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心が変わればプレーが変わる
育成年代と言われる小学生であるジュニア年代や中学生であるジュニアユース年代。
その選手たちにとっての本当の意味での「勝利」とは何なのか。
育成年代と言われているぐらいなので、どこに向かって育成していると言えば次のステージに向かってだ。
育成年代がゴールではない。
ゴール、最終目標は「大人」だろう。
そう考えた時に、育成年代における勝利とは、大人になった時の勝利なのではないだろうか。
例えば、何かの大会で日本一になりました。
その選手たちが育成年代における「勝者」なのか。
では、優勝チーム以外は「敗者」なのか。
そうではないはず。
もちろんサッカーだけを見れば優勝チームが勝者だ。
ただ、その中からプロになれる、もしくはサッカーで進学できるのはごく僅かである。
そのごく僅か以外は普通の道を歩んでいく。
サッカーから離れてしまう人も多いだろう。
そうなった時に、サッカーでの功績は過去の栄光であり今後の人生においてもはや関係ない。
そこで残るのは、育成年代で培われた「人間力」それだけだ。
試合に出ていない選手が試合に出ている選手の為に雑用をする。
試合に出ている選手はサッカーだけを頑張る。
「未来の勝者」がどちらかは明白だ。
人間力のある人が勝利していく。
だから、優秀な指導者ほど口酸っぱくオフザピッチと言う。
そして、心が変わればプレーも変わる。
急激に伸びる選手はみんなオフザピッチが良い。
僕が知っているプロ、もしくはプロの手前になった人に共通していることが一つだけある。
当てて欲しい。
香川真司もそうだったみたい。
ヒントはオフザピッチの”何か”です。