さいたまブロンコスの酷すぎる事情 バスケットボールど素人にチーム運営をさせるとこうなる
2020年にチームの経営陣が刷新され、DeNAの経営面を立て直したと評判のある池田純氏が代表に就任し、チーム名のマイナーチェンジやチームカラーやロゴの変更などを行った新生"さいたまブロンコス"。
様々な新しい手法や、池田氏の知名度を生かした経営戦略を推し進めるも、実際はお粗末なクラブ運営続きで、悪い意味で話題性を日本のバスケファンに提供しています。
いったいどういった点が問題点なのか、様々な面から語りたいと思います。
①とにかく試合運営がままならない。プロバスケット興行とはとても呼べない惨状
池田氏を中心とした新生ブロンコスは、旧経営陣の行き詰まりや財政的な問題もあり当初は既存のブースターからは歓迎する見向きもありました。
ところが池田氏も含めて、新経営陣が今までのチームの持つ歴史やアイデンティティーを否定するような発言や、物議を醸すツイートなどが目立ち、早くも古参ブースターから不安視される立ち上がりでした。
そしてシーズンが開幕されると、ホームでの試合運営面で様々な問題が発生。
後に紹介しますが、例えばホームでのタイムスケジュールや試合開始時間などの発表が事前にされず、当日の直前に公式SNSアカウントで発表されるとういうお粗末な実情。いわば国内のバスケ業界で慣例的な"しきたり"を無視した試合運営・チーム運営を行っているのです。
②チケットを買ったのに・・・席が重複している。試合観戦に来たファンに対しての最低な対応と、文句やモノ言う客を排除する姿勢
これは先週末の試合にて、SNSでのつぶやきで多く見られたのですが、チケットを購入して試合観戦に来たファンが、実際試合会場に行くと、自分の席に別の人が座っており、座席が重複するという事例が起きたのです。
また別の人のツイートによると、本来は前の席のチケットを購入していたにも関わらず、結果的には座席を縮小させる為に後ろの席へ移動させられたというケースも複数発生していました。
更に開幕戦へ試合観戦に行った人のツイートでは、1階席でチケットを取ったにも関わらず運営サイドのお粗末な対応で2階席へ移動されかけるという対応をされる(結局買って指定された席とは別の場所で試合観戦させられるハメに)ということを暴露されており、あまりにも酷い話が続きます。
こうした話を聞いて分かる通り、"チケットを売って集客する"という興行として当たり前のことができていないというお粗末で悪質な話であり、もはやサービスを提供しているとは到底呼べない実情を物語っています。
またそういった問題点が噴出しているにも関わらず、池田氏を中心としてチーム運営陣は無反応という状況。文句を言うなら試合に見に来るな、自分達のやり方に付いてこないのなら相手にしないよ、という姿勢が見え透いているようにしか思えないのです。
③成績面でも振るわず。選手がHC兼任するという異常状態
コート上でも悲惨な状態は続いており、開幕前に外国人選手を中心とした補強を軽視したツケもあり、全戦全敗という有様。
またチームを指揮するという一番大事な役割要職であるヘッドコーチを連れてくることができず、なんと選手である泉秀岳が兼任でコーチをするという異常事態。
当然ながらチームとしての有り体として成しておらず、このような結果に結びつくのは必然です。試合内容も30点差やほぼ50点差で負けるようなことも多く、このような惨状でプロバスケチームだと名乗るとはあまりにも酷すぎる現状です。
(文春オンラインの記事上で外国人補強の裏側を語り、日本バスケ界の問題点だとミスリードする主張をした池田氏。実際は口頭での約束という保証性に乏しいケースを覆されただけであり、この一件を見てもお粗末なクラブ運営の実情が窺える)
④呆れる島田慎二チェアマンの行動。なぜ問題をほったらかしにし続けたのか?
また過去にさいたまを訪れ、ナンバーでの対談記事では池田氏を絶賛する発言を残した島田慎二チェアマンにも問題があります。
千葉で積み上げた実績を元に、バスケットの試合興行について様々なアドバイスを送ることもできたにも関わらず、無意味で中身のない経営戦略を語るに終始し、問題と成りかねない火種を放置した島田チェアマンの罪も糾弾されるべきです。
(Bリーグのチェアマンとして指導できた立場であるにも関わらず、のんきにババ抜きというふざけた企画を行う島田氏。もはや既存のバスケファンやブースターに対しての冒涜でしかないだろう)
⑤新しいアイデアが既存の手法・サービスを上回ることができていない実情。バスケ業界の慣例を何故追従しないのか?
池田氏はバスケ業界参入にあたって、斬新なアイデア(実際は到底そう呼べないが)を立ち上げたり、過去のブロンコス経営陣であったり、既存のバスケ業界を否定しつつ自分達は真新しさをアピールしてきましたが、実際はその斬新なサービスが過去のサービスを上回れていないという結果になっています。
にも関わらず中身のないサービスや発言を繰り返し行うのは、自分のやり方の正当性を貫きたいという姿勢や、既存のバスケ業界は異常であり閉鎖的旧態依然であるとミスリードしたがっているようにも見えます。
試合でチケット販売や集客すらできず、選手補強などチーム強化すらままならない現実を受け止め、既存のバスケ業界で行われているような業界の慣例に耳を傾け、取り入れる姿勢が必要なのではないでしょうか?
(ホーム戦全試合無料断念についての動画の中でも、自分達の主張ばかり繰り返し、バスケ業界やB3リーグでの立ち位置を無視するような発言を残した池田氏。まずはバスケ興行のノウハウを取り入れる姿勢が必要ではないか)
まとめ・総評
試合運営はままならず、チームの成績面も最悪という地獄絵図がコート上でも試合会場でも展開されているブロンコス。
このようなバスケットボールに関して無能でど素人である人間を容易く参入させたリーグの罪も問われるべきではないでしょうか。
ブロンコスの試合では、自チームの選手がフリースローを外すと鈴木雅之さんの曲のフレーズが使われるという演出がなされていますが、バスケファンのの多くがブロンコスに対して
違う 違う そうじゃ そうじゃない
と思っているのではないでしょうか。
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