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遅すぎる2021年の活動まとめ
2021年の12月は結婚や引っ越し、転職などのライフイベント目白押しで、なかなか時間を確保できず(言い訳)、こんなタイミングになってしまったんですが、2021年は音楽への携わり方という面で個人的に大きな変化が起きた1年でもありました。
こちらのnoteにその成果(?)をまとめておこうと思い、筆を取りました。
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これまでもスポットで案件を頂くことはありましたが、2021年は物書きとして外部から沢山のお仕事を頂いた1年となりました。ライターと名乗っていいものなのか…正直まだ自信は無いですが…
① Yard Act 『Dark Days』EPの国内盤(Tugboat Record)でのライナーノーツを担当。
今年1月にデビューアルバム『The Overload』がUKチャート2位までランクインしかなり多くの耳に届くようになったYard Actですが、昨年のこの時期には『Dark Days』のEPをリリースしていました。最強の4曲。ライナーノーツを担当すること自体初めてでしたが、この作品でその経験をさせてもらえたことは光栄でしかありません。
② KiliKiliVillaでのアルバムレビュー
元銀杏BOYZのアビコシンヤさんがチーフ・プロデューサーを務める音楽レーベルのKiliKiliVillaのnoteアカウントで海外インディー・アーティストのアルバム作品のレビューを執筆しています。題材とする作品は指定も無く、自分が書きたい作品でOKということで楽しく書いています。2021年は【shame】・【Kiwi Jr.】・【Dry Cleaning】・【Squid】・【The Goon Sax】・【Taraka】・【Snail Mail】を書いています。shameのレビューは個人的には1番の自信作。
③ Kiwi Jr.へのメールインタビューの実施
KiliKiliVillaでのレビューがきっかけになってか、Tower Recordsが運営するWebメディアのMikikiよりカナダ・トロントを拠点に活動するKiwi Jr.のメールインタビューを担当させてもらうことになりました。最新作ではなく、4月に日本盤CDとして流通展開された彼らのデビューアルバム『Football Money』に関する内容が中心となっています。
④ Hovvdy、4th 『True Love』のMikikiでのレビュー掲載
こちらもMikikiから。USインディーの良心的バンド、Hovvdyが昨年10月1日にリリースした4thアルバム『True Love』のレビューを担当しました。Death Cab For CutieやAlex G好きには堪らない作品です。
⑤ DIGLEでのNew Indie Musicという私の毎月連載企画
4〜9月期間にDIGLEというWebメディアで新しいインディーの注目ソングを5曲前後紹介する連載がありました。残念ながら終了してしまったので、代わりになるような文章をnoteでやりたい気持ちはあります。
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以上は文章業ですが、School In Londonの取材をANTENNAさんからしてもらえたことも2021年の重要な出来事です。
面白い記事に仕上げてもらったので、是非今からでも読んで欲しいです。
ANTENNA関連というと、こちらの企画にも参加させて頂きました。2021年の個人的ムード感を汲んだ5曲をコメント付きでセレクトしています。
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ベスト企画といえば、いつもお世話になっているBadlandsの皆さまが運営しているIndie倶楽部の2021年ベストアルバムの動画にも出演させて頂きました。Pitchfork、NME、Rough Tradeの年間ベストアルバムを肴にした雑談です。
ちなみに、収録会場でもある大久保のネパール料理屋ソルマリに行くといつも口がとんでもなくニンニク臭くなるので、キッスのご予定がある方はご注意ください。お手頃価格の美味しいお店です。
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School In LondonやDJの活動は相変わらずのコロナ禍…って感じで、8周年も延期の末に中止となったりと各所に迷惑をかけてしまったのですが、時短営業の中で下北沢THREEで開催した2月のSILは近年のベスト開催だったのではないでしょうか。頂けたこの感想はまさに自分の思惑がバシッとハマったものでして…。
Barbican Estateのライブの直後にBlack Country, New Roadが流れたところ、そのライブからDJまで、上手く言えないけど何かの物語というか映画みたいな美しさを感じてちょっと涙が出た
— シ オ リ (@__727171) February 27, 2021
リスナーの原体験が強く影響を及ぼすロックのパーティーでは、新しい音楽が軽視されがちな場面をどうしてもよく見かけてきたものです。SILでは新しい音楽や新しいアーティストを積極的にかけていくという方向性を明確にしてきましたが、盛り上がりのあるムードが出来上がるのは遊びに来てくれるお客さんのおかげです。
2021年のSIL的アンセムはFamousのThe Beatlesだった気がします。
長年スタッフとして支えてくれたまおまおがロンドンに移住しちゃった(寂しい)ので、いつかSchool In Londonのロンドン開催を…最終回かな…。
2021年を振り返るための個人的100曲を選びました。
曲順もストーリーが出るように並べたのでランキング順ではありません。
ストリーミングサービスが音楽体験の主役となって久しいですが、供給のスピードの一方で、作品ともっと向き合いたいと思うようになっていました。その意味で、文章の仕事を頂けるのは自分にはありがたいことなのかな…と。
私的2021年ベストアルバムとベストEPはこちらの投稿。
ありがとうございました!
村田タケル
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