会をするのか?」という
根本的な部分が抜け落ちて、
ただ形ばかりが残ったのだと思います。
そこで「反省会の在り方」について
顧問と一緒に考えることにしました。
「話す」ってインプットだ。
反省会の在り方を問うために、
まずは「反省会のメリット」を考えました。
わたしは2つのメリットを見つけました。
1つ目は「自分の考えを認識するため」です。
みなさんも経験ありません?
「わたし、こんなこと思ってたんだ。」
友達と喋っているときに気づくこと。
このメカニズムって、
アタマの中で、ぼんやりと思っている状態
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誰かに伝えたい場面が訪れる
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言葉にしなきゃ!
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このぼんやりをハッキリさせよう!
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「わたし、こんなこと思ってたんだ。」
きっとこんな順序で、
わたし達の脳ミソは処理しています。
「誰かに想いを伝えること」は、
自分の口にとってはアウトプットであり、
自分の耳にとってはインプットなんです。
そんな「気づき」を得るチャンスを増やすために、反省会を行うことは有効だと思います。
ひとまず、今日はこの辺で。
反省会の2つ目のメリットは、また次回に取っておきましょう。
それではまた。
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