北野武監督映画、ネットで大好評の キッズ・リターンを真面目に解説する。
自分の軸がブレブレでノートの記事がいろいろとっちらかっているで辛いす。ちなみに v20000 やっとなりました。
前回、まともに映画 キッズ・リターンについて書いていないので
まともに解説します。
高校生のシンジとマサルは不良高校生で、いつもつるんで自転車に乗って遊んでいる。高校には行ったり行かなかったり。
高校に行ってもイタズラばかりしている
そして 高校は退学になる。
マサルは、カツアゲをしたりしていたので、カツアゲをされた子が、知り合いのボクサーを連れてきて、マサルをノックアウトされる。
マサルは、それが悔しくてボクシングジムに通う。
で、友達のシンジも同じジムに誘う。
シンジとマサルは同じジムで練習をする。その結果、マサルよりシンジの方がボクシングの才能があると、わかる。
シンジはボクシングジムに残り、プロボクサーを目指し、マサルはヤクザに弟子入する。
全部書いてしまうと、完全ネタバレになるので途中省略。
最後はマサルとシンジが、自転車を二人乗りしながら
「俺達の未来は始まったばかりさ」と言う。
いやー、最初にマサルとシンジが出てきたとこで、私は、この二人が潰れる未来しか見えなかったんだが ^^;
で、この映画のどこが面白いかというと、虚無感かもしれない。
誰だって、正しい道は知っているんだけど、どうしてもそっちに進めないい人種っていうのがいる。
マサルとシンジがその人種なわけだが、だけど彼らが悪いわけではない。
どうしようもないんだよなー というのが感想で、そういうどうしようもない人種を なんとなく愛してしまう人間の心 つーのがあるわけで
そこのとこを北野武がうまく作品に現していると思う。
(それにつけても、自分の立ち位置を確認しないでnoteを始めたので、ここんとこ、結構書くのが辛いです。少し自分の立ち位置を考えてみます)