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読書備忘録【2022年6月】

1.女が死ぬ(松田青子)
2.ぼくは勉強ができない(山田詠美)
3.すべての神様の十月(小路幸也)
4.夜は短し歩けよ乙女(森見登美彦)
5.満月珈琲店の星詠み(望月麻衣)
6.満月珈琲店の星詠み~本当の願いごと~(望月麻衣)
7.宵山万華鏡(森見登美彦)
8.四畳半王国見聞録(森見登美彦)

【女が死ぬ】
 超短編だった。刺さる話や、素通りしてしまいそうな話、考えさせられる話、ほろっときそうな話といろいろ。身近なところから物語にしてしまえるところが面白い。

【ぼくは勉強ができない】
 くだらない大人にはなりたくないって思った。勉強ができなくても素敵な大人にはなれるかもだし、勉強ができるからといって素敵な大人になれるともいえない。大人の女とセックスしたい。

【すべての神様の十月】
 いろんな神様が出てくる。少し心があったかくなるお話だった。

【夜は短し歩けよ乙女】
 恋愛ファンタジーなんてくだらないって思いながら読んでたけど、面白かった😊二足歩行ロボットのステップとか、詭弁踊りとか、想像力を試される。そして「黒髪の乙女」なんて現実にはいないけど可愛い過ぎる。最後の「たまたま通りかかったものだから」がカッコいい。
 「地に足をつけずに生きることだ。それなら飛べる」

【満月珈琲店の星詠み】
 占星術とか水星逆行とか少し詳しくなった⭐そっちがメインなので小説としては少し物足りなかった。ひとつ前に読んだ本と同じく京都が出てくる。

【満月珈琲店の星詠み~本当の願いごと~】
 前作と続きで借りてたから読んだ📖ちょっとうるってきた。月は太陽の光が当たることで、ようやく輝けるのだ。

【宵山万華鏡】
 京都のお話。子どもの頃のお祭りの日って、何か非日常で怖くって。それでいて大人のようなワクワクの楽しさもあったって思い出された。

【四畳半王国見聞録】
 考え過ぎずに感じる本。ぼんやり読むくらいが良き。阿呆神。自分の世界はとても狭くて広くて。頭の中もとても広くて狭くて。自分は凡人なのか非凡人なのか。読みはじめは意味不で読み終わって何か消化できたかなって思う。読んだ人の感想が気になる。

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