
生活を変えるのは難しい
2025年になった。ワンマンライブ以降の1週間ほどは少し気が抜けていた気がして思ったよりも進められなかった感じがする。
前に進みたいと願えば願うほど気持ちばかりが先走ってしまう、まあよくある話だ。
Instagramのストーリーズの中で、新しいライフスタイル云々と書いた目安箱があった。それはそれはだいぶ今までの暮らし方と大きく変えようとしたので、様々な部分で影響があった。
些細な部分でいうと、洋服の一新。好んで着る服をだいぶ絞って残した。それ以外は目につかないところに置いた。「育てる」と「新しい系統」を中心に洋服との距離をとるようになった。
例えばデニムやレザーについて勉強をしながら、自分の持っているものに向き合う、とか。アパレルグッズとして製作したTHE NAAV Official Logo T-Shirt -Embroidery-も常に着用して過ごしている。使ってみて気付くことや次回のアイデアなどを体感しながら依存しすぎないことを目指したりしている。
他の小さな変化で言うと、お香やフレグランス、生活用品などの今まで使用してこなかったものにフォーカスして経験してみたり。これが不思議なことに新しいものを取り入れることで時間感覚だったりメンタルヘルスに大きく影響しているような気分を味わえてる。考え方にもその変化を実感することもしばしばある。
大きなことはやはり、自分の忙しさのマックスキャパシティーを知ったことと、マレーシアの島に行ったことがかなり大きかった。ソルジャーとしての自身と理想的な暮らしを生きる自身の狭間でどのようにすれば良い塩梅で生きていけるかについて悩んだ。
何かを得たら何かを失うのは世の常。どっちも手に入れるなんてのは一時的に得られる幸福のドラッグみたいなもんで、ずっと続くもんじゃない。
無理はせず、しかし確実に前に進める為に、日々の暮らしを地味ながらも充実させるのが自分にはあっている気がしている。その為には自分の働き方や生活の仕方、自分の機嫌をどのようにとっていくか、しっかりと向き合わなければならなかった。
話の文脈の中でよく出てくるワード、「人は簡単に変わらない」ってのがあるけれど、変わっていく為に必死に生きてようやく気付かれるか気付かれないかぐらいの変化にしかならない。その通りだと思う。
しかし、自分は人間としてより魅力的な存在になりたいと切に願ってる。だったらやるしかない。試していくしかない。
新しいことは正直怖い。変わってしまった自分をどこまで受け入れられるかわからない。だが怖いところにいかないと始まらない。そう思いながらその見えない未来像に不安を抱きながらも、それを勝るほどの自分への期待でワクワクしながら向かっていく。
正直、抱えるものは同世代の人間に比べたら少ないかもしれない。でも一つだけ自信を持って言えるのは、その抱えてるものを絶対に大事にすると神に誓えるということ。身軽さの裏にある一つ一つへの注力は誰にも負けない。
そう、THE NAAVでワンマンライブをやったことで自分の中にどう生きていきたいかの1つの解を見出せたのである。
そして新年を迎えて今、変わりたいという気持ちで溢れている。もう無理にカッコつけることもしない。ありのままでいる努力をしながら、自然体のクマガイを楽しんでもらいたい。その行き着く先が自分の暮らしたいスタイルに直結していて欲しい。
なかなか大きなテーマで伝わりづらい部分ではあるけど、クマガイユウヤはどんなに新しいスタイルを求めてもクマガイユウヤなんだよねになろうとしてる。
2025はより積極的に戦略的に自分の可能性を見出していく。生活を変えていっても、それに伴う言動も納得してもらえるように向き合っていこうと思う。
生活を変えるのは本当に難しい。だからこそ、人生を賭けて変える価値がある営みだと俺は考えてる。
誰もやらないならまずは俺からやる。そういう2025にしようと決めた。
もし、これを読んでるあなたも変わりたいなって思っているのなら、少しの勇気を分け与えられるように頑張る。
そしてきっと、歩み始めたあなたから力をもらう日が必ずくると思う。共に歩もう。
また少しでっかくなります。
今年もクマガイユウヤをよろしく。
初詣も行けたことだし、さて、始めますか。
