![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/6305561/rectangle_large_1b1423c744d2ad96f5e99a4e27e1392e.jpg?width=1200)
大丈夫。まだいける。は大丈夫じゃないし、いかないほうがいい
こんにちは。スパイディです。
昨日に引き続き東京は夏日。
時々吹いてくる風は涼しくて気持ちいいですが、
紫外線が容赦なく皮膚に当たっているのを感じます。
実は私、会社の部活動でテニスをがっつりやってまして、
春秋には実業団という団体戦にエントリーしています。
そして、ちょうどこの土日はテニスの試合二連戦でした。
多くの仲間に見守られる中、結果は2連敗。
どちらも、テニスする前に熱中症になってしまったのが原因でした。
スポーツにおいて体調管理はきほんの「き」の字です。負けたことに言い訳はできません。
もちろん、試合に入る前に「少し体調が優れないのでオーダーを変えてくれないか。」「結果はともかく無理せずやろう。」と自分を防衛する策はいくつかあったはずです。
しかし、私は、根っからの負けず嫌いかつ無茶したがり。
小さい頃から保健室は行ったらカッコ悪い。薬は体に悪でお茶を飲んで寝れば治る。という時代錯誤の考え方をしてしまうのです。
要は自分をいたわらない性格なんです。
意外とこう考えている人、読者にもいらっしゃるのではないでしょうか。
以前、私の尊敬する心理学の教授にこの話をしたことがあります。
スパイディ「この性格って損ですよね…もっと、自分に負荷をかけない生活をするべきですよね?」
教授「いや、君の性格は損ではないし、そのままでいい。ほんの少し考え方を知るだけで、強い自分になれるよ。」
え、このままでいいの?
私はてっきり楽を知りなさい。一休みしたほうがいいなどと優しい言葉が来るんじゃないかと逆張りしてたものですから、教授の回答に面食らってしまいました。
教授の言葉はこうです。
まだ行けるかわからない時。無茶しなきゃいけない時。頑張りすぎる時。
これらは人間が後から感じる後悔の一種で、予防できるものではない。その後の自分をいかに褒めてあげるかが大事だ。
なるほど。
私たちは自分の体力や精神力の限界が来そうな時に、
できる?できない?
やる?やらない?
大丈夫?大丈夫じゃない?
といった判断を迫られます。
実はこの選択自体に正解なんてものはなく、私たちが選択した行動こそが巡り巡って正解と考えるべきなのです。
大事なのはその選択をした自分を評価し、褒めてあげること。
人生の節目において「ああやればよかった」「こうやればよかった」という後悔は、この考え方を知ればなくなるんじゃないでしょうか。
何はともあれ、自分の選択を後悔しかけた時はこれでよかったんだと吞み込める器量の大きい人間になりたいものです。
では。