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もう澱んだ「陰政」をなくし先進国でなくなった日本の復活を〜*落書きnote

 こんにちは。お立ち寄りいただきありがとうございます。
 永田町は魑魅魍魎の世界なんだな。百鬼が夜行し、権謀と術数が渦巻く、おいらにゃあ窺い知れないない異世界。おかげで後進国になっちまった。
 議員バッジをつけると、みんなああなってしまうのかねえ。口を開けば「国民のために」って言うけど、与野党の幹部をみていると何だか胡散臭い。

 おいらのスタンスは、やっぱり自民党による日本復活だね。
 今の野党には政権時代、粗末な国政運営でことごとく期待を裏切られたというトラウマが残る。おいらは未だにそれを払拭できずにいるんだ。
 そう思っている人は多いと思う。野党の支持率が低迷し、この期に及んでも伸び悩んでいるのは、それが理由じゃねえかな。

 でもなんだね。鳴り物入りで登場した菅義偉という総理が、実は、メッキの鎧をつけた政治家だったなんて、これは永田町のブラックジョーク?
 もちろん菅総理に対する評価は立場によって様々だろうけど、おいらは「粗悪そのものだった」としか評価の仕様がない。
 だけど「もう済んだこと」だから、どうのこうのと言っても仕方がない。とんだ災難だったとあきらめ、気持を切り替えるしかない。

 前述したけれど、今の野党には、「こう変わった感」がないので、国を託せない不安がある。そうなると自民党しか、おいらには選択肢がない。
 今度の総裁選(九月十七日告示、二十九日投開票)は、自民党再建というより日本復活が問われているよ。

 先進諸国からは「もう日本は先進国じゃない」と言われている。国際的指標を見たってそれは明らかだよ。とても胸を張れるような国勢じゃない。
 国際社会の中で日本をどうしていくのか、コロナ対策をどうするのか、経済をどう回していくのか、総裁選候補者には、国民にわかりやすいビジョンを示してほしいものだ。

 イギリスの思想家・政治家のアクトン卿(ジョン・アクトン=1834~1902)は「権力は腐敗する。専制的権力は徹底的に腐敗する」と言った。
 この歴史的格言は、現代にも当てはまる。というより益々現実味を帯びる。このままでは日本は駄目になる。

 自民党に求められているのは革命という過激なものではなく「緩やかで思い切った改革」だろう。安倍晋三、麻生太郎、二階俊博という「澱んだ陰政」を更に可視化し、彼らの影響力を徐々に薄め、世代交代を進めなければ日本は落伍するよ。
 総裁選候補に求められているのはそういう視点だろう。候補者の口からどういう言葉が飛び出すか。

 おいらは、その上で総選挙に行って貧者の一灯を捧げたいと思っているんだ。
 さて、あすは晴れるのか?曇るのか?
 
   *フォト ▽コロナはあるけど今年は豊年満作だわよ!

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*俳句巡礼 爽やかやたてがみを振り尾をさばき(山口 誓子)

 季語は「爽やか」で秋。「爽やか」という気分は年中あるが、秋こそふさわしいというのだ。その馬は生命感に満ち溢れ爽やかだった。
 木曽開田高原にある「木曽馬の里」では、この作品のごとく、標高3000メートルの御岳山を背に、広大な牧場で、たてがみを振り尾をさばいていた。

 【山口誓子=やまぐち・せいし】京都市出身、虚子門下、俳句革新運動のさきがけ、「天狼」主宰、1901年(明治34年)~1994年(平成6年)

 【俳句手控え】表掲句の「爽やかや」の「や」は代表的な切れ字。「爽やかに」とするより「爽やかや」とする方が、「爽やか」を強調し、馬の生き生きした様子も活写している。

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