一本裏の道は大正解で、黄色×青=ミニオン。
ジャポン!ザブン!ジャバン!
と、動きの一つ一つに大きな水音が伴う。
ゲコココっ、ジジジっ、と
レバーを動かすとなぜかカエルのような音がする
スプラトゥーン型のインクタンク(水鉄砲)。
家の前に広げた家庭用プールに半分ほど水を溜めて、次男はあからさまにはしゃいでいる。
長男は宿題をしているので
その待ち時間に遊んでいるところだ。
「ママ!今からどの動きが面白いか答えてな!1から3ね!」
「いーち」バシャバシャ
「にーい」バシャバシャ
「さーん」バシャバシャ
それぞれの足の動きを披露してきて、それぞれの変顔つき。いや、ほぼ変顔の披露になっとる。
水中で変顔してるわ。レパートリー多いな。
「ちょっと!溺れんといてな。んー2かな。笑」
すでに1時間はつきあわされている遊んでいる。
夏休みは午前中に学校のプールがあるはずなのだが
暑さ指数がどうにもこうにも高く、連日中止の連絡が来ている。
かわいそうなので今日は堪忍してプールを出すことにしたのだ。
ギャハギャハと笑い転げる次男の変顔が8まで突入しそうなところで、やっと長男が登場。
助かった。遊んでやってー。
全員揃ったところで早速の休憩タイム。
いそいそと外用のテーブル(500円)を出し、
外用のお盆(100円)を出し、
子供たちのコップにジュースを注ぐ。
「あーうまいー!」
「これ、なに?メロンソーダ?」
いやいや、桃ソーダやで。
メロンの味すんの?うそやん。
やいやい言いながら、わたしはプシュっといつものを開ける。あーうまい。例えコンクリートの地面でも、ノンアルでも、外で飲む冷えたビールは格別にうまい。
わが家はバス通りの一本裏の道に面していて、しかも5件お隣は突き当りだ。
おかげで、ちょっとしたボール遊びはできるし、プールも広げやすい。
わたしも堂々と座ってノンアルをグビグビっと飲めるので気に入っているのだが、これが表だとこうはいかない。バスに乗っている人と目が合うに決まっている。たちまちこのビールが羨ましがられるに決まっている。
ゆっくりと時間が流れる。ああ、これこれ。これがあるから夏はいいよね。
夏休みに入り10日が経った。
夏フェス、ミニオンの映画に行き、長男とデートもした。
no+e書こうかなと思いつつ、暑さに体力消耗し、なかなか書けずに過ごしている。
あさがおもようやく咲いた。
なかなか咲かなかったので
あさがおも暑さで弱ってるんやね、と次男を励ましていたが内心ひやひやしていた。
夏休みの宿題に「あさがお観察シート」があり、咲いた数だけ花に色を塗るのだが、1週間まるまる空欄だったのだ。これはこのまま空欄もありえるな、、と危惧していたが、ようやく色を塗ることができた。
ミニオンの映画は友人親子と一緒に行ったのだが、終始明るくおもしろかった。子供が大好きな感じでゲラゲラと笑っていた。
ミニオンって黄色×青のカラーリングが定着しているのがすごいなと思う。
黄色×青のなにかを見るともうミニオンしか連想できないため、わたしの脳にはだいぶ浸透している。
バナナとかレモンの包装、下1/3くらいを青にしたらきっと手に取っちゃうよね。青がなくてもいつもバナナは買ってるけどね。
わが家はよくミスドに行くのだけれど
わたしはほぼポンデリング一択。シュガーのやつ。
久しぶりにシュガーのポンデ以外のものを食べた。
そして夏休みがスタートした直後にわたしはモスバーガーにも出向いている。
あの、獺祭のシェイクが売っているとネットで見つけてしまい、そわそわしてつい買いに行ってしまった。
夏のひんやりデザートは冬のスイーツよりもつい手が伸びてしまうのだけれど、そのために暑い中でも外に繰り出しているので色々込みでプラマイゼロとしている。汗かいてるし。
夏は特別感があって良い。
どこかに出かけるのも楽しいけれど
家の前でプールしたり、家の中で本を読んだり、
近所の映画館に行ったり、図書館に行ったり。
日常のはずなのに、なぜか特別感があるのが夏。
「仁王立ち、ってどういう意味ー?」
本を読んでいた長男に質問される。
仁王立ち?こうよ。と、立ち上がり両足を少し広げて腕を曲げて腰に当ててみる、が
この腕って“仁王立ち”に必要なのだろうか?と疑問に思い調べてみる。
威風堂々としていたら腕は関係ないのかもしれない。しかし腕を当てる以外に威風堂々とする様が思い浮かばない。わたしは威風堂々としている見た目ではないので、腕でも当てないと仁王立ち感が出ないし、ツンツンされたらグラついてしまうに違いない。バテている人に仁王立ちは出来ないのだ。
週末は40℃とかいうよく分からん予報が出ていたのでみなさまお気をつけくださいね。
今日はカツオのタタキを食べようっと。