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ガッキーで始まってコウコウで締まった2021

『2021年を漢字一文字で表してください』

私:「... 『愛』について考えた一年」


2021年5月19日、少女漫画の中から出てきたかのようなニュースが舞い降りた。"平匡さんとみくりの結婚" そうつまり、星野源とガッキーのmarriage!最初こそびっくりしたものの、お似合いだな素敵だなという想いでみるみる心は満ち溢れました。それくらい大好きなおふたり。お互いの善さを尊重し合いながら温かな家庭を築いていくんだろうなぁと一視聴者の私にも伝わってきました。


そんなおめでたいニュースの前後に、自身のライフステージも変わっていきました。

私事ながら桜の季節に入籍し、百日紅の花が青空の下で咲いた日に結婚式を迎えました。それまでの私たちの日々はシステム開発で言うところの所謂、"ウォーターフォール開発"な日々、目標に向かってただただ真っすぐ走っていく、そんな日々でした。もちろん途中何度も立ち止まりました。なんどもなんども転んだり擦りむいたり体当たりしながら手探りで、けれどそこにはいつだって北極星があった。だから、迷っても、下を向いても、そこに向かえば大丈夫。という漠然とした指針がありました。そして、手を取って一緒に走ってくれる人が横に居たから、なんとかその日を迎えることが出来ました。

夢みたいなハネムーン期間を経て、私たちに待ち受けていたのは"生活"でした。私たちは夢の中に居すぎたのかもしれません。少なくとも北極星を見上げることで頑張れていた私はもうそこに居なかったのです。システム開発で言うところの所謂、"アジャイル開発"。 PDCAはどんどん回しているけれど、なんだか落としどころが難しいな.. っていつも思って。ここからどうしようか、明確な分かりやすい光が差し込むわけでもなく、私は迷いの森に辿り着きました。「なんかここまで勢いのよい波に乗って流れてきた感じだけど大丈夫?」「そういえば自分で選んだのかな?」「恋愛中はホルモンによって理性的な判断ができなくなるらしい.. 私、ちゃんといつもみたいにロジカルに考えられていたかな?嬉しくて舞い上がってただけじゃない?」「私の良さを分かっていないらしい..他の人は言葉にしてくれるのに。。」「あの頃の自分に問いたい...」頭の中はぐるぐるしていました。自信がなくなっていたので後悔ってほど明確なものもなくてただただ悲しくて好きなのにこれでよかったのか分からない自分が情けなくて深い森の中を彷徨っていました。

そんななか親友が『結婚したら幸せってそんな簡単じゃないよね。自分でその選択を正解にしていく。本当にそうなんだと思う』と教えてくれました。そのときあの名曲"You're beautiful"が店内で流れました。全然綺麗な私じゃなくて辛い、なんでこんなに、ボロボロな丸裸な自分をさらけ出して、ただただ情けなくて、でも綺麗になりたいっていう漠然とした希望もあって、、それに気づけたのは泥だらけの私を受けとめてくれた彼女の包容力と、一筋の光でした。主賓の方の餞のお言葉、『選んだ道を正解にしていってください』当時はそこまで実感を持てていなかった私も、いまならわかります。人生って後からしか意味づけできない。だからこそ今を一生懸命生きるのが大切なんだ、自分を信じて進むんだ、それが自分への優しさと幸福への切符、と。

ずーっと漠然とぐちゃぐちゃしていた膿を彼女に言葉にして涙と共に出せたことで、パートナーとの関係性もどんどん深まり益々居心地よくなって、それはきっと私の心の持ちようが変わったからかもしれません。それが彼にも伝わったのだと思いました。彼も彼なりに日々葛藤していて、けど我慢強いから表には出さなくて、こんなに素敵な人は居ないよ。

年の暮れにはまさかのハプニングもありました。そしたらふたりで「今日が今年でいちばん笑ったね」ってくらいこれでもかってくらい大爆笑しました。そんな31日。ふたりだけの年越しを迎えました。その頃の私はもう、"彼が居たら大丈夫。他には望まないや。彼だけを100%見ていられる。" そんな確固たる自分がそこに居ました。

そしてそんな時、ふと、バチェラー4のコウコウさんの数々の言葉が頭に浮かびました。『俺が禿げて太って無一文になっても側にいてくれる人を見つけたい』『愛とは与えたいと思うもの。欲しいものではなく与えたいもの』『今日ねほんとにめちゃくちゃ好きになった』『もともと好きだったけどまだこんなに好きになる余地あったんだ』『世界中が敵にまわってもきっと僕の味方でいてくれる』『明日も一緒にいたいのは誰か』

コウコウありがとう。諒子さんだいすき。ふたりの愛の物語を見させてもらえたことで、私は自信を持てました。自分の心も言語化されてとても晴れ晴れした気持ちになれました。

そうこれだよって、いますぐ大好きな人に伝えたい。

ふたりを照らす北極星はもう必要なくて、

私たちはふたりで笑い合うことで太陽なんだ。

周りの大切な人たちを温めていきたい。

親友が言ってくれた『陽だまりのような温かいふたり』

私たちもいつまでもそんな風に言ってもらえるように、努力をし続けます。



最後にちょっとした発見を語ります。

バチェラー4のおふたりと自分たちを見ていて共通していたことがありました。

友達から恋愛になるとき、そこにドラマがあります。ふたりだけのドラマティックななにかがあるとひょんなことで心が動き出して磁石のようにひかれあうんだなって。不思議な力が働くんだなって。友達から最愛のパートナーへ。これ、最高でした!




愛について考えた2021年。

考えたことよりも感じたことの方が多かったかもしれません。

2021があったから今の景色がある。

私たちは次はどんな景色を見ているのだろう。

ありがとう2021。だいすきな2021~

今年もみんなに幸あれ!


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