菊池雄星と炭谷銀仁朗から学ぶ結果を残すための心得
こんにちは。
寝不足だとパフォーマンスがぐーっと下がる西岡です。なので寝るようにしてますw
さて今日は先日メジャー行きの球団まで決まった菊池雄星選手のお話です。
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元々メジャー志向は強いけど、、、
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彼を知らないほとのためにも軽く説明しておくと甲子園で活躍して、プロ入りすると思われていた中、メジャーにいきたいという発言をして色々と批判や大人の意見が錯綜し、涙を流しながら日本のプロ野球に行くことを決めた菊地選手。9年前のことです。
なのでずっとメジャーの行きたかった。
そのために努力もしたと思います。
ところが思いと裏腹にプロの中ではしばらく「並みの投手」でした。
いい時はすごいいいけど悪い時はてんでダメ。長い目で見れば「並みの投手」。
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捕手炭谷銀仁朗の言葉
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こういう並みの投手って実は多いんです。
基本的にプロに入って一軍で出番があるような選手は調子が良ければそれなりに結果を出せます。それは当たり前です。
その調子がいい確率を上げたり、悪いなりに工夫をできるかどうかが結果に大きく関わります。
菊池選手は、打たれれば調子悪かったら仕方ない、抑えたら調子が良かった!と責任の所在が常に「調子」にあるような立ち振る舞いでした。
それをみた、女房役である炭谷銀仁朗が、
「15勝5敗のチームに貯金を残す投手か、調子に左右する10勝10敗の投手か、どっちになりたいの?」
「最多勝と奪三振王どっちになりたいの?」
などと目指す投手像を聞きながら、現在地を考えさせるきっかけを与えました。
菊池選手はそれを涙を流しながら受け答えしていたようです。
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プライドやこだわりを捨て、
結果を最優先事項にしてエースに
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150km超えのストレートを投げるというプライドや奪三振の快感を封印して、勝つために何をしたらいいかを考えた。相手が何を考えているのか、など駆け引きができるようになった。ムキになってがむしゃらに投げるというよりも、要所でベストピッチをするためにギアのコントロールができるようになった。そういう小さく見えるけど大きな成長が彼を不動のエースにした。
きっとスポーツでなくても、調子によってどうこう、力の入れどころの調整って必要で、安定した「エース」になるためには心がけなければいけないことや、気をつけないといけないこと、頑張るタイミングがある。そういう見極めをできる人こそが結果を残していくんだろうなって思いました。
いいものを作ってればとか、全力を出していればとかそんな簡単なものじゃないぞって再確認です。菊池選手をこれからも応援したいと思います。