見出し画像

PJCS2021 マスターリーグ予選3位・最終BEST16(世界権利獲得)耐久型三神ザシアン

1.ご挨拶

はじめまして!YUYAと申します。
この度、2021/7/17-18に開催されたPJCS2021カードゲーム部門においてマスターリーグ予選3位通過、最終成績BEST16・世界大会DAY2の権利を獲得することが出来ました。
この様な機会は滅多にいただけないと思い、結果に至るまでのプロセスを纏め執筆する事にしました。

画像24


本デッキはPJCS2021予選において三神ザシアンというカテゴリで1番高い順位で予選を通過しております。自信を持って日本一の三神ザシアンとお勧めできるデッキです。
またPJCS以降もまだまだ頑張れるデッキですので、ユーザーの皆様に読んでいただいてシティーリーグ等で使用してもらえたらと思っております。
(※以下記事内では略称等含みますがご了承ください)


2.PJCS環境予想

直近のシティーリーグを見るに「3すくみ環境」と例えられる程TOPデッキは固まっていましたのでPJCSでは以下3種類の使用者が最多と予想しました。
・連撃ウーラオス
・こくばマホイップ
・悪パーフェクション

次点で使用者が多いデッキも直近のシティーリーグや知り合いからの情報を元に以下の通り予想しました。
・一撃ウーラオスブラッキー
・はくばスイクン
・連撃テンタクル
・ムゲンダイナ
・三神系

例外として母数は多くないと予想していましたが個人的に警戒していたデッキタイプと理由も以下の通り記載します。
・ジュナイパー

画像1

上記デッキを警戒していた理由は、私自身がPJCS直近のシティーリーグで対戦した事が大きな要因の1つです。
ジュナイパーの特性によって全く攻撃が通らず手も足も出ずに負けてしまいました。
使用者が一定数以下とはいえ、運悪くマッチングした場合になす術なく敗北し、その1敗によってDAY2に進出できないのは勿体ないと感じたので警戒対象としました。

3.デッキ選択に関して


今回私が使用した三神ザシアンというデッキですが、多岐にわたり愛されて来たので多種多様な構築が存在します。
デッキ選択を解説する上で構築の定義も重要になりますので最初に三神ザシアンの構築に関して少しお話させていただきます。
◎純正構築
→三神(アルセウス&ディアルガ&パルキア)、ザシアンV、ザマゼンタVを中心とした種ポケモン主体のデッキ。サブアタッカーは必要最低限の採用。(ガラルサンダーV等)
エネルギー供給は付け替え・メタルソーサや三神のアルティメットレイに依存している。シンプル故にデッキ自由枠が多いのも特徴。

画像2

画像3

画像4


◎純正+α構築
純正構築同様に三神、ザシアンVを中心としながらもガラルファイヤーV、スイクンV等を採用した構築。純正構築より弱点を取る事が意識されている。またガラルファイヤーVの様なエネルギー供給を自立できるポケモンやスイクンVの様にエネルギー要求が軽いポケモンを採用する事で三神がオルタージェネシスの返しに倒されても復帰しやすい。

画像5

画像6


◎バレット構築
ドータクンを採用する事で純正+α構築より更に弱点による攻撃・技の分岐を豊富にした構築。
エネルギー条件さえ満たせていれば技を打つポケモンをそのターンに用意することで即時起動できることがメリット。採用されているサブアタッカーも豊富。

画像7

画像8

上記より私は純正構築の三神ザシアンを選択しました。
今回はその利点・環境での立ち位置を踏まえて選択理由をご説明したいと思います。

選択理由1:再現性・安定感
PJCSは予選9回戦、決勝トーナメントはBO3という事で相当の対戦数が予想されました。
そしてその条件下で重要になってくるのはデッキの再現性・安定感と捉えました。
「手札事故による敗北」「スタートポケモンによる不利盤面スタート」「サポートに触れないターンが有る」等の自分にふりかかる不安要素を極限まで減らしつつパワーを落とさないデッキが純正構築の三神ザシアンだったのです。
選択理由2:環境内でマークがあまい
三神ザシアンというデッキタイプが現環境において意識されていないということです。
これにより構築・プレイング共にユーザーのマークが甘くなっていることが予想できました。
さらに直近のシティーリーグで話題に上がっていたのは「バレット構築」でした。これは純正構築を使う上で更なるメリットになりました。
メリットは2点ありますがどちらもミラーマッチについての話になります。
メリット1:バレット構築が流行ることで純正構築(+α構築含む)同士のミラーマッチが減少する
結局どんなに練度が高くても純正構築同士でミラーマッチを行った場合、先行が絶対的に有利です。その様なじゃんけんによる不利要素を減少できるのは大きなメリットです。
メリット2:純正構築はバレット構築に対して構築上有利
純正構築は後攻1ターン目にオルタージェネシスが狙える可能性や種主体の安定感・再現性がバレット構築に対して高いです。
これは対戦数が増えればよりに顕著に現れるメリットです。

選択理由3:練習時間
PJCS参加の2週間前から平日はほぼ仕事で、練習できない状況でした。
その為、既存の使い慣れたデッキから最低限の練習時間である程度のレベルまで戦えるデッキを選択する必要がありました。


上記理由と群雄割拠なこの環境下で「安定して勝つ」という点において純正構築の三神ザシアン以外選択は無いと考え結論付けました。

4.デッキリスト


当日使用したリストを掲載します。
一見シンプルに見えますが他の三神ザシアンと比べると独特かもしれません。

画像9

5.当日のマッチング

PJCS当日のマッチングと勝敗を報告します。

画像32

それでは以下より有料部分となります。
有料部分では採用リストの詳細説明や、環境上位3デッキに対しての立ち回りを「理想動作」「サイドプラン」「キーポイント」にスポットを当てて解説させていただきます。
このデッキはゲームプランの把握とキーポイントをどれだけ理解しているかで勝率が大きく変化します。
構築を真似するだけでは勝率は上がらないと思いますので、是非読んでいただければと思います。


追記情報:
7.不採用リスト追加

8.各対面のゲームプラン追加
・リーフィアVMAX
・ムゲンダイナVMAX
・ルカメタザシザマ
・はくばスイクン
・炎パーフェクション
・レックウザVMAX
・ゲンガーブラッキー

サイドプラン解説図追加
・連撃ウーラオスVMAX
・黒馬マホイップ


6.採用リスト解説


[ポケモン] 13枚
上記でお話した通り再現性•安定感を最重視しています。
その為、軸となるポケモンを厚く採用してスタートの安定性を確保しております。
さらにシステムポケモンは極限まで絞る事でスタートするリスクを対策しています。

◎ザシアンV 4枚
デッキのコンセプトとなる重要カードその1です。
ドローソース・アタッカー・エネルギー加速、全ての要素を詰め込んだポケモンなのでスタートして欲しい事と対面によって役割がメインアタッカーになる事も踏まえて最大枚数の投入です。
デッキでの主な役割
・グズマ&ハラで支払ったコストを回復するリソーサー
・スピードザシアンの動作をするアタッカー
・スタート時にふとうのつるぎでリソースを確保しつつ前に置ける壁

◎ザマゼンタV 2枚
デッキのコンセプトに絡んでくる重要カードその2です。
VMAX環境であるが故、彼がいてくれた事で捲った試合は数え切れません。
フィニッシャーにならずとも盤面に存在する事で与えるプレッシャーは絶大です。対面によっては不要ですがVMAXがメインアタッカーのデッキに対して必ず1度使用するので、サイド落ちも考慮して2枚採用しました。
デッキでの主な役割
・エネルギー破壊、アタッカー
・最強の盾

◎三神(アルセウス&ディアルガ&パルキア) 2枚
デッキの象徴であり、GX技のオルタージェネシスは如何なる環境においても非常に強力です。しかし最近の環境では「オルタージェネシスを宣言する為に三神を盤面に出す」事がGX技の恩恵以上にリスキーになる対面もあります。
使用する対象を選ぶ事も踏まえて2枚の採用になりました。
デッキでの主な役割
・エネルギー加速、アタッカー
・オルタージェネシスGX

◎ガラルサンダーV 1枚
ムゲンダイナ・ゲンガーVMAX用アタッカーです。
上記対面以外にも中盤~終盤にデデンネGX・クロバットVを倒す時に重宝したりと腐りにくい為採用しました。
デッキでの主な役割
・対ムゲンダイナ・ゲンガー最終兵器
・サブアタッカー

◎ギルガルドV 1枚
ジュナイパー専用アタッカーです。
ただ今回はスイクンチルタリスというデッキに特性:きせきのまもりチルタリスが採用される事も考慮して採用しました。
デッキでの主な役割
・ジュナイパー他メタデッキ用アタッカー

◎デデンネGX 2枚
ドロー用ポケモンです。こちらは序盤と終盤で使用したい為に2枚採用となっております。
デッキでの主な役割
・手札リフレッシュ

◎クロバットV 1枚
手札を維持しつつドローしたい時に使用するドロー用ポケモンです。
デッキでの主な役割
・手札の維持+リフレッシュ

[グッズ] 22枚
起動の軸となるカードや、エネルギーに関係したカードを厚く採用しております。
◎クイックボール 4枚
種主体なので最大枚数採用しました。
◎タッグコール 3枚
タッグチームカードが厚いこのデッキではキーカードになります。
安定感はこのカードの枚数で変化すると思います。
本来最大枚数採用したいですが枠の都合上3枚となりました。
◎メタルソーサー 4枚
技の発動要求に直結するカードなので最大枚数採用してます。
◎ポケモンいれかえ 3枚
手札のかさばり具合と必要数の兼ね合いから3枚の採用です。
◎ふうせん 2枚
タッグコール→グズマ&ハラからアクセスできる入れ替えです。
確実に触りたいので2枚の採用です。
◎大きなおまもり 1枚
相手によって必須となってくるカードですので1枚採用です。
◎エネルギー付け替え 3枚
当初2枚で調整していましたが、最終段階で3枚になりました。
盤面に三神がいない状態からオルタージェネシス起動の要求がまるで違います。またサブアタッカーを強引に動かしたり等、ゲームプランの鋭角な変更にも役立ちます。
◎リセットスタンプ 2枚
このデッキは基本的に3-2-2を押し付けます。
三神が気絶時と2体目のアタッカーが気絶時に使用したいので2枚採用です。

[サポート] 11枚
軸となるタッグサポートを中心に一般的な三神ザシアンより枚数を厚くする事を意識しました。
サポートの総数を厚くしたのはオーロラエネルギー等のコストでトラッシュした場合にシロナ&カトレアで回収できる事から優秀なコストにもなると感じたからです。

◎グズマ&ハラ 2枚
このデッキの軸になるサポートその1です。
必ず使用したいので2枚採用しております。確実にエネルギー供給できる事とタッグコールでサーチできる点が高評価です。
◎シロナ&カトレア 2枚
このデッキの軸になるサポートその2です。
グズマ&ハラやオーロラエネルギーでトラッシュしたボスの指令を回収しながらドローできる強力なカードです。
グズマ&ハラ同様にタッグコールでサーチできる為、不要な盤面展開を避けれる点も高く評価しています。
◎マリィ 3枚
手札干渉・ドローを一挙に行うパワーカードです。
当初2枚だったんですがアクセス手段がない故、使えないまま試合が終わってしまう事がありました。3枚にした事で適度に手札に呼び込める様になったのでこの枚数が適正と感じております。
◎ボスの指令 4枚
オルタージェネシス後に1番握っていたいカードは、ボスの指令とエネルギーですので最大枚数採用しました。
また相手のベンチに干渉する回数が増える事で、ゲームプランを強引に変えれる魅力もあります。

[スタジアム] 2枚
◎混沌のうねり 2枚
水の塔や頂への雪道を重くみての2枚採用です。また現環境ではスタジアムが2-3枚だったり、リセットホールが採用されていたりと、うねり1枚では止まらない事も多々あるので厚くしております。

[エネルギー] 12枚
◎オーロラエネルギー 4枚
ガラルサンダーVも運用するので最大枚数採用しました。
◎基本鋼エネルギー 8枚
枠の兼ね合いで8枚になりました。使用感からして適正枚数だと思います。

7.不採用リスト

採用に至らなかったカードをご紹介します。

[ポケモン]
◎ミュウツー&ミュウGX

不採用理由1
2.PJCS環境予想」でご説明した通り今回は連撃ウーラオスと、はくばスイクンが一定数いると予想していました。それらのデッキに採用予想される頂への雪道を警戒して不採用にしました。
混沌のうねりが厚く採用されているから関係ないように思えますが、ミュウツー&ミュウGXが技を宣言する為に混沌のうねりを要求される事自体が弱いという判断です。
不採用理由2
PJCS直近のシティーリーグ京都で優勝した三神バレッドにミュウツー&ミュウGX対策(主に悪パーフェクション意識だと思います)でミミッキュ(シャドーボックス)が採用されていました。ミミッキュが採用される場合を想定して不採用としました。
不採用理由3
スタートした場合にこくばバドレックスやミュウツー&ミュウGXミラー対面で不利要素が増えるので不採用としました。
不採用理由4
パーフェクション対象が三神しかないので不採用としました。

画像17


ブラッキーV
リセットスタンプ+くろいまなざしで終盤に1ターン作るプランや、こくば対面で下技を起動させようとしましたが発動条件が厳しかったので不採用になりました。
そもそもおしゃれ枠として入れたかっただけなのでここに書くほどではないかも知れません。

画像10

クチートGX
環境の変化によりクチートGXが強く使えなくなったと感じたので不採用としました。また今回のデッキコンセプトから見たクチートは負け筋になる事とスタートポケモンの安定性を損なう事につながるという問題もあり不採用となりました。
はくばデッキの母数もある程度いるので、他の構築ですと十分に採用価値があると思います。
採用候補デッキ:純正+α構築の三神ザシアン

画像11

ワタシラガV
ボールからアクセスできるサポートと言う事でとても優秀なカードですが、クチートGX同様に負け筋になる事とスタートポケモンの安定性を損なう事につながるという問題もあり不採用となりました。
他にシロナ&カトレアを厚く採用した事もあり、使用頻度が落ちた事も不採用理由として挙げられます。

画像33

[グッズ]
あなぬけのひも
入れ替え札として検討しましたが、連撃ウーラオスやミラーマッチで相手の手助けになってしまう事があったので不採用になりました。

画像12

やまびこホーン
使うタイミングが限定的だった事から不採用になりました。
クチートGX、やまびこホーン、あなぬけのひもを多投して専用デッキを作るなら入れる価値はありそうですが、現環境で三神ザシアンには不要と感じました。

画像13

ビッグパラソル
主に悪パーフェクション対策で検討しておりましたが、最新の悪パーフェクションにはツールジャマーが採用されている事があったので採用優先度が下がりました。またプランで対策する事を優先したので不採用となりました。

画像14

ツールスクラッパー
このカードは使用タイミングが重要になってくるカードです。
その為サーチ手段が無いこのデッキには不採用としました。
また現環境で壊したいポケモンの道具が【大きなおまもり】【ツールジャマー】あたりしかなく、プレイングでカバーできると判断して不要としました。

画像34

[サポート]
博士の研究
私自身がリソースを大切にできるプレイを好んでいる事と、オーロラエネルギーなどのゲームプランに影響を与えるカードを巻き込んでトラッシュしてしまうのを嫌い不採用としました。

画像15

マオ&スイレン
連撃ウーラオスに対して有利になる事が一番のメリットだと思いますが、そもそも盤面を絞るというプレイングで事足りたので不採用としました。

画像18

8.各対面のゲームプラン


「2.PJCS環境予想」でご説明した使用率上位3種類のデッキを対象として理想動作・サイドプラン・キーポイントを解説していきたいと思います。

★連撃ウーラオスVMAX
理想動作
序盤はバトル場【ザシアンV】ベンチ【三神】の盤面を作ります。
【デデンネGX】や【クロバットV】の負け筋を出さずに【タッグコール】主体でベンチを絞りプレイする事を意識します。
オルタージェネシスを宣言したら次ターンにベンチへ【ザマゼンタV】を用意しアルティメットレイを宣言します。
その後は以下サイドプランを参考にゲームを進めます。

サイドプラン 2枚→4枚
連撃ウーラオス側が【デデンネGX】や【クロバットV】等のポケモンを2体以上出してくれるのは稀です。勿論3-3で狙いたいですが、基本は2-4のプランがメインとなります。
サイドプラン例:(こちら先行と仮定します)
◎先行1ターン
【三神】に手張り→【ザシアンV】ふとうのつるぎ

スクリーンショット 2021-08-08 010056


(◎後攻1ターン)
【メッソン】どんどん呼ぶ
◎先行2ターン
【タッグコール】→【グズマ&ハラ】→【三神】オルタージェネシスGX

スクリーンショット 2021-08-08 005535


(◎後攻2ターン)
【連撃ウーラオスVMAX】で【三神】に疾風付き
◎先行3ターン
【三神】で【連撃ウーラオスVMAX】にアルティメットレイ→【ザマゼンタV】へエネルギー加速

スクリーンショット 2021-08-08 011820


(◎後攻3ターン)
【インテレオン】で【三神】にクイックシューター→【連撃ウーラオスVMAX】で【三神】と【ザシアンV】にキョダイレンゲキ
◎先行4ターン
【リセットスタンプ】+【ボスの指令】で【ジメレオン】or【メッソン】を呼び出す→アサルトタックル

スクリーンショット 2021-08-08 014829


(◎後攻4ターン)
【インテレオン】で【ザマゼンタV】にクイックシューター→【連撃ウーラオスV】で、ひるがえす→バトル場【インテレオン】
◎先行5ターン
【ボスの指令】を使用し【連撃ウーラオスVMAX】にアサルトタックル

スクリーンショット 2021-08-08 020546


※【ジメレオン】【メッソン】を挟む理由
「クイックシューター」や「うらこうさく」の回数を制限する事で、返しの相手の番に復帰する要求こちらにダメージ干渉・手札干渉する要求を上げます。
(相手に使用されるリセットスタンプにも強くなります)
※【ジメレオン】と【メッソン】の優先度
どちらを攻撃するかは以下の事を参考にしながら判断しています。
・【ジメレオン】と【メッソン】の盤面総数で少ない方を優先
・自分盤面の蓄積ダメージの様子
・トラッシュのボール使用数から【ジメレオン】と【メッソン】どちらが進化しやすいか?(ちなみに単純な進化しやすさは【メッソン】の方がはるかに要求が軽いと思います。)
※この理想プランはボスの指令を複数回使用するので要求が少し高いです。使用できない場合はバトル場を攻撃して下さい。

キーポイント
◎アルティメットレイの直前に【ザマゼンタV】を用意する
なぜ直前なのか?→対戦相手に三神ザシアンの構築をミスリードさせる為です。仮に純正+α構築と相手が勘違いしてくれた場合、【連撃ウーラオスV】を全て【連撃ウーラオスVMAX】にしてくれる可能性があります。
理由
・純正+α構築が【ザマゼンタV】を採用していないケースが多い
→仮に【ザマゼンタV】を採用していたとしても純正+α構築なら盤面展開するから関係ないと判断してくれる
・【ザシアンV】のブレイブキャリバー対策
そうなった場合、【ザマゼンタV】で完封できる盤面を形成する事が可能になります。

◎【大きなおまもり】は基本的に【三神】へ装備する
【三神】のHPを310にすることで【連撃ウーラオスVMAX】の疾風付き2回+【インテレオン】の特性クイックシューター1回に要求を引き上げてくれます。
クイックシューターの対象をずらす事で【ザマゼンタV】にダメージが乗らないのは終盤で大きなメリットになります。とにかく【ザマゼンタV】を守る為に【三神】へ注意を引かなければなりません。

◎相手の【頂への雪道】と自分の【混沌うねり】残数はしっかり確認する
【連撃ウーラオス】は【水の塔】による入れ替えを主としています。なので【混沌のうねり】による序盤の入れ替え要求を上げるのは大事な要因です。しかし、さらに大事なのは終盤の【頂への雪道】で【ザマゼンタV】単騎状態を突破されないようにしっかり【混沌うねり】の残数を把握することにあります。


★こくばマホイップ
理想動作
序盤はバトル場【ザシアンV】ベンチ【三神】を用意しつつオルタージェネシスを狙います。アルティメットレイが宣言できた場合、【ザマゼンタV】へエネルギーを加速します。(相手の盤面にもよります)
その後【ザマゼンタV】主体で戦います。

サイドプラン 4枚→4(3)(2)枚
こくばマホイップは相手の盤面によってサイドプランが非常に変化しやすいマッチングです。一概に言い切れませんが4-4(3)が基本プランです。
サイドプラン例:(こちら先行と仮定します)
◎先行1ターン
【三神】に手張り→【ザシアンV】ふとうのつるぎ

スクリーンショット 2021-08-08 010056



(◎後攻1ターン)
【ゲンガー&ミミッキュGX】でホラーハウスGX
◎先行2ターン
番終了

スクリーンショット 2021-08-08 093112



(◎後攻2ターン)
【ゲンガー&ミミッキュGX】で【ザシアンV】にポルターガイスト
◎先行3ターン
【三神】でオルタージェネシスGX

スクリーンショット 2021-08-08 095223



(◎後攻3ターン)
【ボスの指令】で【ザシアンV】→【こくばバドレックスVMAX】でダイガイスト(ダイガイストで【大きなおまもり】の【三神】が気絶しない為)
◎先行4ターン
【ボスの指令】で【ゲンガー&ミミッキュGX】→【三神】でアルティメットレイ→【ザマゼンタV】へエネルギー加速

スクリーンショット 2021-08-08 101350


(◎後攻4ターン)
【こくばバドレックスVMAX】で【三神】にダイガイスト
◎先行5ターン
【リセットスタンプ】+【ボスの指令】で【ゲンガー&ミミッキュGX】にアサルトタックル

スクリーンショット 2021-08-08 151125


(◎後攻5ターン)
【こくばバドレックスVMAX】を壁にしつつ【ふつうのつりざお】等で【ゲンガー&ミミッキュGX】の復帰
◎先行6ターン
【ボスの指令】で【マホイップV(VMAX)】へアサルトタックル
※この時【ボスの指令】が使用できない場合は【シロナ&カトレア】で【ボスの指令】を回収しながら【こくばバドレックスVMAX】に攻撃しましょう。
返しの番で【ゲンガー&ミミッキュGX】のポルターガイストで倒されない様に手札トレーナーズ枚数は注意しましょう。

画像32

キーポイント
◎手札のトレーナーズ枚数を意識する
手札に握るトレーナーズを4枚以下にコントロールできるのが理想です。これによりポルターガイストの打点を200点以下にして【ザシアンV】まで耐えれるラインを確保します。【タッグコール】を採用しているので、【グズマ&ハラ】やそこからサーチできる【オーロラエネルギー】で調整できると思います。また序盤は【タッグコール】で【三神】2枚サーチしたりして手札のトレーナーズスロットを敢えて埋める事を行います。
このテクニックの練度によって勝率が変化します。

◎【大きなおまもり】は基本的に【三神】へ装備する
【三神】のHPを310にすることでポルターガイストの要求が上がりますので三神の生存率が跳ね上がります。
※上記のトレーナーズ管理テクニックと合わせて使用する事で更に効果を発揮します。

◎攻撃の優先度はGX>V>その他
攻撃する場合の優先度も重要です。
中盤移行は【ザマゼンタV】で凌ぐので、【ザマゼンタV】に攻撃できる脅威から排除していきます。

◎【マーシャドー(リセットホール)】が盤面にいる場合のサイドプラン
アルティメットレイ宣言前に【マーシャドー】が相手盤面に出された・もしくはスタートポケモンとして出てしまった場合はチャンスです。【デデンネGX】と【クロバットV】を使用してでも【ボスの指令】を探しに行きます。【マーシャドー】にアルティメットレイを宣言出来たなら【ザシアンV】にエネルギーを加速するだけで次ターンに【ゲンガー&ミミッキュGX】を【ザシアンV】で倒してゲームに勝利できるので相当有利に進めれます。

◎【三神】がオルタージェネシスの返しに【マホイップVMAX】に気絶させられるからといって出し渋らない
相手がこくばバドレックスと確認できたら【三神】でオルタージェネシスを必ず狙いに行ってください。なぜならこくばバドレックスというデッキは打点が変動し易いデッキだからです。(相手の手札依存・盤面のエネルギー数等)
その上、序盤に【三神】を一撃で気絶させれる可能性が一番高いのは【マホイップVMAX】です。
【マホイップVMAX】は【ザシアンV】【ザマゼンタV】で弱点を取れるので有利要素が増えます。
もし【三神】が【マホイップVMAX】に気絶させられた次の番に攻撃まで辿り着かなかったとしても、最低限手札干渉だけすればバトル場に【ザマゼンタV】ベンチに【ザシアンV】でふとうの剣を1回宣言するぐらいはできると思います。焦らず次ターンから立て直しましょう。

◎シャドーミストにはご用心
もし仮に先行が取れてオーロラエネルギーと基本エネルギーが手札にある場合は、オーロラエネルギーを必ず手張りしてください。後攻1ターン目のシャドーミストによってオルタージェネシスの宣言が遅れます。

★悪パーフェクション
理想動作
(※こちらの対面は試行回数が少ない為、少し怪しい部分もあることを最初にお伝えします)
序盤から中盤まで【マリィ】【ボスの指令】を中心に使用し、【ザシアンV】主体で戦います。俗に言うスピードザシアンの動きを目指します。
盤面には【三神】を展開しない様に意識してください。(詳細は以下キーポイントで解説します)
中盤~終盤はサイドプランを参考にゲームを進めます。
サイドプラン 1枚-2枚-3枚 2(1)枚-3枚-1(2)枚
悪パーフェクションはこくば以上に相手の盤面によってプランが変化しやすい対面です。その為これと言って決まった攻撃対象がある訳ではなく、相手の盤面と行動から【ザシアンV】で何を狩るか見極めないといけません。
以下サイドプランは一例としてください。
サイドプラン例:
【ボスの指令】を使用し【ニューラ】へブレイブキャリバー→次ターンに後続の【ザシアンV】を用意しながら【マリィ】を使用して相手バトル場の壁ポケモンを攻撃(【デデンネGX】等)→【ミュウツー&ミュウ】等のTAGチームへ【リセットスタンプ】を打ちつつ【デデンネGX】でビリリターンGX→次ターン【ザシアンV】でブレイブキャリバー

キーポイント
◎【三神】を場に出さない(サイド4枚取られるリスクを無くす)
このマッチングは【三神】がカモられやすいです。
理由はオルタージェネシスの返しまで相手の脅威を許してしまいます。それにより【ミュウツー&ミュウGX】等によってデッド・ムーンGXを宣言されます。
そして最悪の展開は、小突かれている状態の【三神】が残され、用意していた【ザシアンV】が【ボスの指令】等で呼ばれデッド・ムーンで倒される→次ターンにグリードクラッシュで三神が気絶してゲームが終わるという流れです。
サイドを4枚取られるか3枚取られるかは勝負を決定付ける大事なファクターです。自分がやっても相手にやらせないことを心がけましょう。
場に出てしまった場合は割り切りましょう。

◎GX技の選択とタイミングを最大限に活かす
理想動作で解説した通り、終盤に【リセットスタンプ】+ビリリターンGXで止めて次ターンにブレイブキャリバーでHP280ラインを突破する事をご説明しました。スピードザシアンだからこそ選択出来るGX技とプランです。
一見して苦しまみれですが、やっている事はピカゼクデッキの【リセットスタンプ】+タンデムショックです。是非試してみてください。

◎手札干渉は積極的に行う
私が悪パーフェクションを回した感触ですと【マリィ】【リセットスタンプ】による手札干渉はかなり効果があると感じました。
特に【ナツメ&ハチクマン】等の手札コストが足りずに使用出来ない事や、短期決戦に構築を傾ける故に、手札干渉で何も動けなくなる等。【ボスの指令】で脅威を排除出来ないターンは手札干渉して要求を上げましょう。

◎新規【ガラルファイヤー】による「あくのはどう」の最大打点と「デッド・ムーン」の追加効果込発動要求を意識する

新弾「摩天パーフェクト」に収録された【ガラルファイヤー】によって悪デッキに対する注意点が増えました。
手札から自身にエネルギーを2枚加速しつつベンチに出ると言う事でかなりのパワーを有しています。
このカードによる打点想定ミスや、不意に飛んでくるデッド・ムーンGXに気をつけてください。
終盤に【ガラルファイヤー】自体がアタッカーとなることにも忘れないようにしましょう。

画像16


★リーフィアVMAX

理想動作
序盤からバトル場に【ザマゼンタV】ベンチに【ザシアンV】を用意して戦います。
攻撃分担は【ザマゼンタV】→【メッソン】系統、【ザシアンV】+【ザマゼンタV】で【リーフィアV】を担当します。
このマッチングはとにかく【ザマゼンタV】が圧倒的に強いので以下サイドプランを参考に進めていただければまず負けません。

サイドプラン 1枚→1枚→2枚→2枚 1枚→2枚→3枚
序盤に相手のシステムである【メッソン】【ジメレオン】を倒す事で安定性を削ぎながら進めます。
またオルタージェネシスを使用しないマッチングなので【インテレオン(クイックシューター)】に進化される前に【ザマゼンタV】で一撃で気絶させたいという思惑もあります。
中盤以降は【ザマゼンタV】と【ザシアンV】のコンビネーションで【リーフィアV(VMAX)】を倒します。
VMAXは基本無視でいいと思います。
サイドプラン例:
【メッソン】→【ジメレオン】→【リーフィアV(VMAX)】→【リーフィアV(VMAX)】

キーポイント
◎【三神】を使わない

【ザマゼンタV】【ザシアンV】が強すぎるので不要です。
寧ろ出した事によって不安要素になるので盤面に出さない様に心がけましょう。
【三神】の不安要素
1.【三神】が気絶しやすい
【三神】に【ふうせん】を貼っても、【ツールジャマー】で対応され【混沌のうねり】を貼っても【キャプチャーエネルギー】やボールから【マーシャドー】→ガラル鉱山と解決されてしまいます。
それもまあまあの再現性で、、、
【リーフィア】自体の起動要求が軽い為にいろいろできてしまうんでしょうね、、
2.【うねりの扇】によって【オーロラエネルギー】に干渉される
オルタージェネシスを宣言する時は【オーロラエネルギー】を必ず貼りますが、【うねりの扇】で山札に返されてテンポロスさせられてしまうリスクがあります。


◎【ザマゼンタV】に【お守りを】!
ツールジャマー等によって無力化される事は置いといて、グッズをつけるメリットを説明します。【ザマゼンタV】に【大きなおまもり】を装備する事で【リーフィアV】のリーフブレード(コイン表)を2回耐えます(抵抗込)。場持ちが上がるのでつけましょう。

画像32


★ムゲンダイナVMAX

理想動作
序盤はバトル場【ザシアンV】ベンチ【三神】を用意しつつオルタージェネシスを狙います。
オルタージェネシスを宣言したら、次ターンに【ボスの指令】で【クロバットV】を呼び出し、アルティメットレイを宣言します。エネルギー加速は【ザシアンV】へ行います。
次ターンも【ボスの指令】で【クロバットV】を選択し【ザシアンV】でブレイブキャリバーを宣言します。

サイドプラン 3枚→3枚
ムゲンダイナデッキは【クロバットV】によるドローが基本動作に組み込まれています。その為ベンチに複数体存在しやすい特徴が有ります。
最短で勝利できる【クロバットV】を狙い3枚→3枚でゲームを進めましょう。
サイドプラン例:(こちら先行と仮定します)
先行2ターン目に【大きなおまもり】を装着した【三神】でオルタージェネシス→【ボスの指令】を使用し【クロバットV】へ【三神】でアルティメットレイ→【ボスの指令】を使用し【クロバットV】へ【ザシアンV】でブレイブキャリバー

サイドプラン(番外編)
上記では【大きなおまもり】を装備した【三神】がアルティメットレイまで宣言できた場合のプランです。
もし【三神】がアルティメットレイ前に気絶したり、【三神】を使用できない場合のプランも解説したいと思います。
サイドプラン例:(【三神】がアルティメットレイ前に気絶した場合)
【三神】が気絶した場合は【ガラルサンダーV】を起動させて下さい。
相手の【ムゲンダイナVMAX】に【大きなおまもり】が装備されていようと問答無用で一撃で気絶させてくれます。
エネルギー要求も基本的にオーロラエネルギー1枚で起動できるのでハードルは低いです。
その後は【ザシアンV】を用意して【クロバットV】等を取りきって勝利といった流れです。
※【ザシアンV】の所は相手ベンチに【ガラルジグザグマ】等が居る場合は【ギルガルドV】のきりさく(オルタージェネシス込)でも倒せるので要求が下がります。
サイドプラン例:(【三神】が使用できない場合)
【三神】の準備が大きく遅れてしまうと感じた場合や、【三神】が全てサイドに落ちしてしまった場合はバトル場に【ザマゼンタV】、ベンチに手札補充枠として【ザシアンV】を用意してゲームを進めてください。
相手からしたら【ザマゼンタV】を突破しないといけないので【ムゲンダイナV】を用意しつつ【ガラルファイヤーV】も準備してくると思います。
その動作を確認したら【ボスの指令】を使ってエネルギーの付いた【ムゲンダイナV】を【大きなおまもり】付き【ガラルサンダーV】で狩り続けてください。
そうする事によって相手盤面には【ガラルファイヤーV】しかアタッカーが残らなくなります。
そうなると【大きなおまもり】付きの【ガラルサンダーV】は【ガラルファイヤーV】+【ガラルジグザグマ(かんしゃくヘッド)】でも倒せないHPになります。
よって【ボスの指令】を絡めながら【ガラルサンダーV】を2回使用する事ができるので【ムゲンダイナV】と【クロバットV】等を気絶→【ザシアンV】で【ガラルファイヤーV】を倒して勝利することができます。

キーポイント
◎【大きなおまもり】は基本的に【三神】へ装備する
ムゲンダイナ対面においての【大きなおまもり】は本当に影響力が大きすぎます。HPが310に上がる事で【ムゲンダイナVMAX】のドレッドエンドが全展開要求+【ガラルジグザグマ】4回、もしくは全展開+大きなおまもり無力化+【ガラルジグザグマ】1回になります。
場持ちが段違いなので装備は必須級です。

◎盤面に不要なV・GXポケモンを出さない
ムゲンダイナのような【ブラッキーV(VMAX)】が採用されているデッキにはベンチに不要なポケモンを展開しすぎないようにしましょう。
相手が先に攻撃開始してきた場合にダークシグナルを使いサイドプラン2枚→2枚→2枚で取りきられて負けてしまいます。


★ルカメタ

理想動作
序盤はバトル場【ザシアンV】ベンチ【三神】の形でエネルギーを盤面に溜めてアルティメットレイを狙います。
アルティメットレイを宣言した返しに【ルカメタ】のフルメタルウォールが宣言されるので【エネルギーつけかえ】で【ザシアンV】から【三神】へエネルギーを供給してオルタージェネシスを宣言します。
その後は以下サイドプランを参考にゲームを進めます。

サイドプラン 4(3)枚→3枚 
【ルカメタ】は【三神】が最も苦手とするエネルギー干渉と中打点無力化をコンセプトに持ちます。リソースを大切にしながら確実に4(3)枚→3枚で倒して行きましょう。
【タフネスマント】が装備される前に【ザシアンV】【ザマゼンタV】を倒すとスムーズに進めます。                   
サイドプラン例:(こちら先行と仮定します)
ベンチに【大きなおまもり】付き【ザシアンV】を用意し【三神】で相手バトル場(仮に【ザマゼンタV】とします)へアルティメットレイを宣言→返しに相手【ルカメタ】がフルメタルウォール→次ターン【エネルギーつけかえ】と手張りで【三神】を復帰させてオルタージェネシス→次ターンに2体目の【ザシアンV】を用意して【ルカメタ】へアルティメットレイ→【ルカメタ】へ【ザシアンV】でブレイブキャリバー→【ボスの指令】で【ザマゼンタV】へブレイブキャリバー。

キーポイント
【大きなおまもり】は基本的に【ザシアンV】へ装備する
イレギュラーな場合を除いて【大きなおまもり】は必ず【ザシアンV】へ装備します。
理由は【ザシアンV】同士の盤面になった場合に一方的に気絶させられるからです。
気絶させられた場合は復帰を要求され、ロングゲームに持ち込まれます。そうなると【マオ&スイレン】を搭載している【ルカメタ】側が耐久的にも攻撃回数的にも有利になり負けてしまいます。
自分の【ザシアンV】は【大きなおまもり】で最大要求しつつ、相手の【ザシアンV】は【タフネスマント】が付く前に倒しましょう。

◎後続の【ザシアンV】を切らさずに用意する
攻撃できないターンが発生すると大きく引き離されます。【三神】のアルティメットレイから入り2体目を用意しやすい状況を作りゲームを進めましょう。

◎不要な相手ポケモンには攻撃をしない

攻撃したところでゲームプランに関係ない相手のバトル場ポケモンには、ふとうのつるぎで手札を整えましょう。仮にこちらが【ザシアンV】で攻撃した場合、相手は【マオ&スイレン】等で回復しながらベンチに下がり【リーリエのピッピ人形】を押し付けてきます。そのうえ入れ替えも要求されてしまい相手のテンポに乗せられて勝ちが遠のいてしまいます。


★はくばスイクン

理想動作
序盤はバトル場【ザシアンV】ベンチ【三神】の形でオルタージェネシスを狙います。
オルタージェネシスを宣言したら、アルティメットレイで【ザシアンV】へエネルギーを加速します。
その後は以下サイドプランを参考にゲームを進めます。

サイドプラン 2枚→4枚
はくばスイクンは主力アタッカーである【はくばバドレックス】と【スイクンV】を【ザシアンV】が一撃で倒せるのでかなり有利です。システムポケモンである【メッソンorジメレオン】を【三神】のアルティメットレイで倒しながら【ザシアンV】を用意して戦いましょう。
サイドプラン例:(こちら先行と仮定します)
先行2ターン目に【三神】でオルタージェネシス→【ボスの指令】を使用し【メッソンorジメレオン】へ【三神】でアルティメットレイを宣言。エネルギー加速は【ザシアンV】→(この返しの相手ターンで【三神】が気絶)→【ボスの指令】を使用し【はくばバドレックスVMAX】へ【ザシアンV】でブレイブキャリバー。

キーポイント
【大きなおまもり】は【ザシアンV】へ装備する
【ザシアンV】へ【大きなおまもり】を装備することで【スイクンV】の最大打点ブリザードロンドを耐えます。
基本的にベンチを広げなければ問題有りませんが、やまびこホーン+クイックシューター等で不意に倒される事も意識して装備しましょう。
オルタージェネシスの追加効果に固執しない
この対面はオルタージェネシス追加効果無し+【ザマゼンタV】でも十分に強いです。
追加効果を狙うが故にテンポロスすると感じたら早期に追加効果無しでオルタージェネシスを宣言する事も視野に入れましょう。


★炎パーフェクション

理想動作
序盤はバトル場【ザシアンV】ベンチ【大きなおまもり】付き【三神】の形でオルタージェネシスを狙います。
オルタージェネシスを宣言したら、【三神】2体目をベンチへ用意しアルティメットレイでエネルギー加速します。
その後は以下サイドプランを参考にゲームを進めます。

サイドプラン 3枚→3枚
炎パーフェクションはデッキ回転率を上げる為、【デデンネGX】【クロバットV】【ワタシラガV】等を多用してくれます。それら対象を2体倒して、最速でサイドを取りきりましょう。

サイドプラン例:(こちら先行と仮定します)
先行2ターン目に【大きなおまもり】付き【三神】でオルタージェネシス→【ボスの指令】を使用し【デデンネGX】or【クロバットV】or【ワタシラガV】へ【三神】でアルティメットレイを宣言。エネルギー加速は2体目の【三神】→(この返しの相手ターンで1体目【三神】が気絶)→【ボスの指令】を使用し【デデンネGX】or【クロバットV】or【ワタシラガV】へ【三神】でアルティメットレイ。

キーポイント
【大きなおまもり】は【三神】へ装備する
炎パーフェクションは【リザードンGX】を採用している場合があります。
このカードは【三神】に【大きなおまもり】が装備されていなければ一撃で倒せるパワーを持っています。
オルタージェネシスの返しに【三神】が気絶しないように【大きなおまもり】を装備しましょう。

画像35


◎サイド2枚のポケモンを複数枚場に出さない(【三神】を2体押し付ける)
炎パーフェクションは【三神】以外のアタッカーに弱点や打点で有利を取れます。
オルタージェネシスを宣言しても闇雲にベンチを広げすぎると、2枚→2枚→2枚と先行してサイドを取り切られ負けます。
理想は【ザシアンV】→【三神】+【三神】の順番で押し付けましょう。


★レックウザVMAX

理想動作
序盤はバトル場【ザシアンV】ベンチ【三神】の形でオルタージェネシスを狙います。
オルタージェネシスを宣言したら、アルティメットレイで【ザマゼンタV】へエネルギーを加速します。
その後は以下サイドプランを参考にゲームを進めます。

サイドプラン 2枚→4枚
レックウザは非常に火力の高いデッキです。
序盤から【マリィ】で手札干渉をして【三神】がオルタージェネシスの返しターンで気絶しないように要求を上げながら戦いましょう。

サイドプラン例:(こちら先行と仮定します)
先行2ターン目に【三神】でオルタージェネシス→【ボスの指令】を使用し【メリープorモココ】へ【三神】でアルティメットレイを宣言。エネルギー加速は【ザマゼンタV】→(この返しに【三神】が気絶)→【リセットスタンプ】+【ザマゼンタV】で【レックウザVMAX】へアサルトタックル→【ボスの指令】で【レックウザVMAX】を呼び出しアサルトタックル。

キーポイント
◎相手に準備させないよう手札干渉をする
序盤から【マリィ】で相手が盤面を整える動作を妨害しましょう。
【モココ】が用意出来なければ【レックウザVMAX】の打点が制限されるので戦いやすくなります。

◎【ローズ】を警戒する
レックウザデッキには【モココ】がいない場合に【ローズ】という打点アップ方法があります。このカードの存在を忘れていると不意に気絶させられてしまいますので注意しましょう。


★ゲンガーブラッキー

理想動作
序盤はバトル場【ザシアンV】ベンチ【大きなおまもり】を装備した【三神】でオルタージェネシスを狙います。
オルタージェネシスを宣言したら、アルティメットレイで【ザシアンV】へエネルギーを加速します。
その後は以下サイドプランを参考にゲームを進めます。

サイドプラン 2枚→4枚(4枚→2枚)ゲンガーブラッキーは【一撃エネルギー】とキョダイマルノミによって【三神】を気絶させる事が可能です。【大きなおまもり】を装備した【三神】で、アルティメットレイまで耐えれるよう対策しましょう。

サイドプラン例:(こちら先行と仮定します)
先行2ターン目に【大きなおまもり】装備の【三神】でオルタージェネシス→【ボスの指令】を使用し【デルビルorヘルガー】へ【三神】でアルティメットレイを宣言。エネルギー加速は【ザシアンV】→(この返しに【三神】が気絶)→【ガラルサンダーV】で【ゲンガーVMAX】へ雷鳴蹴り

キーポイント

◎ベンチを広げすぎない
ベンチを広げすぎると【ゲンガーVMAX】のパニックフィアーによって簡単に【三神】が気絶します。これは【大きなおまもり】付き【三神】を押し付ける最大のメリットである【一撃エネルギー】3枚+キョダイマルノミを否定する事にもなるので注意しましょう。

◎【頂への雪道】を警戒する
終盤に【ザマゼンタV】+【リセットスタンプ】で詰めようとした場合、逆に【頂きへの雪道】で返り討ちになることがあります。しっかり【混沌のうねり】をセットで使用しましょう。

◎【ザマゼンタV】を過信しない
前述した通り【頂への雪道】による突破の他に【ゲンガーV】で【ザマゼンタV】がさらっと倒されます。【ザマゼンタV】を通す場合は【リセットスタンプ】をセットで使用しましょう。

9.さいごに

この度はご購入と最後までお付き合い頂きありがとうございました。
今後も皆様に有意義な記事の発信を目指していきますので宜しくお願い致します。

ここから先は

0字

¥ 500

この記事が参加している募集