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悔しいねぇ!おいらの世代をデジタル難民って言うんだって!〜*落書きnote

 こんにちは。お立ち寄りいただきありがとうございます。
 娘に教えられて始めたnote。やり出して約一ヵ月余。なかなか上手くいかないねえ。何しろ頭にサビがきてるんだよ、理解力が低く、反応も鈍い年寄りだ。
 そのくせ短気な老人相手だ、ICTのイロハのイを教える娘の忍耐力も相当なもの。「もう少しわかりやすく教えろ、バカヤロ」と思う半面、「すまねーな」と詫びる気持ちも心の中にある。

 一般的に、おいらの世代、つまり爺ちゃん、婆ちゃんはカッコ良く言えばシニア、中国語で言えばロートル(老頭児)なんだよ。携帯と言えばガラケー、ぼちぼちスマホが普及し始めているといっても、まだまだだね。
 娘にHTMLとかテキスト形式といわれたって、自慢じゃないが、さっぱりわからない。それでnoteに投稿するんだから、まあ怖いもの知らずだな。

 政権は「デジタル庁」の新設を打ち出した。先進諸国のデジタル革命に乗り遅れるなというわけだろう。既にスーパーやコンビニ、デパートはキャッシュレス決済が常識化し、現金決済主義のおいらは時代に取り残されているんだ。
 最近では、スマホオンリーの若者が増え、おいらのようにキーボードをいじくり回すパソコン族は少なくなりつつある、という記事も読んだこともある。

 一体全体、デジタル化はどこまで進むのかねえ。小さい子らは、デジタル環境を当たり前のこととして学び、おいらの遙か上をいく水準でデジタル時代を生きているようにみえる。
 世間ではこれをデジタル格差とか情報格差と言っているようだけど、デジタル庁さんよ、おいらのようなデジタル難民にもわかりやすい政策を頼むよ。

 せっかくのnoteだから、焦らず落書帳の気分で、おいらの生き方の一里塚の気持で続けて行きたいけれど、最近は何だかなあ、「何のためにnoteを書いているの?」というもう一人の自問も聞こえる。
 まあ取り敢えず、その答えが見つかるまで続けてみたいけど。
 さて、あすは晴れるのか?曇るのか。

   *フォト ▽飛鳥なる川のほとりのせせらぎ(奈良県明日香村)

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  *俳句巡礼 バス降りし婆が一礼稲穂道(岸田 稚魚)

 季語は「稲穂」で秋。黄金色に稔った田んぼのなかのバス道。老女がバスからおり、砂ぼこりを上げながら遠ざかるバスに向かって一礼している。
 「運んでくれてありがとう」かもしれないし、車内に誰か知っている人が乗っていたのかもしれない。
 当時、日本人の礼節は生きていた。当時とは、日本人の精神が荒廃する前の古き良き時代のことである。

 【岸田稚魚=きしだ・ちぎょ】東京生まれ、石田波郷(いしだ・はきょう)に師事、「鶴」同人、1918年(大正7年)~1988年(昭和63年)

 【俳句手控え】五七五の俳句は「省略」がポイント。
 たとえば「大蛍ゆらりゆらりと通りけり」という小林一茶の有名句。切れ字の「けり」は「ゆらりゆらりと飛んでいるなあ」と余韻を持たせている。
 余韻というのは「想像させる」という働きがある。一茶が闇夜に点滅する蛍に見とれている姿が目に浮かぶ。

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