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アルコール専門病棟その1
いつも精神論ばかりでもちょっとつまらないので、実体験を踏まえて僕が入院した病院のお話をします。
~初診~
いきなりのカミングアウトですが、、、
実はこのときも飲んでました(笑)
血液検査・問診をやったと思います。が上記理由のためあまり覚えていません。。
血液中のγGTP(がんまじーでぃーぴー)が基準値をオーバーしているとのことで、アルコールはしばらく控えるよう言い渡されました。思いの外時間は掛からず、特に本人も気にしていない状態で、
裏(カルテ)では「アルコール依存症」の患者となりました。
このときは禁酒を勧めますが、節酒でも良いというお話で落ち着きました。
~診察後~
病院帰りにはまた飲んでおりました。(笑)
言い訳としては「今日は飲んじゃってるから、明日から頑張る。」
控えめに言っても駄目なやつですよね。。。
~数ヶ月後~
当然そんなに簡単にやめられるわけもなく、徐々にアルコールにやられて
とうとう入院する羽目になりました。
この時は家族の勧めで「強制的に入院させられた」というのが、正しいです。本人はちょっと点滴くらいのつもりだったんだと思います。
強制入院と任意入院
精神病院に入院したわけなのですが、2つの入院パターンがあります。
任意入院
こちらは普通の入院です。精神科で身体によほどのことがない限りは自分の意思で退院することも出来ます。
強制入院
今回の入院はこちらでした。本人の希望うんぬんではなく、家族の意思で入院させることが出来ます。期間はよくわかっていないのですがおよそ1週間程度。
この間は本人の意思には関係なく退院出来ません。
まとめ
書いていて結構辛い思い出が蘇ってきたのですが、それ以上に家族にそこまでさせていたんだなぁと。今でも反省します。
当然その時はお酒が飲めなくることで反発ばかりでしたが。動けないくらいだったのであまり思うようなことは出来ませんでした。
この最初の強制入院で脱走を試みるのですが・・・それはまた次回(笑)
今にしてみると初診で「アルコール依存症」と診断されるくらいの症状が出ていたのか、とっても基準がゆるいのか分からないのですが、あっさり診断されました。初診、初診言っているのは今後「精神障害者保健福祉手帳」というものにも触れようと思っているのであえて強調しています。
飲まなくなってから、分析してみるとやっぱり節酒の時点で、見立てが甘かったですね。お酒は飲み続けるか、全く飲まないかしかないのを身をもって体験しました。節酒では逆に脳の神経回路を悪い方に強めてしまうだけです。
もし見に覚えがある方はぜひ一度診察に行かれても良いかもしれません。早めの受診をオススメします。