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2018年を振り返る的な記事が多く出回る時期ではありますが、こうしてみるとやっぱり書きたくなるものです。


いかがお過ごしでしょうか、クリエイティブ・コンシェルジュの篠原有利でございます。

私の主宰しますOffice ELANでありますが、自営の適当さで仕事納めは31日、仕事始めは1日という何とも粗末なスケジュールでございます。

いかに私にプライベートが薄いかが露呈していますね(笑)

とはいえ、明日からは新作(ラジオとオーディオドラマ)の準備に入りますので気楽な作業になりますので、気持ちの上では今日が仕事納めな感じもあります。

そんなわけで、このコラムも2018年の分は最終回ということで、今年の私の活動をまとめてもいいかなと思いまして書いております。

2018年は確かに変化のある年だったと自覚しています。
特に大きな変化は、映像業務のご依頼の殆ど(【あいをつぐ】を除く)を終了したことでしょうか?

また写真に関しても、プロフィール写真(遺影を含む)以外のご依頼を全て終了しました。

メインの収入源だった事業を何故辞めたのか?
本当にたくさんの質問(時には罵声や批判)を受けました。

今年からは「本当にやるべきこと」に集中しようと思い、そのためにも自分の便利な部分を切り捨てることを決断しました。

ご依頼を受けて、人の言われる作品創りもそれはとても大変で意義のある事だとおもいますが、私のやる仕事とは何だろうと考えた時に、違和感を禁じえませんでした。

私の技術・スキルを用いることの社会的意義、それを想った時に、基本的な理念である
【BUILD A FAIRWORLD】平等な社会の構築
そこに立ち返るべきだと思いました。

その為にも、私はこの技術で自分だけが稼ぐのではなく、私のようなクリエイター全てが自身の能力を事業として成立させられるような、また自身の技術をまだ持たない人にも、その自身の【価値】を発見・開発をしていけるようなシステム・プラットフォームの基盤となるような『実践を伴ったデータ作成』をもっとと揉めなくてはいけないと思いました。

私はそのために、自分の便利な部分を切り捨て、『無名な人間』として「どう行動すべきなのか?」という問題を真正面から見直すことにしました。

これまでのマーケティング、そもそもビジネス全般における『人脈主義』は、これからも社会の流れの中で中心に在り続けるものだと思います。
しかし、これまでのような『マス』の時代は終焉を迎えていってます。

未だにテレビの影響力はトップであることは間違いありませんが、それは未来もそうであるかというと否というほかありません。

インターネットの発達は個人の発信を自由なものとして、その独自性を求めるようになりました。

【個】の時代の到来はすでにあたりまえのものとなっています。

そんな【個】の時代にあって、これまでのような『人脈主義』が成立し続けるのだろうか?という思考と、コンサルタントとしての私のクライアントの多くが『人脈』を広げられるような立場を持っていないということも重なり、私の方向性はすぐに決まりました。

【個】のマーケティング。

その『実践』と『実験』に集中しよう。

それが2017年の末に思ったことでした。

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