【brand value】 柔軟な思考が鍵になる!? 5つの施策が価格競争を防ぐ! (木曜ライブBAR)
令和2年11月12日(木)
Q&A
・学ぶ上で意識していることは?
30分ブレイクをしている。2クラス用意して、1クラス目には「テストに出るよ」、2クラス目には「明日、メンバーに教えないといけないよ」2クラス目の方が理解度が高い。
・フードトラックで競合を作らないアイデアは?
お客様を囲い込むことが重要。リテンション戦略。1500円の商品で、1回来店するごとに100円引き、人に連れてきてもらう戦略。2人できて、2人目は500円引き。大きなピザを皆んなで食べてねという商品を作り、4人以上来させる。味より、施策で勝負する。
・紙媒体業界は衰退予想されるが、生き残るには?
オフラインではなく、オンラインを強めていく。それにより紙媒体も強調される。オンラインとオフラインの統一した媒体を販売する。企画を売っていく。〜屋さんよりも〜を売るための〜屋さんの方がいい。例・SEO対策講座。いきなりものを売らない。
・国籍を変えるなら、どこがいい?
日本は二重国籍ができない。住むならタイ。日本はチクチクする?子育てするなら、ナニー文化?のある東南アジア。子育てしやすい。中国の赤ちゃんの子育てはいい。ベビーカーがあると、中国は子育て家庭優先の公共交通機関が主流。中国は子供に優しい国。
・美容院の節税対策は?
中小企業倒産防止共済。
講義 〜商品を変えずに価値を変える〜
今回は、プロモーション戦略についてお話しします。
今の時代は、商品を置くだけでは売れない時代になっています。
例えば、りんごを競合は80円で飯場しており、自社は100円で販売していると、差額は20円になりますが、価格勝負に陥るのではなく他の方法で競合に差をつける方法が存在します。
りんごを顧客がより満足する方法で販売する必要がありますが、その為によりお得に、より早く、より便利にしようとしても限界があります。この方法は大手でいえばアマゾンなどの競合が達成しているのです。この方法を自社も真似しようとしても限界値なのです。
答えは、顧客満足度(競合には勝てない)ではなく、顧客感動度で勝つ必要があるということです。感動の提供により、顧客満足度に振り回されない施策を打ち出すことができます。
商品の価値を納得してもらうには2種類の方法があります。
⑴商品の価値を高める:プロダクトバリュー
⑵商品の周りの価値(外部環境)を高める:ブランドバリュー
⑴の方法は「クロスシンキング」です。例えば、、、
・密度の経済性(居酒屋1店舗目が渋谷で成功したら、2軒目も渋谷に出す)
・ヤマハ音楽教室(楽器を売りたければ、まずは体験をさせる)
・書店×カフェ(本を売りたければ、休憩できる場所を提供する)
・SNS媒体の併用(YouTubeとInstagramの併用により拡散スピード向上)
また「コネクトシンキング」も存在します。例えば、、、
・場所や状況を連想させていく。(カフェ→女子会→学生→受験→塾=塾カフェなど:時間単位で使用料をとり、利用時間内はいくらでも塾講師に質問ができる)
⑵の方法は主に5つです。それは「time・name・place・people・campaign」です。
【time】
例えば、開店時間を繰り上げて売上増加に繋がったのは「ユニクロ」です。一般的には11時開店ですが、学生の生活を考慮して朝6時開店に変更しました。その結果、売り上げが急上昇したのです。
また、顧客の要望により味より早さを考慮したドミノピザや、通常の開演前に宿泊客のみパーク内に入ることができるようにし、価値を上げています。
深夜カフェ、深夜美容室など時間を変えることで売上増加に繋がったケースや、朝キャバクラ、朝ヨガ教室、朝英会話教室、早朝居酒屋なども存在しています。
他には、週に数日、営業時間を短縮、商品価格を上げるなどして希少価値を持たせると意外にも売上増加に繋がることもあります。そして、営業していない時間を時間貸しするのも効果的です。
【name】
全ての商品には使用用途がある。例えば、ろうそくは昔は室内灯に利用されていましたが、今はムード作りに利用されます。
チョコレート→お守り(キット勝つ)、モイスチャーティッシュ→鼻セレブ
に名称変更するなどして、8年間低迷していた商品売り上げも倍増しているケースがあります。
行事やイベント、観光地名、カテゴリーを参考に名前を変更して、新たな価値を生み出すことも有効です。
【place】
場所を変えることで値段が変わり利益を生み出す思考は、今では当たり前になっています。
今は大抵のコンビニにはビニール傘を置いていますよね。でもカフェでもレストランでも置くことはできると思いませんか。
コンビニやデニーズ、カフェはもともと同じ考え方で日本に普及しました。外国で流行っているものを日本に普及させる考え方は、これからも発展の余地があります。一から考える必要は全くありません。
他のケースでは、タレをオンライン販売し、内容を秘密にしました。そして、来客により伝達する旨をSNS等で周知したことで、来客に繋がり売り上げが倍増したというものです。
皆さんは、母の日に本をプレゼントさせたい場合には、どのような施策を考えますか。「母に送りたい本10選」と名付けて、花屋で一緒に販売するのはどうでしょうか。
戦闘範囲は「店内だけでなく地域全体」で考える必要があるのです。
☆今日のおさらい
サービスや商品の改善は限界がある。
起業後に重要なのは、PR戦略である。
時間やスピードをもう都度考えてみよう。
用途を広げて名前を変えよう。(イベントや時期、地名など)
場所を再度考えて、商品を変えずに価値を変えよう。
people、campaignについては、また次回共有します!
最後まで見ていただき、ありがとうございます。
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