会社員2.0

派遣会社に登録して、「仕事が無い」とぼやく生き方をしている人がいらっしゃいます。

それと同じ事を、この目で拝見しておりました。

役者志望の若者が芸能プロダクションに所属して「事務所が弱小だから仕事が無い」と言っている様と同じだと思っております。

私はよくこのコラムやブログを通して言い続けていますことは、

『グチを言っている暇人に仕事は無い』という事です。

常に【行動】にしか【結果】は無いと申し上げておりますが、

では、この『グチ』という行為は【行動】でしょうか？

まったくの「いいえ」です。

お暇な事で大変結構でございますな。

さて、仕事を得るためにはどのようにすればいいのでしょうか？

自分には何ができるのか、証明することが第一の【行動】です。

申し上げますと、「与えられた仕事をする」のは『学生のバイト』と同じです。

マニュアル通りに手を動かすだけの事でございます。

それしか出来ないのなら、学生がやるようなバイトをお探しになるしかありません。

いま、多くの仕事場で人手不足が叫ばれています。

なので、企業は対抗措置を打ち始めました。

「人はいらない」宣言を始めているところも出てきました。

単純な作業は機械に任せても大丈夫な時代が既に始まっています。

多くの仕事が人を必要としなくなっています。

いま人手不足の所も、もう人手を要らなくした方がいいと考えを変えるようになっています。

いま、企業で必要とされている人材は『エンジニア』です。

福岡に拠点を構えていますと、そんな時代の流れを感じる事が出来ます。

福岡はIT企業が多く存在しています。

第二のシリコンバレーと呼ばれる一因です。

都市部のあちらこちらに新しいオフィスビルが建築されています。

そんな中、あなたはどうしますか？

必要とされない仕事を続けるのですか？

バージョン2.0のあなたを始めるしか生き残る方法は無いのです。

必要とされる職種を学ぶのか？

それとも、会社を利用することができるフリーエージェント・ビジネスパーソンになるのか？

会社に仕事が無いと、文句を言っている人材はもう必要ないのです。

会社に仕事と利益をもたらす存在が今の企業には必要なのです。

イノベーションは社長だけが起こす事と思っているのなら、あなたはいつまでもそのままです。

ムーブメントの引き金は常に現場にあるという事をお忘れなく。

あなたは、企業と契約する人材にならなければなりません。

いつまでも『下請け』では、今の時代を生き残るなんて不可能です。