それって起業する必要ある!?
先日もある経営が思わしくない相談客さまのところに行ってまいりました。
その内容はやっぱりいつもと同じことで、このコラムをウチのページの「よくある質問」に入れてもいいんじゃないかという気になっています。
そもそも「コレ」を間違っている、もしくは無いという方は起業に向いていません。
「自分らしい素敵な生活」を手に入れる事に関しては大賛成です。
その手前の部分。
その起業、
『あなたである必要あります?』
まず、最初の問題。
起業するとなったら、あなたはビジネスをしなければなりません。
「あなたはいったい何を売るのですか?」
まず、そこがフワフワしています。何を購入したらいいのか分からないという問題。
肩書に凝りすぎて意味不明だったり、やたらとたくさんあったり長かったり。
これは僕も複数の肩書があるので大きな声では言えませんが、会う人によっては「写真作家」だったり、「演出家」だったり、「クリエイティブ・プロデューサー」と言い換えていたりします。
まず、自分は「誰」か、しっかりと確定しないと「信用」を得るなんてことは不可能です。
次に、誰かの講義を受講して資格をとって起業された方に多いのですが、
その「資格」は毎月多くの方々が取得されているということ。
有名であればなおさらです。
それだけいて、「何故わざわざあなたから購入しなくてはならないのか?」という問題。
自分が「有名」なことに惹かれ「これは素晴らしい」と受講して「資格」得て
看板を掲げて起業しても、同じ事をしている方は物凄くいらっしゃるのです。
あなたの技術を必要とされている方は日本中にどれだけの割合がいて、どれほどの同業者かいるのでしょう?
同じ事がいえるのが『美容室』
現在はコンビニと同じくらい存在しているそうです。
その中で、選ばれる理由。
それをあなたは持っていますか?
流行っている美容室には絶え間なく予約が入り、次々と新しい店を出店させたりしています。
それには、秘密でも何でもない理由があります。
ブランドだからです。
「行く理由」があります。
あなたは、「資格」に気を取られていて「行く理由」について考えていますか?
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