『数式組版』を組む技術:複数のTeX Liveバージョンとtexmf-treeとを管理する
本稿において,“本書”とは木枝祐介著『数式組版』ラムダノート(2018)のことである.
>>> https://www.lambdanote.com/collections/mathtypo
また,本書はLuaLaTeXを用いて組まれた.したがって本稿ではLuaLaTeXの使用を前提としている.
本書が組まれた当時はTeX Live 2017が用いられたが,多くのコードはそれより後のTeX Live 2019まで共通して使用可能である.
本稿では,バージョンに強く依存する場合