【ソフビの世界のスゴイ人Vol.13】キムラトイ これぞ現代レトロ!こりすのぽっこちゃん ハッスルオパンチ 昭和のソフビ 造形教室の講師から聞く造形技術 オリジナル怪獣 キカコング 熊猫大尉
今回は、キムラトイさんです!キムラトイさんはオリジナル怪獣を発売されているんですが、もう一つ昭和の時代に放送されていたアニメや漫画のソフビなども手がけられているんですよね。昭和なキャラクターソフビと、オリジナルソフビを手がけられていますね。
ソフビ作家になろうと思ったきっかけ
キムラさん :元々、人形アニメーションを制作していたのですが、 造形以外に興味が薄れ、そのうち、自分で玩具を制作したいと思い、ソフビが比較的、個人で作る玩具としては手を出しやすかったため。
オリジナルキャラクターのこだわり
キムラさん :版権キャラクターをいくつか手掛けた後、 ソフビ作家としてやって行く上でオリジナルを 手がける事は必須であり、 まず最初にマーケティングというか、タイプの違う4種類を制作しようと思い、
1.ベーシックな怪獣タイプで可愛い系
2.ソフビ界では人気のドロドロしたアイツ系
3.こっちもソフビ界では人気のゴリラ系、
4.別件で原型があったのでパンダ
と、作ってみました。
また、版権物キャラクターに関しては、
昭和キャラクターを手がけるというより、 気に入ったキャラクターを作っているので、 東映のアニメーターの 「森やすじ」さんが手がける キャラクターと、昔の漫画やイラストを手掛けた「太田じろう」さんのキャラクターをソフビにして来ました、出来るだけオリジナルの色気のあるラインを拾えるよう、頑張りました、 反面、オリジナルは赴くまま作ってます。
造形教室もやられているキムラさん。
昭和ソフビからオリジナルソフビまで造形や彩色はご自身でやられているんですか?
キムラさん :金型制作以外は全てやってます
彩色のこだわり
彩色は正直ガンプラ作りの延長みたいな感じなので、 はみ出さないよう注意してます、 色の組み合わせは保守的な感じなので、 もっと自分には無いカラーを出せればと思ってます。
ソフビ作家として大変だなと思う部分はありますか?
作りたい物は沢山あるのだけれど、既に作った物を なんとかしないと次に進めない所。
ソフビ製作で難しいと思う部分はどこですか?
作ろうとおもってから、物になるまでが時間がかかる所、 作りたい物と売れる物のバランス。