かけがえのない時間
金曜日はわくわくする
今の仕事は、土日休みだ。休みの前はいつだって浮き足立つ、特に金曜日はね。今日は仕事が早く終わって、早い電車に間に合って、電車から見える空もまだ明るくて、うきうきで帰ってきた。これから、何しよう。好きな歌を口ずさみながら、部屋をきれいにして、主人におかえりなさいと言いたいな。今日は何食べよう。和食かな。温かい鍋でもいいな。そして、昨日もらったハーゲンダッツをいただこう。
感謝のきもち
すっかり忘れてたんだけど、昨日帰ってきたら主人がうれしそうな顔をして、ハーゲンダッツを見せてきた。冷凍庫からじゃーーんって。
「ホワイトデーだから… いつもありがとね」
ちょっとはずかしそうな感じの主人が愛しくて、何よりもそのことばがうれしくて。こちらこそ、いつも一緒にいてくれて、本当にありがとう。一週間の疲れが吹き飛ぶような魔法のことばでした。ホワイトデーとかあまり意識してないけど、結婚記念日や誕生日と同じように、ありがとうって伝える日のひとつにしよう。
マカダミアナッツがいちばんすきです…
家族の時間
今はふたりとも、フルタイムで働いている。どうしても会社にいる時間のほうが長い。ある時、ぼそっと
「もっと、一緒にいたいなぁ」
と言ったら、
「今一緒にいるやん」
そうだなと思った。と同時に本当に一緒にいられる時間って限られてるなと感じてちょっと切なくなった。RADWIMPSの曲でこんなのがある。
平均寿命80年として
睡眠時間7時間として
あと何時間を 君とイチャつけんだろう
労働時間10時間として
残業時間月10時間じゃ
足りないよ 足りないよ ダーリン愛を
【RADWIMPS - サイハテアイニ -】
足りないよ。
もっと一緒の時間を過ごしたいんだよ。だから、4月から、働き方を変える。大切なひととおんなじ時間を1分1秒でも長く共有することこそ、私にとって大切にしたいことなんだ。夏に増える家族のためにもね。
こんなことを考えたのも実は今日、Twitterですてきな方の記事を読んだからだ。種類は違えど、同じ教育に携わる者として、「仕事は全力だけど、家族ともっと過ごしたい」という考えは心にぐっときた。教育現場は何にも変えられないやりがいもあり、でも心がすり減るほどの疲労があるのも確か。好きだからこそ、辛いこともあると思う。そんな時、離れてもいいんだよと言ってもらえている気がして、辞めることに少しだけ後ろめたさがあったのが、消えた気がした。ありがとうございます。
新しい働き方を模索していきたい。「家族との時間」を中心にして。