昭和は力の時代、平成は才能の時代。じゃあその次は?
木村:◯◯の時代みたいな話で言うとさ、昭和って『権力』とか『力』の時代だと思ってるの。おれ生まれてないから実際には知らないけど。笑。それがいま平成になって『才能』の時代になったと思うの。権力とかお金とかよりも、才能があることだったり、才能をを使って自由であれることだったりがすごい重要というかさ。
大野:うんうん、それはわかるかも。よく聞くことでもあるし、肌感覚としてもわかる気がするよ、平成生まれとして。笑
木村:でも結局それって、今までは権力とか構造という力によって人が集まる、みたいな構造から、才能という力によって人が集まるというか。一人のカリスマや一人の才能と、それをサポートする人たちの関係に変わったと思ったのよ、平成は。
大野:うんうん。
木村:じゃあ次の時代がなんだって言ったら、才能同士のブリッジだと思っていて。一つの才能を中心に集まるんじゃなくて、才能同士がブリッジしていってプロジェクトが動いていく。いまでもネットがあるから、一部の人達、早い人達にはそれがすでに起きてたけど、もうそれがもっと一般に落ちてくるというか。
大野:才能が可視化されやすくなったからね。今までは才能があるだけじゃなくて運の要素もかなり大きかったけど、可視化されやすくなった分、才能がある人が相対的に増えてしまった気がする。
木村:才能ある人が増えちゃったから、ただの天才とか、運だけで来た人とか才能を磨いてない人とか、そういう人は大変だろうな。それにこれからはそういう働き方が普通になってさ。例えば士農工商っていうのは昔の働き方だよねみたいなのと一緒で、昔は才能だけで働いてたとか、権力の構造だけで働いてたとかっていうのはめっちゃ古くて、今はもう才能同士のブリッジが普通でしょみたいなのがもう来ちゃってるなっていうのを感じたな。
大野:厳しい時代だ。笑
木村:必要なのはもちろん、自分がどういう能力を持ってるかも大事なんだけど、異なる才能を持ってる人たちとコミュニケーションがきちんと取れることってのはすごい重要でさ。
大野:共通言語ね。
木村:共通言語。共通言語であったりとか、相手の言語を理解する教養だったりとか。自分の能力は人はどうしても高くみたくなるじゃない。で、人のはそんなことねーよって言いたくなっちゃうけど、そうじゃなくて、自分の才能は自分の才能で自信を持っとく。健全な自己肯定感を持っとく。で相手の能力に対してもきちんとリスペクトするというか、対等なものと認めて、じゃあそれをどうぶつけ合うかというかさ。
大野:ぶつけ合い方ね、大変だけど大事だよね。
木村:お互いそれを高め合っていって、それももっと高いものに、個人個人じゃできなかったものを作り上げられることって、すごいハードル高いんだけど。才能同士ぶつかるからさ。それをどうブリッジしていくかっていうのが、すごく重要な時代になると思っていて。
木村:そういうところをどうすればできるんだろうっていうところで、出版だったりとか、一芸払のシステムだったりっていうのは、なんかしらのヒントが隠されているというかそんな気がしたんだよね。
続きます
お知らせ
9月30日(日)15:00〜18:00にAI時代の出版ゼミ 『つくる人の武器』としての出版講座第を渋谷で開催します。
詳細はこちら👉 https://aipublish5.peatix.com/
【イベント概要】
AI時代の出版ゼミ 『つくる人の武器』としての出版講座
AI時代に力を持つのは、自らの感性、美学、哲学を技術を駆使して形にする “つくり出す人” です。
データやルールがあるものや、そこから導き出せる『正解があるもの』はAIに任せればいい。データやルールのない『感性を元にした、正解のないものをつくり出す人』が活躍していくこれからの時代。
そんな時代に活躍する、アーティスト、デザイナー、パフォーマー、カメラマン。はたまた、料理人やパティシエ、ライターや作家、映画監督に作曲家。そんなアイディアと技術を駆使して『つくる人』たちにとって『著書』は武器になります。
そんなAI時代に向けて、『つくる人の武器』としての出版講座を開催します。
例えばアーティストなら作品の説明や制作過程をまとめた著書をポートフォリできるのはもちろん、展覧会のグッズとして販売したり、それらをテキストに初心者向けの絵描き講座をすることもできる。
例えばパフォーマーなら自分のパフォーマンス動画を電子書籍にリンクさせて、
写真と動画と文章で作品を紹介することもできる。
しかもアマゾンの自己出版サービスを使えば、スマホだけで電子書籍もペーパーブックも出版することができる。どちらも1冊から販売できるから、何冊以上売らないといけないというノルマもなければ、初期費用も無料でリスクもありません。
ゼミ中には目次作りのノウハウを教えるだけでなく、どのような切り口で本にすればヒットする内容になるかの個別相談を行います。同じく出版に向けて努力するクリエイターの仲間ができるのも大きな魅力です。
■対象人物
・『つくり出すこと』をしているすべての社会人、学生
・独自の技術や作品を持つクリエイター
・自分のノウハウを体系化させたい人
・電子書籍やペーパーブックで出版したい人
・ニッチな言語や技術を極めている人(初回ではアラビア語の詩集の出版を目指している方も来ました)
■場所
くるくる Global Hub
(JR渋谷駅から徒歩5分 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1丁目13−5)
■日時
9月30日(日)15:00〜18:00
■料金
・一般5,000円 / 学生3,000円
・【一芸払い】一般3,000円 / 学生2,000円
※一芸払いとは:AI時代の出版ゼミでは、アーティスト・デザイナー・クリエイター・ダンサー・カメラマン・パティシエ・ライターなど、何かを『つくりり出す』人を応援しています。そのような人向けに、料金の一部をそれぞれの『一芸』で支払うコースを用意しました。アーティストの方でしたら作品1点を参加費の代わりに提供いただき、パフォーマーの方はゼミの休憩時間でパフォーマンスを披露していただき、カメラマンの方でしたらゼミ中の撮影をしていただくなど、その方の『一芸』を提供していただくことで、参加費の一部とするコースです。
詳細はコチラ 『一芸払い、始まる』
■お申込み方法
peatixにてチケットをお申し込みください。
詳細はこちら👉 https://aipublish5.peatix.com/
※Facebookで参加ボタンを押すだけではお申し込みにはなりません。
https://www.facebook.com/events/268853843737773/
参考note記事
・アーティストよ筆を取れ。出版は爆発だ。
・スマホがあれば出版できる
・10冊売れると10.000円。電子書籍の印税の話