ピッチャーとラプソードについて
みなさんこんにちは♪
バンユウトです✨✨
今回のコラムは
“ラプソードについて”
のコラムとなります🔥
ここ最近、野球界に取り入れられてきた「ラプソード」。
では、ラプソードとは一体なんなのか。
ラプソードとは、主に球速やボールの軌道、ボールが1分間に何回転しているかという回転数、ボールがどういった回転をしているか、さらに投げた球種の回転がそのボールに適した回転をしているかなどを測定する機器のことである。
ラプソードを使用して自分のボールを測定することで、
自分のボールが現状どういった状態なのか。
大まかに言うとそれがわかるようになる。
近年、野球界で取り入れられるようになったのはこの機器を使用して一流選手と自分の現在地の差がどれほどあるのかがわかるようになったからである。ラプソードが取り入れられるようになる以前は、感覚でしか自分の現在地を捉えることができなかったが、現在は回転数などによってキレや打ちにくいボールの数値がいわゆる「見える化」した。
プロ野球界でも今ではほとんどの球団がこの機器を使用していると言っても過言ではないため、今はアマチュア界でも回転数やスピン効率(投げた球種の回転がそのボールに適した回転をしているかの指標)などを意識している投手が少なくない。
しかし、
僕はラプソードの使用について物申したい気持ちもある😡
回転数やスピン効率などの今まで「見えていなかった」ことで分かりづらかった部分が「見える」ようになったことはピッチャーに関して大きな進歩であると言える。
しかし、
その数値を高めることが目的になってしまっていることはあまり良くないと思っている。
ラプソード自体に反対派なのではない。
それに頼りきって、「依存」してしまってはダメだと言いたい。
例えば、
ストレートの回転数のプロ野球平均は約2200回転だと言われている。
その回転数に達したからと言ってプロ野球選手に必ずなれるかと言うとそれはまた別の話。2500回転しているキレのあるボールを投げていても打たれれば全く意味がないと言うことである。
そもそもピッチャーとは
“いいボールを投げる”ポジションではなく、あくまで相手バッターをアウトに取り続けていくポジションなのである。
よく、これだけの能力があればいい。と型に当てはめる人がいる。
例えば、ストレートのキレがあって、コントロールが良くて、球種もこれとこれがあってと言う具合に型に当てはめる人が見受けられる。
でもピッチャーは結局打たれなければ正解。
打たれれば不正解なのだ。
ラプソードで「見える化」したことで、ピッチャー本来の大切な部分を忘れてしまわないように気をつけていきたい。
自分自身はそう思っている。