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Vol.10 ここ50年で、劇的に変化した日本の食生活
〈日本人の現代食生活について〉
では、更に詳しく戦後~現代まで時代の変化と共に、日本人の食生活や体はどう変化していったのか見てみましょう。
〈摂取カロリーの変化〉
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日本人1人あたりのカロリー摂取量は戦後と現在でほぼ同じですが、 1975年(昭和50年)に高度成長経済期を迎え、 機械化、農薬や添加物のよる食品製造の効率化、 ファーストフードやコンビニの急増により、 図1の通り、2276kcalとピークを迎えています。 食生活は大きく変化したものの、摂取カロリーは約50年間で 1903kcalから1897kcalとあまり変わっていないのが特徴的。
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一般的にダイエットはカロリーを減らすことが言われていますが、 カロリー摂取量増加=太るとが比例するのであれば、 図2の「40代男性のBMI値」も同じように山なりになっているはずです。 しかし、肥満度は右肩上がり傾向に増える一方なのです。
〈カロリーを摂っていないのに太る?〉
「ダイエットといったらカロリー制限」というのが常識となっていますが、 戦後の日本人の「カロリー摂取量」「肥満人口」を比較して分かったことは…
・カロリーを減らしても痩せない
・カロリーではなく食事の内容が影響している
つまり、「カロリーは痩せるか太るかに関係ない」ということがわかります。
<今日はここまで♪>
摂取カロリーは戦後とほぼ同じなのに、肥満や生活習慣病になる人が増加してるのは不思議ですよね、、昔と何が変わったのでしょうか。
次回はその原因を説明します!