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【会社紹介】GRIT Partners?
何屋さんか
不動産関連にエッジがある、エクイティ/ソリューションプロバイダー*
不動産ファンドとPEファンドの知見を組み合わせた投資スタイルです。
両者のBest PracticeをSmall Cap(数億円~50億円)の領域(両者が取り組みにくい規模が比較的小さい案件)において応用しております。単純に組み合わせるというより、機関投資家との関係で投資ファンドでは許容できなかったリスクや課題に対しても、弊社の独断で対処できると判断したらテイクしております。
上記の事例として、株主間の係争、所有者・賃借人の係争、投資上依拠する資産価値の客観性が十分でないケース(実例:アート作品、ワイン、競走馬、赤字会社の株式価値、N-2のベンチャー企業の株式価値)などがあります。
基本的には自社でエクイティを張る(自己勘定投資)、場合によっては機関投資家もしくは準ずる投資家と共同投資の形で行います。これによりスムースな(しがらみが少ない*完全にないわけではない)意思決定を実現しております。最短で5日でSPA(譲渡契約)を締結したこともあります(異例です)。
Value-upに向き合った方が収益の最大化につながるため、転売はしません。弊社自体は上場しているわけではないので、融資を受ける金融機関の意向を除いては、投資における時間軸の制限はございません。そのため、腰を据えて対象不動産・事業の課題解決(=Value-up(価値向上))に向き合います。Black Stone社で言う、「Buy it, Fix it, Sell it」のFixは常に念頭に置いております。
私自身がキャリアを通じて、不動産及び事業投資に従事し続けております。投資会社として両方の投資機能があることは珍しくありませんが、ビジネスパーソンとして両方に従事している方は少ないです。特に、両方に経験があっても、事業投資におけるPMIフェーズまで入り込んでいる人は極めて少ないです。それなりに痛い目にもあったこともあり、デスクトップ上で感知できないリスクを創造する姿勢があります。
*このコピーを気に入っているわけではないので、代替案がございましたらこっそり教えてください。
祖業と種銭と現在
「資金の出元はなに?」という質問を頂くことが多いですが、弊社の祖業は所謂FA(フィナンシャルアドバイザリー)+派生するコンサルです。
とは言っても、勤めている時は投資業務しか従事したことがなく、FAやコンサルの業務自体の経験はございません。ただ、僭越ながら「もっとこうした方が。。」という想いがありました。そのため、ExtremeにClientの(対象)事業価値の極大化もしくは別の与えられたミッションに資することに全ぶりした、戦略・施策・実行を一気通貫で行うエージェント*という働き方を目指しておりました。当初、相性が良かったクライアントは、オーナー企業、投資ファンドでした。おかげ様で2期目には営業利益10億円弱に到達し、それが種銭になっております。
現在も、戦略・施策・実行を一気通貫で行うエージェントを続けております。ただ純粋なフィー型よりは、「共同投資+フィー」、「フィー+Stock Option」、「共同ファンドGP(General Partner)」というように形を変えており、所謂コンサルと投資ファンドの間のような形になっております。
これにより、「投資ファンド!」、「コンサル!」のような分かりやすい名称がなくなり、自己紹介の尺が短いとどきどきします。
*このコピーを気に入っているわけではないので、代替案がございましたらこっそり教えてください。
GRIT ?
自分自身が提供できるものとして、特定の領域におけるコミットメントだと思い、GRITというワードに拘ってます。
(某PEファンドの代表の方が仰っていて、とても腹落ちしたので引用させて頂きます) 習熟の速さや業務の品質を考えた時に外資系投資銀行も日系金融機関も働いている人の母集団のIQはさして変わらない。(当時は)前者は労働時間の規制がなく12~15h/dとかは働き、かつ原則として異動がない。そのため、前者で5-6年働くと2万時間超の経験時間で、その時間の壁は厚い。
プロとしては結果で会話するべきだと思いますが、私自身及び会社として「不動産×PE(M&A)」というニッチな領域にしがみ付くことこそが戦略的な優位性を生むと考えております。
未来の話(をしろよ)
某メザニンファンドの会長に、現在の話は分かったから、未来の話をしろよと言われたのを思い出しつつ、未来の話をします。
公にとって意味のあるエクイティの担い手になることです。
即ち、エクイティ(純資産)1,000億円の達成です。
これは、Richになりたいということではないです(少しはあります)。自己勘定での投資を行う会社にとって、純資産はある意味次の原価というか元手になります。
現在、国内のPEファンドにおけるファンドサイズの一つの目線として、1,000億円というラインがあります。このラインを達成することで、ある種の公共性が出ると考えております。
上記を達成する傾きの議論として、以下のIRRに大別して考えております。これはただ安く買うというよりは、どれだけ資産価値を高められるかの勝負だと考えております。各課題に対して、どの程度のIRRが適切かを考えながら、投資判断・Value-upを行っております。
IRR 100%:1年でエクイティが倍(当初の目線)
IRR 60%: 10億円のエクイティが10年で1,000億円
IRR40%: 2年でエクイティ倍(当初からペースダウン)
IRR20%: 所謂オポチュニスティックな投資ファンドの目線
IRR10%: コアな投資
今の課題
上記を達成する上で以下の経営課題があります。Noteを始めた契機にもなっております。
その①
今後組織としてレバレッジを効かせる上で、①投資、②Value-up、③Financeの機能を成長させるべく、協業できる仲間を探しております。
その②
戦略・施策・実行を一気通貫で行うエージェント業務(世の中でいうFA+コンサル)を強化しておりますので、協働できる金融機関や事業会社様も気軽にお声掛けください。
その③
また、今後の投資活動に向けて、機関投資家様や準ずる投資家様との連携・協働も増やしていければと考えております。