
自分『ランキング』を再設定する。
人間はその立場を自分で設定してしまい、そこから動けなくなる性質にある。
人間は自分自身で「勝手に」限界を設定することが出来ます。
その設定はとても厳密過ぎて、時には命を奪うこともあります。
「あーあ、彼氏が欲しい」
女性陣は比較的とてもスマートでいるので「理想」を崩すことは少なめではありますが、
一部の女性と多くの男性は、ゴール設定が低すぎる傾向にあります。
「こんな人と付き合いたい」と明確なビジョンはできているのに、設定されたターゲットはまったくその層ではない。
妥協とは言い方が悪いのですが、そこに「私なんて」という意識が働いていないかと言えば決してそうではないと思います。
「私はこれくらいのランクだから、これくらいの人が丁度いいのかな?」
さて、その「ランク」はいったい誰が、どのような理由で設定をしたのでしょう。
これは「絶対に悪いこと」とは言い切れないのです。
何故なら、わざとでは無い。人間が無意識に環境や経験から作り上げた「ランク」だからです。
先日、僕はショッピングモールで倉木麻衣さんのイベントに紛れ込みました。
僕は20年来のファンです(笑)
そこではミニライブのほかに、CD購入者特典で本人から得点のカレンダーのお渡しとハイタッチがあるというので
・・・・・・並びました(;^_^A
そこで感じた『人と逢うことのエクスペリエンス』というテーマはまた別に書きますが、今回は僕の無様さについて。
そう、僕は極度の緊張と生来の人見知りを発動してまともに顔も見れなかったのです。
固まった笑顔を凍り付かせてギクシャク・ギクシャクとハイタッチ。
ほぼ不審者です。通報しないでくれたスタッフさんは優しい!
僕は元々仕事柄、芸能人には慣れている方です。
時には大御所俳優にもズケズケと言わなければならないことも数多くあります。
そんな僕でさえ、「ギクシャク・ギクシャク」なのです。
それは、僕が勝手に自分の「ランク」を最下層にしていたのでしょう。
そんな最下層な僕が神さまの近くに行けるなんて・・・という気分になっていたのです。
ファンは、その対象を神と形容します。
そのように、勝手な「ランク」をつけてしまいます。
よくある場面では、居酒屋で気楽に話していた隣のおっさんが自社の社長だった場合。
「社長」と「おっさん」が同一人物でも、自分の「ランク」を設定してしまうのでガチガチになることでしょう。
自分の「ランク設定」というのは変えられないのでしょうか?
ここから先は
¥ 500
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?