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話が面白い社長の会社は伸びる

株をやるものとして、そして創業者やベンチャー好きとして、いろんな会社の社長の話をYoutubeで聞くのが好きです。ふとした時に気づいたんですが、業績が爆発的に伸びている会社の社長の話は面白いということです。

ソフトバンクの孫さん、ファーストリテイリング(ユニクロ)の柳井さん、日本電産の永守さん、こういったほぼ一代で自分の会社を日本有数の大企業にした社長の話はとにかく面白い。Youtubeで動画を聞いているとすぐに時間が経つし、何回も見てしまう。

なぜ会社が伸びている社長の話は面白いのか?

なぜこういった伸びている会社の社長の話は面白いのか。それは、社長の話が面白いから伸びているのだと思うのです。
経営学者の楠健さんの著書に「ストーリーとしての競争戦略」があります。良い戦略はつい人に話したくなる面白いものと私は理解しました。
つい話したくなる経営戦略とは、独自性があり納得感があるからこそ面白いものだと思います。ありふれた社交辞令のようなありきたりの校長先生の話ではなく、そんな面白い戦略だったのかと独自性があり驚きがある。そして、奇想天外な話ではなく納得感がある。そういった話が良い戦略なのです。この良い戦略の話をするからこそ面白く感じるのです。

入るべきは面白い話ができる社長の会社

ここまで話してきた通り、良い戦略をもつ社長の話は面白い。ならば、面白い話をする社長の会社に入ればその会社の業績は伸びると思われます。大企業だとこれまでどのような成長を遂げてきたかわかり、今後どのような成長を遂げそうなのかもある程度予測できます。しかし、ベンチャーや新任社長の場合は今後どのように会社を成長させるのか分かりません。その判断に使えるのが、その社長が会社の未来に対して面白い話をしているかどうかです。面白い話をしていればその会社は伸びるといえます。確実ではないですが伸びる可能性が高い。だから、私は企業選びの一つの基準として社長の話が面白いかというのを入れてみるのもありだと思っています。