本当に書く人、結局書かない人
木村:色んなアイディアがあるときにここが面白いですよって自分じゃわからなかったりするじゃない。例えば最初はイベントの主催の仕方について書こうと思ってた人がいるんだけど、結局落ち着いたのは「角打ち(かくうち)」っていう街の酒屋さんをはしご酒していく飲み方があって、それを中心に書くことになったのね。
大野:角打ちって初めて聞いた笑
木村:その人は定年退職した年齢の人なんだけど、自分にとっては角打ちは普通だから、こんなのが面白いんだって発見があって。最初は“イベント主催”っていうおっきいくくりだったんだけど、イベントの中で角打ちってテーマを絞って、角打ちイベントの話をする中で、イベントのノウハウとかを話すみたいに切り口をガラッと変えたわけよ。
要はイベントっておっきいところから個別のイベントに落とそうとしてたんだけど、一個の面白いイベントから裏に共通性のあるノウハウを書くことにすると。
大野:やっぱり1回完結だとそこまで個別の内容までは踏み込めないもんね。ただ月末で忙しい人とか、4回やってると来れない回がある人もいるよね。
木村:毎回アンケート取ってるんだけど、その中で「来れなかった回があるのをフォローしてほしい」みたいなのがあってさ、実際に。
おれたち毎回リピート参加制度やってるからさ、今回もやろうと思ってる。
だから「4回あるうちの2回目の回来れませんでした」とか、あとは「聞き逃したからもう一回聞きたい」とか、「1回聞いたけど全部覚えらんないからもう一回聞きたい」とかそういうのは全然できるようにしたいな。
大野:自分では理解したと思っても後から見返したらなにこれ?みたいなことあるもんね。
木村:あと一通り全部勉強した上で、2周目で聞くと入ってくる情報量が変わったりするじゃん。もうみんな実際に書き始めてるしさ。
最初は書く前だから「ああそうなんだな」みたいな感じだけど、書きながらだと「そうなんだよ」みたいになって、話も入ってくるし。
大野:それは出版ゼミに限らずあるあるだね。
木村:結局いままでもリピートで来てくれてる人が一番進むんだよね。過去受講者で本を出した2人も、リピート常連だったからさ。結局何回も通ってくれて、個別のアドバイス受けながら、月2回とか、まとまった2時間とか集中してやるとペースが保たれるからさ。
大野:今まではの出版ゼミは1回完結の単発の講座だったから、リピートで来たい人も、1ヶ月に1回とか2ヶ月に1回とかしかなくて、なかなか進まなかったと思うけど、そういう面でみても執筆する環境って整ってきたよね。
木村:そうね。あと4回参加すると知ってる人増えるから、リピートもしやすいと思うんだよね。1人でだとなかなか行きにくい人もいるかもだけど。
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木村:来てて「本当に書きそうだな」とか「熱心だな」って人をみてると、結局『作ってる人だな』と思ったね。既に何かやってる人。フリーランスとかイベント主催とか、色んなのやってきましたとか、こういう活動してきました、っていう人のほうがリピートもいっぱいしてくれてて、モチベーションも高くて出版までもう少し。
大野:主体的に色んなことをやってきた人が集まる場所になってて、20歳くらいの大学生から定年退職後の人まで集まる場になってるのも面白いよね。
木村:オープンマインドな人は多いと思うよね。そもそもおれがいま27歳で、参加者はほぼ年上だからさ。若い人のことを聞いて頑張ろう!って基本的にフラットなマインドの人が多いよね。
大野:色んな人がいるから自分の思ってもみなかったことを知れるっていいよね。
木村:そういう意味でもコミュニティとしても内容としても面白いんじゃないかな。
お知らせ
第2期出版ゼミを10/11, 10/25, 11/15, 11/29(全て金曜日)20:00-22:00で開催します。会場は渋谷駅徒歩5分のくるくるglobal Hub。詳しくはページ下で👇
詳細はこちら👉http://ptix.at/velT2p
深層視考出版ゼミ Vol.8
〜「つくる人の武器」としての出版講座〜
AI時代に力を持つのは、自らの感性、美学、哲学を技術を駆使して形にする “つくり出す人” です。
データやルールがあるものや、そこから導き出せる『正解があるもの』はAIに任せればいい。正解のないこれからの時代は『感性を元にした、正解のないものをつくり出す人』が活躍していきます。
そんな時代に活躍する、アーティスト、デザイナー、パフォーマー、カメラマン。
はたまた、料理人やパティシエ、ライターや作家、映画監督に作曲家。
そんなアイディアと技術を駆使して『つくる人』たちにとって『著書』は武器になります。そんなAI時代に向けて、『つくる人の武器』としての出版講座を開催します。
例えばアーティストなら作品の説明や制作過程をまとめた著書をポートフォリにできるのはもちろん、展覧会のグッズとして販売したり、それらをテキストに初心者向けの絵描き講座をすることもできる。
例えばパフォーマーなら自分のパフォーマンス動画を電子書籍にリンクさせて、写真と動画と文章で作品を紹介することもできる。
また本を作ることは体験を振り返り自分自身を見つめるものにもなります。
海外でのワーホリ経験、バックパッカー体験、または外国人の恋人の作り方など自分ならではの方法でオリジナルの本を作成できます。
しかもアマゾンの自己出版サービスを使えば、スマホだけで電子書籍もペーパーブックも出版することができる。
どちらも1冊から販売できるから、何冊以上売らないといけないというノルマもなければ、初期費用も無料でリスクもありません。
データさえ作れば誰でも出版することができるいま、重要なのは『内容の質』です。本講座では本の骨格である『目次作り』のワークショップを通じて、本の中身を作っていきます。
講師の著書である『深層視考』の思考フレームワークを応用し、アイデアを整理して目次に落とし込む方法を教えます。
■実績
これまでゼミ受講生からこれまで2名の著者が生まれています!
1名は講座内容の通り自己出版。もう1名は書いた本を出版社に持ち込み、商業出版として正式に本を出しています。
横須賀 しおん 『いつだってアイはあのころのまま』 (2019/5/28) https://www.amazon.co.jp/dp/4802096240/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_.TXiDb35B3FWS
MAKO 『だれでも描けるiPadクイックスケッチ』 玄光社 (2019/7/1)
https://www.amazon.co.jp/dp/4768312055/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_1UXiDb4EMEJX
■対象人物
・『つくり出すこと』をしているすべての社会人、学生
・独自の技術や作品を持つクリエイター
・自分のノウハウや体験を体系化させたい人
・電子書籍やペーパーブックで出版したい人
・ニッチな言語や技術を極めている人(初回ではアラビア語の詩集の出版を目指している方も来ました)
■日時
①10/11(金) 20:00-22:00 :講義&ワークショプ
②10/25(金)20:00-22:00 :個別コンサル&グループワーク
③11/15(金)20:00-22:00 :書籍アイデアプレゼンテーション大会
④11/29(金)20:00-22:00 :個別コンサル&グループワーク
全4回完結になります。
①の参加は必須になりますが、②〜④で来れない回がある方でも参加可能です。
※来られない日がある方も、リピート参加制度を利用していただければフォローアップいたします
■料金
一般10,000円/学生6,000円 (4回合計の金額です)
リピート参加 各回1,000円 (過去参加者限定料金です)
■場所
くるくる Global Hub
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1丁目13−5(JR渋谷駅から徒歩5分)
https://goo.gl/maps/Uupo8WvK8tr
■参考note記事
・アーティストよ筆を取れ。出版は爆発だ。
https://note.mu/yuuukiii/n/na34b50eba448
・スマホがあれば出版できる
https://note.mu/yuuukiii/n/n30298660e466
・10冊売れると10.000円。電子書籍の印税の話
https://note.mu/yuuukiii/n/n524157284219
・noteのマガジンに全ての関連記事がまとまっています。
https://note.mu/yuuukiii/m/ma5cc68093733
ゼミ中には目次作りのノウハウを教えるだけでなく、
どのような切り口で本にすればヒットする内容になるかの個別相談はもちろん、
同じく出版に向けて努力するクリエイターの仲間ができるのも大きな魅力です。
■過去イベントの様子
■注意事項
1.本ゼミの様子を写真撮影し、各種SNS等で使用させて頂く場合がございます。写真掲載をご希望されない場合は大変お手数ですが当日受け付けにて掲載希望されない旨をお伝えください。
■講師情報
木村悠貴(きむらゆうき)
企画・プロデュースを行うフリーランス。
人材研修会社の研修プログラム開発、出版プロデュースやインターネット動画の脚本構成などを行う。
人間の持つ『知性・感性・身体性』の3つに関する能力開発をテーマに掲げて活動中。
著書:『深層視考: 脳みそを使い切る!『囲んで・繋げて・考える』全く新しいiPad Proの使い方』 https://www.amazon.co.jp/dp/B078M3QZW7
教育行政・法律部門 売れ筋ランキング第1位 獲得
2018年3月にスタンフォード大学で開催された国際AIシンポジウム「AAAI」にてゲストスピーカーとして深層視考を紹介。
他にも篠田真宏著
「すごさ」の認め方 考え方の違う人と仲間になれる「器」と「技術」 http://amzn.asia/cxgGNh9
子どもの「すごさ」の認め方 子育ての悩みを解決する60のインフォグラフィクス http://amzn.asia/baZhLKA
仲間の「すごさ」の認め方 違いを強みに変えるリーダーが知るべき7つの脳力 http://amzn.asia/eNHcoqN
など多数の本のプロデュースを行う。
■スポンサー情報
関東を中心に200物件7000部屋のシェアハウスを運営している株式会社オークハウスにスポンサーになっていただいています。
そのため今回の受講生も多くオークハウスの入居者さん達にきていただいています。