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shinsukesugie
あとで後悔をしないように | 気まぐれ日記
2024/07/02
どんなに身近な店でもいつでも行けると思わないこと、どんなに大切な人でもいつでも会えると思わないこと。
結局、積極的に関わろうとすることでしかその関係は守れないんだ。もし失われてつらく悲しいのであれば、それは失われる前からお前たちにとってもっと価値があったものなのだ。
たまに行ってああいい店だ、と思う店は、お前たちが訪れない間もずっとあいていたんだ。
久しぶりに会ってよかったと思う人は別れて生きていた間もきっと、お前たちを忘れてはいなかったんだ。
だから、あれこれ遠慮するな、あれこれ考えるな。
電話をしろ 手紙を書け 会いに行け。
後で後悔しないように。
スマホのメモに残して、時々読み返すお父さんの言葉。大好きなドラマのこの台詞はいつもわたしの心をぐんと動かす。
コロナ禍で経験した会いたい人に会えない辛さ、苦しさ、寂しさ。触れ合うことの喜び。ぎゅっと抱きしめて、手を握ることの安心感。好きなひとの匂い。
SNSを通して画面越しに簡単に繋がることができるこの世界で、わたしたちは本当にその人のことを、理解できているのだろうか。自分のことをちゃんと表現できているのだろうか。幾重ものフィルター越しにしか、誰かを見ていないのではないかと不安になる。だから、わたしにとって会って話すこと、目を見ることはとても重要で。それはわたしが相手を理解したい、ということにおいても、わたしを理解してほしいということにおいても。
いろいろ考えてしまうけれど、あれこれ考えてしまうけれど、いつだって自分の心は自分だけのもの。
ここからの3カ月間はわたしにとってとても大事なものになる。ような気がしているな。慎重に、思い切り、軽やかに、少しの執着を携えて。
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