I wish you all the best【ヨーロッパ編#7】
11/2
溜まっているnote、キャッシングの返済、これからの予定などのやるべきことがなかなか溜まっていたためこの日の午後は作業日にすることにした。
午前中はのんびり寝て、本を読んで過ごした。
昼になり、お腹が減ってきたので町に出てご飯を探す。特に食べるものを決めていなかったので街をぶらぶらしながら決めていく。ケバブ屋さんを何件か見つけたので一番人が多かったところに入店し購入する。
昨日の夜あまり食べていなかったので、ケバブだけでは足りずに、ピザも1枚購入。
その後はホテルに戻って溜まっていた事務的な作業などをこなす。
明日はリラ修道院に行く予定だった。リラ修道院までの行き方なども調べていたのだが、どうやら私が当初に見ていたものが古い情報であった。2023年11/2現在でソフィアからリラ修道院まで直通で行くバスはなくなっている。乗り継いだら行けるそうだが、これがかなり待ち時間などがあり、リラ修道院にも1,2時間ほどしか滞在できないそうである。
これには非常に困った。
ブルガリアに寄った大きな理由の1つにリラ修道院に行くというものがあったためである。
困り果てているとホステルでチェックインの時に説明されたツアーを思い出す。
海外ではまだ有料のツアーなどには参加したことがなかった。理由はシンプルに高いからである。そこまで行ける公共交通機関があるなら安く自力で行きたいという思いがあった。もちろんツアーに参加することでその土地の歴史が分かるというメリットもあると思う。
今回はそこまで行く公共交通機関がほぼないに等しい。意を決してツアーの詳細を聞いてみる。宿のオーナーの女性に聞いてみると、google翻訳を介して説明してくれた。しかし、こちらの質問が伝わらない。彼女はロシア語者で英語が伝わらなかった。
またまた困っていると1人のイケオジが現れた。どうやら彼は英語もロシア語も話せるようで、私の質問をロシア語に翻訳して彼女に伝え、彼女のロシア語を私に英語で教えてくれる。
イケオジすぎる
彼の助けもあり、無事にツアー参加することになった。
彼の名はヴィクトリアと言いアメリカ出身。
ブルガリアに来た理由はこの後セルビアに移動し、そこからロシア移動してロシア軍に入隊してウクライナとの戦争参加するようである。
かなりセンシティブな話題なので、どこまで質問していいのか迷った。すると彼がそれを悟ったかのようにいろいろ教えてくれた。彼の話はとても興味深かった。
普段アメリカの友好国である日本では、ロシアを”悪”そしてウクライナと”正義”とする報道が多い。争う時点でどちらにも正義もあれば悪もあると思っているが、日本ではあまり聞くことのできないであろうロシア側の意見を聞くということが自分としては貴重な体験であった。
ヴィクトリアは加えて日本のことも褒めてくれた。「日本にはいい企業がいっぱいある。私の父は中古のトヨタ車を何十年使っているが、未だに現役だ!!」海外の人から自国のことを褒められるのはやはりうれしい。
なんだかんだ話し込んでしまい、夜も更けてきてしまった。話を終え、ベッドに戻る。ベッドに戻る前にヴィクトリアに言いたかった言葉を翻訳機で調べて伝える。
I wish you all the best.
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