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【ソフビ制作 粘土造形編 ④】頭や甲羅など細かな造形部分を作っていき...オーブンを使って熱で固めていきます!ソフビ粘土造形その④
ソフ研!粘土造形編 vol.4
粘土造形シリーズ、第4弾!前回はアルミの芯にスカルピー粘土を被せていきましたが、今回も幼少期に戻りスカルピー粘土を足したり、修正をしながら最後はレンジでチン!します!
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キムラさんに手直しをしてもらい、頭のお皿部分を修正。やはりプロの方は、体に染み込んでいますね~!早いです!
形を整えて、いざ!頭の部分に乗せてみます…
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…むむ~…分厚過ぎて、蛇口みたいになってしまいました(汗)。でもまだここからです!
お皿の角度を変えつつ、実際ソフビになった時の事を考えながら修正していきます。
そして、重要なのが『抜くことを考えた時の、接着面の断面の面積』。
ここでも先生のお言葉は頼もしい!!
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修正、修正、また修正!
…と、いう訳でスカルピー粘土を足します。
足して、ならして、黙り込む…集中力がMAXです!
大事な初のソフビ。やはり出来が良くなければ!俺のきゅうかっぱちゃん!!
ここでキムラ先生が、ある事に気付いてくれました。
それは、頭のお皿部分。河童と言えばお皿部分が特徴的です。
そこでキムラ先生のご指導が…
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そうです。きゅうかっぱの頭が平面になっているので、カッパらしい頭にする為にはどういった形がいいのか?といった助言をいただきました。
そうでした!頭には髪の毛もある!まだまだ僕も深く考えなければいけませんね!
早まる気持ちを抑えなくては…。
そしてここでまた、キムラ先生に直接手直しをしてもらい、どういった形にした方が良いかをやってもらいました!
お手数かけます、先生…( ;∀;)
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なるほど!下から斜め上に削り取って、形を整えるのか!スカルピーを足してコネコネしていたので、『減らす』という事が頭になかったです。正直な話。ww そしてそのまま削った箇所を形にする、と… 。もっと道具を使わないといけないですね!
そしてここでキムラ先生からの造形ポイント!
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その後は、ある程度形にして、またキムラ先生に手直しをしてもらい、出来たのが…
こちら!!!
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っぽくなってきたぁーーー!!!!やはり、ラフスケッチ・三面図からはイメージが違う物が出来てきました。
触っている内に『ここをこうした方が…』とか、『この三面図に描いたコレはやめた方がいいかな…』と、色々と考えが違ってきますね。
カッパの甲羅に関しては、最初は粘土を足してモコッとさせようとしていたのですが、先生の助言で粘土で別のパーツを作り、それを背中に貼り付けてヘラを使って一体化させる、という方法を教えてくれました。なーるほど~。
そっちの方がもっと簡単、且スムーズに甲羅が作れる!
甲羅はパーツにして分けないので、一体化します。
そこの所もキムラ先生に手直しをしていただきました (*´艸`*)
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…やってみたものの、やはり甘いのか、キムラ先生に手直ししてもらいました。
先生!ありがとうございます!!
そして、粘土をコネコネし始めて2時間後…ようやく僕の『きゅうかっぱ』が完成!だが、まだまだ終わらないのがソフビ造り…。
造形した粘土をオーブンに突っ込んで、130℃で、15分焼きます。スカルピー粘土の説明に書いてありますので、よく読んでくださいね!
因みに、僕は読んでませんでした(~_~;)
温度を加えると、スカルピーも一旦柔らかくなるので、曲がって欲しくない箇所は下にしない方がいいのですが…
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キムラ先生曰く、これは最初の段階のベースをやくので、その後から色々と、研磨や修正がはいるので、一旦基礎を固める、という事でオーブンで焼いて固めます!(基礎を固めるだけに…ではないです!ww)
そして、痛恨のミス…オーブンではなく、『トースター』を買ってしまった…。オーブンと『オーブントースター』は一応違うのですよね…。
それはさておき、熱が直接当たり過ぎて焦げない様に、アルミを上に(造形に付かない様に)被せれば心配はないそうです!
尚且つ、余熱でさらにしっかり焼くので、扉に触れても熱くないくらいになってから、取り出すそうです。
部屋の中に粘土の匂いが充満しそうですね~。楽しみです!
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ちょっと先っちょが焦げましたが、固い!!そして熱い!!
さて、ここからが大変な作業!
研磨と修正!空気が入ってしまった箇所を削って埋めたり、デコボコをなくしたり…焦げた所を直したり!ww
スカルピーで原型がやっと出来ました!
さて、オーブンでやいて固まったスカルピーの原型が完成!次は、かたちを整えます!
それは次回の動画で…!