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コロナ禍、ストンと合点がいく信頼すべき情報〜*落書きnote
こんにちは。お立ち寄りいただきありがとうございます。
新型コロナのニュースは、ファクト(事実)とフェイク(ニセ情報)がごちゃ混ぜになって拡散する。
特にフェイク・ニュースには社会不安を煽るものが多い。おいらもつい、それに乗せられるんだ。
非営利団体FIJ(ファクトチェック・イニシアティブ)は社会に誤った噂、デマが広がるのを防ぐ活動を行っている。
残念なことにマスコミの中にも、フェイクが紛れ込んでいて、我々を混乱に陥れる時がある。困ったもんだよ。
フェイクの例は枚挙にいとまがないが、FIJは一つの例として、こんなことを紹介した。
「英紙デイリーメールは、武漢国立生物安全実験室から漏れたウイルスが今回のパンデミックの原因だと報じた」。これがSNSなどで拡散。
FIJは「デイリーメールの記事には、過去に起きた北京の研究所におけるSARSウイルス流出事例を伝えながら、あるいはコロナの原因かもしれないとにおわせているものの、そのように断言した記述はなくフェイクだ」とした。
コロナはもう足かけ二年もご滞在だ。悔しいね。しかし、ここへ来てウイルスの変異デルタ株による新規感染者数が東京、大阪をはじめ全国的に急減しているのは何故だろう。
人出が増えているのに感染者が減る。不思議なことじゃねえか。その理由については政府も専門家会議も、国民が納得できるコメントは出せないでいる。これまでの経験や治験をもってしても難しいのかな?
コロナはどこへ行くんだろう。
感染者が急減した不思議。
その理由について、あれこれネットサーフィンしていたら、ノーベル化学賞受賞者でドイツの生物物理学者マンフレート・アイゲン(1927〜2019)が約五十年前に唱えた「エラーカタストロフの限界仮説」に漂着した。
学術的なことはよくわからないが、要は「ウイルスは変異しすぎると、そのせいで自滅する」という仮説。
一部の報道番組で東大の児玉達彦名誉教授も触れていた。この仮説はまだ一般的に知られていない。
日本人は公衆衛生意識が高い民族だ。二回のワクチン接種者が六割になり、感染が落ち着いてきたという推論もある程度納得できる。
だが、ストンと合点がいくのはアイゲン博士の仮説だ。
ワクチンがさらに普及し、カクテル療法が進み、飲み薬も年度内供給の動きが見えてきた。
これらの情報はフェイクではない。信頼すべき朗報だとおいらは思う。
さて、あすは晴れるのか?曇るのか?
*フォト ▽黄金色の風景
*俳句巡礼 豊年や切手をのせて舌甘し(秋元 不死男)
季語は「豊作」で秋。五穀豊穣、実りの秋。稲が風に波打っている。友に便りを出す。昔の切手のノリはデンプンでつくったから甘い。今は酢酸ビニル樹脂などのノリだ。
【秋元不死男=あきもと・ふじお】横浜生まれ、島田青峰に師事、新興俳句弾圧事件で検挙、「天狼」創刊同人、「氷海」創刊主宰、1901年(明治34年)~1977年(昭和52年)
【俳句手控え】一般的に「俳句の切れ字十八文字」と言われるが、良く登場するのは「や」「かな」「けり」の三つに大別できる。
松尾芭蕉の「古池や蛙飛び込む水の音」、同じく芭蕉の「おもしろうてやがて悲しき鵜舟かな」、中村草田男の「降る雪や明治は遠くなりにけり」。
切れ字はいずれも、句に間をもたせ、余韻や感動を感じさせる効果を生む。例えば「古池や」を「古池に」とすると句は単調なものになってしまう。