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#2 気まぐれ日記 | ドーナツが食べたい

10月16日(月)

車の中でスープを飲んでいたら、車が止まる瞬間にぐびっとアツアツのスープが喉に流れてきて、悲鳴が出た。夫が悪いわけではないのに、夫のせいにして八つ当たりした、ごめん。箪笥の角に足の小指、ぶつけた時みたいな気持ち。

昨日立ち寄った喫茶店での会話。
マスター「真夜中のドーナツが大好きなの。私にとっての真夜中は22:30で、ふと目が覚めて、おとといはチュロスを食べたわ。」
客「目が覚めたから食べたんじゃなくて、それは食べるために起きてるんじゃないの。」
そう言って、カウンターに座ったご夫婦とマスターは笑っていた。そういえばしばらくドーナツを食べていないことに気がついて無性にドーナツを食べたいと思った。一見さんお断り!という感じの雰囲気のお店だったからちょっとだけ居づらかったけど、素敵なお店でした。今度はちょっとマスターともおしゃべりしてみたい。

知り合い農家さんの元気が出る野菜

10月19日(木)

戦争のこと。平和のこと。わたしにできることはなんだろうか。世界はまわり、わたしはニュース記事を読んだ2時間後にはコンビニでご飯を選んで、買って、当たり前に食べている。矛盾だらけの気持ち、世の中、世界。やるせない。無力感。でも、まずはもっと知らなきゃって思う。中田敦彦さんのYouTubeを友人に勧められて、騙されたと思って見たら(言い方すみません!)解説が本当に分かりやすかった。おすすめである。当事者意識を持つこと、これだけで世界の見え方が変わる。

10月20日(金)

仕事で悔しいことがあって泣いた。心を使った分だけ、悲しかったから、だと思う。でも、そういう気持ちになれること、それは、そういう仕事ができていること、自分の仕事を大事にできているということ、だからそれでいいはず。

大好きな友だちが結婚祝いに、とご飯を奢ってくれた。美味しいお酒とご飯。他愛もない話。わたしたちは違うから楽しい。違うのに同じで、おんなじことに悩んだり迷ったりしてて安心する。近くて遠い、遠くて近い、そんな彼女を心から愛している。

彼女と一緒に暮らす彼は、彼女にとってもぴったりだということが話を聞いているだけで分かった。彼女のそばに彼女の良さを理解して、伸ばし、守ってくれる人がいるということがすごく嬉しかった。人というのは時々どうしようもなくあやうくなる。彼女もわたしもそういうお互いの弱さも知っている。でももう大丈夫なのかもしれない、わたしも彼女も。そう思うと、ほっとして、心から楽しい時間だった。

テリーヌ美味しかったな

10月21日(土)

電車で珍しくうたた寝してしまって、起きたら降りるべき駅で、慌てて降りたら買ったばかりのパンを忘れてしまった。なんてこと。へこむ。でも半分は食べてあった。ちょっと救われる。でも悲しい。わたしのパンどうなったかな。

学生時代の恩人に会った。母のようなひと。いや、母。忙しくても会いたいひとにはこうしてちゃんと会わなきゃって思った。いつまで会えるか分からないし、いつまでも会いたい。


10月25日(火)

電車を乗り間違えて(また電車ネタ?)遠いところに着いちゃってげんなりした。今日は実家に早く帰ってママと話したいことがたくさんあった。でも気を取り直して開いた本が本当に面白くて、いい時間を過ごした。あぁ10月も終わるんだなあ。あっという間の日々。たしかな日々。そういえば珍しく料理をする気になった夫が豚汁を作っているらしい。明日家に帰って飲むのが楽しみ。そうだ、竹富島で買ったピーヤシを入れようっと。

そういえば会いたい友だちに会って号泣してる夢を見た。海の向こうの大親友。元気かな、連絡しよう。夢の中だけど、すごく元気そうで安心した。会いたいな。

早朝
朝ごはんってしあわせ

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