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日常で聴いたアルバムとかの雑感(日記)を書きたいと思ってます。自分なりのディスクガイド…

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日常で聴いたアルバムとかの雑感(日記)を書きたいと思ってます。自分なりのディスクガイドを作ってる感じです。

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  • DUBのお勉強

  • ベストアルバム

    年間ベストを始めとした〇〇ベスト系の記事をまとめています(自分の記事のみです)。

  • ニューエイジ・アンビエント・電子音楽

    ニューエイジ/アンビエントアルバムや、テクノ・ハウス・エレクトロニカといった電子音楽系のアルバムの感想記事をまとめています(自分の記事のみです)。

  • 2022年のアルバム

    2022年リリースのアルバムの感想記事のまとめです(自分の記事のみ)。

  • ヒップホップを聴く

    ヒップホップアルバムの感想記事をまとめています(自分の記事のみ)。

最近の記事

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2023 年間ベストアルバム30選

はい、毎年恒例、年間ベスト記事です。昨年、一昨年は50枚選んだけどもう少し厳選したいと思い、今回は30枚に絞りました。上位はすんなり決まったけど、最後の方はどうしても入れ替わりを何度も行なってやっと決めたということで、やっぱり今年もいい作品に多く出会えたのだろうと思う。 それではよろしくどうぞ。 30位 Audiot909 / Japanese Amapiano Audiot909氏はTwitterでもずっと前からフォローさせていただいており、日本におけるアマピアノの第

    • Dubのお勉強 番外編 ダブ入門〜自分が聴いてきた、ダブに影響を受けた音楽たち〜

      少し前、日本ではダブ入門なる本が発売されたらしい。めっちゃ欲しい。誰か送ってください。 目次だけ見ると、ルーツレゲエ、UKダブだけでなく、そこから派生したダンスミュージックなどにもかなり言及がありそうで、ますます欲しいなと思った。表紙のアルバムジャケットにも自分が好きなアルバムがいくつも載っている(Kruder & Dorfmeisterがここに載るか!Simon & GarfunkelオマージュジャケのEP好き)。 そう思うと、そもそもダブ要素を含んだ音楽自体は、これま

      • Dubのお勉強③ Wackie's

        <Wackie's>はアメリカ・ニューヨークのレーベルで、1970年代後半〜1980年代にかけてジャマイカのアーティストも呼びながらもニューヨークオリジナルのダブサウンドを作り上げた伝説的レーベルである。自分がこのレーベルをきちんと認識したのはBasic Channel(Moritz von OswaldとMark Ernestus)が本レーベルの再発仕事を行っていたことを知ったのがきっかけであり、実際にBasic Channelによる2000年代前半の尽力もあって、本レーベ

        • 上半期ベスト、というかよく聴いたアルバム(新譜、旧譜)

          結構久しぶりの更新。 というのも実はアメリカに駐在することになりその移住準備やらでバタバタで、noteはおろか音楽すらあまり集中して聴けてない時期が続いてました。 引っ越しも完了してちょっと落ち着いてきたので、簡単に上半期によくリピートして聴いてたアルバムを並べます。もうほんと並べるだけね。感想も書いてないのでさらっと眺めてください。 新譜Actress / Statik (2024) Adrianne Lenker / Bright Future (2024) Ch

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        2023 年間ベストアルバム30選

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          Dubのお勉強② ヤバすぎOn-U Sound

          Dubのお勉強シリーズ第2弾はUKのAdrian Sherwood先生による<On-U Sound>縛りの感想記事。以下にマガジン作りました。 このレーベルの音楽をほとんど通ってこなかったのが悔やまれる。それくらい聴く作品すべてが大当たり、なんだこれヤバイの連続。 ジャマイカのルーツ・レゲエと比較すると音が洗練され(機材の影響と民族性が大きいと思われる)、またニューウェイブ期の多様な音楽と合流することで、UK独特の湿った、ダークな雰囲気が合わさった実験的ダブ音楽が爆誕しま

          Dubのお勉強② ヤバすぎOn-U Sound

          Dubのお勉強① ルーツ・レゲエ、ダブを聴く

          年始にこんな本を買ったんです。 「空間を揺さぶる低音…」「霞のような音響…」「こま切りにされたヴォーカル」(ボじゃなくてヴォなのもダブっぽい)、「遠く深く飛ばされるエコー」 この帯のコピーだけでそそる。 と、現在進行形で読み進めている(8割くらいは読み終わった)んだけど、同時並行でルーツ・レゲエ、ダブを聴きまくっており、勿体無いので感想記事を書くことにしました。 ちなみに、自分がちゃんとルーツ・レゲエや古典的なダブを意識したのは4年くらい前、以下のブログ記事(本当に名

          Dubのお勉強① ルーツ・レゲエ、ダブを聴く

          電子音楽を聴く⑥ Laurel Halo全アルバム感想

          Laurel Haloを今のタイミングで振り返ろうと思ったのは新作がリリースされたから…ではなく、坂本龍一のプレイリストに「Possessed」の曲が使われていたのがきっかけ。特にダンス寄りだった初期作品はそこそこ聴いてたけど、最近のアンビエント嗜好の作品はリリース時そこまで聴いてなかった。 一方で、自分の趣味がここ2年くらいで急激にアンビエントとかもいける口・・ではなく耳になったので、「あれ、これLaurel Haloを今聴き返したらヤバいんじゃない?」と思い、一通りのア

          電子音楽を聴く⑥ Laurel Halo全アルバム感想

          2023年上半期に聴いてた旧譜

          上半期に聴いてた旧譜作品を整理しようと少しずつまとめていたんだけど、日常の雑事に追われて(という言い訳)全然できずにはや3ヶ月・・・・・ 少し時間ができたので雑だけどざっくり記録してリリース。コメントはあったりなかったりで統一感は一切無し! ほら、仕事でも完成度を求めていつまでもアウトプットしないより、8割くらいの出来でさっさと提出したほうが望ましいでしょ??そもそも基本的に自分用の記録なので、体裁やクオリティはそこそこでいいのです。 というわけで、上半期によく聴いてた

          2023年上半期に聴いてた旧譜

          電子音楽を聴く⑤ Planet Mu最高

          <Planet Mu>がまたアツくないですか?<Planet Mu>はご存じμ-ZiqことMike Paradinasのレーベルかつ<Hyperdub>と並んでUKエレクトロニックの重要レーベルであり、特にダブステップや、ジューク/フットワークを世界に広めたレーベルとして抑えておいて損はないわけです。で、気づいたら今年もすでにMeemo Comma、Nondi_、DJ Girl、RP Booらの素晴らしいアルバムがリリースされているし、そんなに得意ではなかったジューク/フット

          電子音楽を聴く⑤ Planet Mu最高

          ニューエイジ/アンビエントを聴く⑤

          ニューエイジ、アンビエントアルバムを聴いてポチポチ感想を綴るシリーズ第5弾。2023年1〜3月くらいに聴いてたもの。 過去の感想記事は以下のとおりです。 Gas / Pop (2000)名門<KOMPAKT>主宰で、Burger/Inkの片割れでもあるWolfgang Voigtのアンビエントプロジェクト、それがGas。超有名なので、自分もGasの存在自体は音楽を聴き始めた早い段階で知ったし、どのアルバムでも見受けられるその特徴的なアートワークには目を奪われた。音楽性につい

          ニューエイジ/アンビエントを聴く⑤

          Brian Leeds(Huerco S.)作品とその周辺について整理してみた

          Huerco S.改めBrian Leeds・・・・10年代中盤以降のエレクトロニック・ミュージックシーンをカルト的に支えた重要人物であり、様々な名義を使い分け、また自身のレーベルからいくつもの重要作品をリリースし、とある一つのムードを作り上げた重要人物の一人・・・・と自分は認識している。 そして、彼自身の作品もそうだが、その周辺で相当興味深い作品がリリースされまくっているのが実に面白い。多種多様だがある種のムードのようなものを共有しており、一つのムーブメントとして捉えられ

          Brian Leeds(Huerco S.)作品とその周辺について整理してみた

          電子音楽を聴く④

          2023年一発目の記事は、電子音楽、というかホームリスニングにも最適なダンスミュージック集です。特に2022年の聴き逃しを聴き漁っていたら年間ベスト級のアルバムに次々と出会うものだから堪らないですね。なので、8割2022年作です。 過去の記事をまとめてます↓ Millie & Andrea / Drop the Vowels (2014)まず<Modern Love>から3枚行きます。一発目は、Millie & Andreaの2014年作。ちなみに、MillieがDemd

          電子音楽を聴く④

          2022年下半期に聴いてた旧譜40選

          上半期と同様にサクッとまとめたいと思います。下半期は40枚で。 Electronic / AmbientCluster / Sowiesoso (1976) 別に詳しくはないけど、ジャーマンプログレあるいはクラウトロックと呼ばれる類の音楽は、何だか難しくも妙にポップで人懐っこいものがあるように思う。Clusterのこのアルバムは前作Zuckerzeitよりも静謐で穏やかな実験的電子ポップスになっていて、アルバムジャケットの森の湖畔のような美しさも感じる。彼らからBrian

          2022年下半期に聴いてた旧譜40選

          2022 年間ベストアルバム50

          さてさてさてさてさてさてさてさて、ベストEPに続いて、年間ベストアルバムをまとめましたよ。450枚くらい聴いてその中の50枚です。 <選定基準> ・10周以上聴いた ・圧倒的主観 過去のベスト記事も含め、以下のマガジンにもまとめてます。 前置きは割愛して早速いきます。 50-4150. Freddie Gibbs / $oul $old $eparately Freddie Gibbsのくぐもったゴツイ声が好きなんだ。トラックもかっこいい。これまでにタッグを組んだT

          2022 年間ベストアルバム50

          2022年間ベストEP 10

          2022年を振り返る時期がやってまいりました。今年はEPもよく聴いたし好きなものが多かったので、まずはEPを記録としてまとめようと思う。 そもそもEPってシングル以上、アルバム未満という微妙な位置付けで、自分は4-6曲、15- 20分前後のパッケージ作品とイメージしている。そして、Apple基準だと、3曲までがシングル、6曲までがEP、それ以上がアルバムで、かつEPは30分未満ということらしいので、概ね自分のイメージと一致している(普段Apple Musicメインで使ってる

          2022年間ベストEP 10

          電子音楽を聴く③

          ここでの電子音楽とは、アンビエント/ニューエイジを除いた、テクノ・ハウス・エレクトロニカなど、電子音楽系のもの全般、なんでもござれな感じです。そして、いつも割と最近聴いて好きなアルバムの備忘録的に書いてることが多いんですが、今回はリリース当時から好きなアルバムが多めです。 ちなみに、過去記事のまとめは以下のとおり。 Jon Hassell / Earthquake Island (1978)これはあまり電子音楽ではない‥が奇才トランペッターで歴史的にも重要なコンポーザーの

          電子音楽を聴く③