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ライターとしてのキャリアを考えることに、なんとなく違和感がある

未経験からライターになったので、自分のスキルや経験に、ずっと不安がある。だから、スキルの現在地を知りながらスキルアップがしたくて、色々なライター講座にも参加してきた。

しかし、そろそろ一度立ち止まって考えてみたいな〜、いや、考えるべきでは??!?と、思っている。

私は、そもそも「書きたくて」ライターになったわけではない。実は、特別書きたいことや想いがあるわけではないんだよね。

ただ、専業主婦かつ離島暮らしだった私が、何か仕事を始めようと思った時に「ライター」の働き方と出会った。

もともと国語が得意だったこと。(英語も数学も苦手、コツコツ暗記もできない私が、国語一点突破で大学に入れた)

学生時代には、塾講師をしていて中学生と小6の受験国語を教えて、志望理由書などの添削をした経験があった。さらに、会社員時代に広報として、プレスリリースやホームページの文章などを書いていた……!!

正直、一つ一つの経験は1〜2年と短い。だから、職務経歴書にも書けないよな……とも思っていたのですが、これらをひっくるめて活かせたのが「ライター」の働き方だったのですよ。

ただ、改めて自分を掘り下げて考えたときに、一番中心にあるのは、「子どもたちと自分の幸せ」だなと思っていて。

「子どもたちに色々な経験や、人との出会いをもたらすようなきっかけがほしい」と、常々思っている。

そして、学びの担保にはお金も必要。

だから、収入が上げられるのであれば、「ライターにこだわらなくてもいいんだよな」というのも、ずっと思っていることなんですよねえ。

自分の経験やスキル、強みや特性を、どうやったら収入として最大化できるのか?つまり、どうやったら多くの人のお役に立てるのか。

「ライターとしてのキャリア」ばかり考えていると、つい「ライター」の範囲だけしか見えなくなるから、広い視野で考えていきたいなあと思う今日この頃です。


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転勤族の私たち家族は、2019年から2023年春まで沖縄の竹富島で暮らしていました。このうち、2019年〜2021年に書いたエッセイや写真をまとめたフォトエッセイ集です。お手に取ってもらえたら嬉しいです。

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かたおか由衣/編集とライター/埼玉在住
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