アーティスト・マーケティングとは?
アイドルを本気で売りたいと思ったら?
アメブロでは劣悪な芸能事務所に対する文句で終始しましたので、こちらではきちんと
【方法論】として、どうしたら売れるアイドルを創る事が出来るのかを書いてみたいと思います。
これはビジネスの多くの事例において共通していることですので、芸能関係でない方にも参考になると思います。
そもそも「お前は何様だよ?」という疑問があるかと思います。
私は、今でこそビジネス・プロデューサーをしていますが、もともとは俳優として活動していました。
「俳優なんかで食っていけるわけがない」
まったくその通りです。
とくに、僕は特に目立った特徴もなく、飛びぬけたイケメンでもありませんでした。
そこに【価値】を創ったのです。
わき役としてのスキルを徹底的に身に着け、映画監督志望でしたのでその視点から「何を求められるか?」にこだわりました。
自己顕示欲を捨て、『圧倒的な客観性』(これは今も自分の最大の武器です)で、使い勝手のいいわき役像を自己プロデュースしました。
福岡在住という地方の役者としてはそこそこの収入でしたよ?
そのスキルを応用して、他者をプロデュースするようになるのは自然な流れです。
芸能とビジネスは相反するものというイメージがありますが、本当に相反していてはあれだけ巨万が動くわけがありません。
俳優という『商品』を売ることは、他のビジネスとまったく変わりません。
最近の芸能界は、ビジネスモデルに偏りすぎているように感じられます。
それはAKBの成功があったからでしょう。
しかし、それは才覚あってのことです。
私はブログで【コンテンツ】にこだわるべきと書きました。
AKBは一見してビジネスモデルで成功したと思われがちなのですが、実はあれほど【コンテンツ】にこだわったものは無いというくらい【コンテンツ】を重要視した結果での成功です。
AKBの【コンテンツ】
それは『未完成』という【コンテンツ】でした。
「自分たちが応援しないといけない」という【ストーリー】を築き上げました。
見事なビジネスの才覚です。
『逢いに行けるアイドル』というコンセプトは、ファンから『参加者』へと意識を変えさせ、
自分が何とかするという感情を創り出し、握手券・総選挙の投票券を封入することで、ひとりのファンが大量にCDを買うという社会現象をつくりました。
モラル的には問題あるかもしれませんが、時代を創ったという事に関しては異論はないと思います。
それをきっかけとして多くのアイドルを同じように創造しようとしてビジネスモデルだけを引用して立ち上がりました。
地下アイドルの誕生です。
知名度だけの為に、奇抜な行動や無理なキャラづくりで画策しましたが、成功を収めているのは少ないです。
それは何故か?
【コンテンツ】を御座なりにしているからです。
可愛ければいいのか?
可愛い子はたくさんいます。
どの子も可愛いです。
その中で、どうしたら突出させることが出来るのか?
それは、
【ストーリー】です。
ある特別なアイドルの話をしましょう。
活動期間は六年ほどと、比較的短いものですが、
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