あなたの本当の魅力を、正しいポジションで描くアーティスト。

昨年くらいから（でしたっけ？）「撮りたいものしか撮らない」宣言という何とも生意気すぎる発言をして一部でお叱りも受けました（らしい）ゆーりママこと篠原有利です。

「らしい」というのは、そうした外野の声を聴かないようにしていたら本当に聞こえなくなったもので（笑）

それまで収入の大きな部分を占めていました「イベント撮影」や「ステージ撮影」と、「パンフレット用の写真撮影」も、「人物撮影」の多くもお断りするようになりました。

じゃあ、何を撮るんだ！？

自然・風景と、
人物に関しては、その人に「心が動くかどうか」

実に生意気です。
もともと、何故そんなことを思ったのか？

イベントやステージを撮らなくなったのは、やはり僕自身が演出家であることが大きいです。僕自身が「これは違う」と思うものを撮れなくなったからです。

「演出」には様々な感情の導線、気持ちの重なりというものがあります。
解釈はそれぞれなのはあって当然です。

それを「演出家・篠原有利」が撮ることに問題が生じたからです。
「良い・悪い」ではなく、「違う」というだけですが、それを受け入れるだけでは「演出家・篠原有利」は存在できなくなってしまいます。
もちろん、プロとして撮影に専念するカメラマンは多くいらっしゃいます。
僕なんかよりも技術の面では本当に素晴らしい方々が多くいらっしゃいます。

それでは、作品の為にも
彼らが撮るべきなのでは？そう考えます。

僕が撮ると、僕の視点になります。
篠原有利の視線の「作品」になります。

それは求められているものじゃないです。
パンフレット用の写真も同じ理由です。

いま、カメラがとても入手しやすくなって、「カメラマン」「写真家」を名乗る方々が多くいらっしゃいます。
その方々にもっとチャンスがあればいいとも思っています。

専業の人にとっては、撮影は貴重な収入源です。
でしたら、その方々にもっと収入が回るようにしなくてはと思っています。

ゆーりの収入源は？

これらを辞める時に「勿体ない」とのありがたいお言葉も頂きましたが、
家族はもう慣れたようで「それを続けるような器用さがあったら会社辞めてないよね（笑）」とあっさり(;^ω^)

僕は複業家なので、マネタイズ、別のキャッシュフローは創っています。

またそうした「マネタイズ」を芸術家に伝える仕事もしています。
自分の作品に拘りたいのに「お金」の問題でどうにもできないという事案が無くなればいいと思っています。

それでも、根っこの部分は芸術家なので、たまにどうしても撮りたいと思える人と出会います。

容姿は関係ありません。
その人の、佇まいというか、心の「在り方」がどうか。
それが美しい人は、圧倒的に美しい作品になります。

僕の仕事は、その人の美しい心をそのまま作品にすること。
「史上最高のあなた」を撮影することです。

多くの人が「自分なんて」という気持ちでいます。
コンプレックスを抱いています。

僕は、そのコンプレックスさえも「正直な視点」で魅せることで、美しい美徳にする。
被写体の「物語」を素晴らしいものに「演出」することに専念する。

以前から、僕が撮る人は自分に対してコンプレックスを抱いていました。
それでも、僕が撮る写真を喜んで「初めて自分の顔を何度も観るくらい好きになった」と言ってくださいます。

「誰からも求められないと思っていた。認められたことなんてなかった」

それは、自分の自分に対する「視点」が違っていたのです。
「私はこんなだから」と自分に悪いレッテルを貼り続けていたからです。

僕は、それを正しいポジションへと導く「演出」をする。

それが僕の「芸術」であるからです。

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