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恋麻のチャリティーは僕なりの仁義である
☆こちらは終了したチャリティー企画にまつわる想いを記した記事となっております。
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こんにちは、クマガイユウヤです。
つい先日、埼玉県北本市にある“恋人は麻婆豆腐 埼玉北本本店”にテーマソングを作り、チャリティー応援企画をこのnoteにて発表しました。
楽曲がどんな感じか気になる方はこちらから視聴出来ます🌶️ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
初めての試みではありましたが、限られた時間でこういった企画を構想から実現までアイデアを出して固めて、なんとか発表まで辿り着けて少しだけホッとしています。
しかし一安心も束の間、この1ヶ月ないくらいの期間でどれだけみなさんに関心をもってもらい、どれだけ僕の“恋麻愛”をお伝えしてシェア出来るかが大事だと感じてます。
それを伝えるというのはとても難しいことです。発信にエゴが出ていれば出ているほど人は距離を取るものだからです。
初見で応援しようとなる人はそうそういないじゃないですか。ましてや、実際に食べたことがある人はまだ可能性があるけれど、食べたことないけど応援するっていうのはよっぽど素敵な考え方でなければ成し得ないことであると思います。
そんなわけで、今回の企画がどういうものかを僕の視点で伝えさせてください。
そもそも、「恋麻が好きだから曲を作った」っていうのは少し雑な言い方になってしまうというか、もう少し別の視点から辿り着いた理由なんです。
(以下、クマガイユウヤの個人的な価値観なのでほぇ〜くらいに読んでください。)
恋人は麻婆豆腐はアーティスト同然である、という概念です。
恋人は麻婆豆腐が僕に与えてくれるひとときの至福というのは、単なる美味しさの発見に留まらず、味わえば味わうほど複雑な味覚の楽しみ方が出来て、その懐のでかさたるや...まるで宇宙のようなのです。
様々な楽しみ方が出来ると、僕自身の日常のあらゆる感性にリンクしていきます。
自分の喜怒哀楽を通して恋麻自体が持っている豊かさに気付かされるのです。
そんな麻婆豆腐をあの価格で食べられるというのは、並の企業努力ではありません。そしてブラシュアップされていくその麻婆豆腐は芯が変わらないどころか、どのように食べてもブレることなく、トッピングに対しても柔軟な姿勢で調和し、味わいのハーモニーを生み出します。
ある種の芸術を眺めているような感覚があるんです。いや、恐れ多くも僕自身の日常が恋麻という作品の一部になっているかのような気分になるのです。そして必ず、幸せな気分でお店を出ているのです。
その信念を感じるひとときこそ、僕が普段から生業としてやっていることではないかと。
単に良い感じの音楽活動を目指しているわけではなく、人によって様々な楽しみ方をしてもらえる音楽作り、演奏・活動・体験。音楽家として人としてのの魅力や器を広げること、それが音に表れるということ。様々な人たちに垣根を越えて届けることの大事さ。自分が目指したいことに対してブレずに突き進むことの大事さ。人生単位でグルーヴすること。
そう、恋人は麻婆豆腐はグルーヴしてるんです。
グルーヴこそ音楽の根幹。
お店に入って出るまでが全てグルーヴしてる。
それが僕の愛する「恋人は麻婆豆腐」なのです。
そんなお店からインスパイアや思考を受け取っているわけですよ。
じゃあ僕も同じ土俵で同じようにアーティストとして真正面から対峙しなきゃ失礼だと。
最高の曲を作ってそれを俺らなりの恩返しをしようと。
「恋麻が好きだから曲を作った」というのは、
「恋麻に真正面から対峙して、よそ見する事なく全力で音楽を届ける」という僕なりの仁義ゆえなのです。
そして、そのように制作して完成したものをただお店に贈ったとて、いっときの思い出だけになってしまう。
僕がやりたいのは、この楽曲を作ったことで恋麻を盛り上げて、恋麻を知ってくれた人たちとあの味わいを共有し合い、営業再開後にまたあの味に感動し合える未来を作るキッカケの機会を生むこと。
今までミュージシャンとして活動してきたことをちゃんと活かしながら、
ちゃんと楽曲や企画を伝えてドネーションという形で僕らの作ったものを評価をしてもらうことで、少しでも営業再開以降の恋麻に貢献できるようにという願いを込めて、“恋麻が好きだから”曲を作らせてもらいました。
たいそうな事を言っているようで至ってシンプルですが、自分に出来ることが音楽を生み出すことだっただけです。
僕が万屋をやっていれば今あること全てなんとかできたかもしれません。でもそれは実際難しいですよね。
何より、営業できない辛さというのは僕もコロナ渦の時に痛いほど経験しました。同じ状況ではないですが自分なりに解釈した結果、気付いたら曲を作って企画を立ち上げていました。
この企画が恋人は麻婆豆腐にとっての“小粒でもピリリ”になれば良いなと願っております。
そして、最後まで読んでくれたあなたにとっても感謝してます。少しでも伝わっていたら幸いです。
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(9/1追記)
恋麻チャリティー企画、皆様からのたくさんの応援で無事終了することが出来ました。
本当に本当にありがとうございました!
みなさんで是非こいまートークが出来る日を楽しみにしております🌶️