矢森ユウと性加害について
私は、心理職で働いている男性です。様々なきっかけがあって、性加害について調べることになりました。それをココでは記事にできたらと思っています。
まずは私の、noteでの立ち位置をいくつか表明しておこうと思います
・イチかゼロ
性加害があったかどうかは、イチかゼロでしか判断できない。そこに中間はない。性加害があったなら、どんな言い訳や言い分を並べても、イチはイチ。そしてそこには、加害者と被害者が存在する。
・性加害の少ない日本の正体
日本は性犯罪の少ない国として知られる。しかしそこには、目を覆いたくなる背景がある。自分が性加害者であると自認できない男、目撃したとしても性加害だと理解できない男、性加害者を裁こうとしない社会、糾弾する女性を封殺する風潮。それらの文化が、この国を性犯罪の少ない国に仕立て上げている。
・不同意わいせつにおける同意
不同意わいせつ罪(旧強制わいせつ罪)は、罪状の名の通り、同意の有無が争点となることが多い。しかし同意の有無というのは、重要ではあるが、証拠が残りにくい、被害者にとって不利な争点である。一方で、加害者にとっては「同意はあった」と言うだけで減刑や無罪を得られる可能性がある。それよりも重要視しなければならない、具体的な論点があるのではないか。
そこから話を始めましょう。