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頚部痛を頭の位置と運動パターンから攻略する。
こんにちは。
理学療法士の澤田です。今回は僕の方から1月のテーマ「頚椎」に対する運動療法を紹介していきます。
いきなりですが、皆さんは頚椎のアプローチにどのようなイメージをお持ちですか?
僕はけっこう苦手でした。特に慢性的な頚部痛や肩こりなんかは特に。
徒手療法を行ってもその場は良くてもすぐ戻る
徒手療法以外のアプローチを何やったら良いか分からない
日常生活の「重だるい・痛だるい」原因が分からない
どうしても凝っている部位のマッサージばかりになる
新人のころ、頚部に対してはネガティブなイメージばかりでした。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/43890258/picture_pc_b33713ad48803a126dac1e6918345bb5.png?width=1200)
そのため、頚部のアプローチに強い苦手意識が芽生え、とても辛かった記憶があります。
改善されなくても、僕を信じ、毎回来院される患者さんに申し訳なくて。。。
頚部に対してのアプローチで何か参考になるものはないか、狂ったように調べてました。
当時、徒手療法に傾倒していた自分は、調べるのも徒手療法関連。
実際のアプローチもやはり徒手療法中心でした。
「調べて→実践」の繰り返し。
でもなかなか思うような結果が出ない。
ずっと思っていました。
「何かが足りない。。。」
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/43890281/picture_pc_bc19044f64b09d31ef8efe5f0fb6583e.png?width=1200)
そんな気持ちを持ちながら臨床を行っていました。
そんな時に、ふと恩師のある言葉を思い出したのです。
「人間は動いてなんぼ、正しく動いていれば痛みは出ない。」
もう1回理学療法の原点に戻ろうと思いました。
「運動療法をもう1度深く学びなおそうと」と。
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/43890295/picture_pc_956f39bc883574f0e52e4326c7da2a04.png?width=1200)
そして、臨床でも徒手療法中心だったアプローチに「運動療法」の割合を増やしていきました。
それにともない、臨床での結果も少しずつ出るように。
この経験から、僕は今でも頚部の理学療法でも運動療法を中心に組み立てることを意識しています。
特に慢性的な肩こりや頚部痛に関しては絶対に運動療法取り入れたほうがいいと実感してみます。
前置きが長くなりました、すいません。
徒手療法も大切なのですが
徒手療法+運動療法(慢性的であるほど運動療法の割合多め)
今では当たり前の考えかもしれませんが、この組み合わせが最大限に効果的なアプローチだと考えています。
今回の記事で読んでもらいたい人は
✔️慢性的な頚部痛に対してのアプローチが分からない
✔️徒手療法中心に行っているが「症状の戻り」で悩んでいる
✔️アプローチ(特に運動療法)の幅を広げたい
✔️頚部の運動パターンを知り、臨床に活かしたい
この記事を読むと何が得られるかというと
✔️慢性的な頚部痛に対してのアプローチの幅が増える
✔️頚部痛に対して評価結果から適切な運動療法を選択できる
✔️「症状の戻り」の悩みを改善できる
✔️頚椎の運動パターンと運動療法の知識が増える
それではよろしくお願いします!!
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/43890318/picture_pc_2fd5834e09bd6af0a2ac78097869c2ae.png?width=1200)
頚部の運動パターン
□運動パターンとは?
まず運動パターンとは何か?ということですが、簡単にいうと
運動する(または関節を動かす)時の身体・関節の使い方のクセでしたね。
詳しくは
「リアル運動療法マガジン第3弾!!理学療法士が行う運動療法」https://note.com/yuusuke_pt_mrc/n/na59a23074226#1kgl
の記事の「①運動パターンの改善」をご参照下さい!
クセが強くなるほど、毎回その部位が同じ方向に動き、ダメージが蓄積されます。
ダメージが組織の限界を越えた時、痛みになるということでした。
そして、この痛みの原因となる動かし方のクセが「不良な運動パターン」とされています。
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